一歩踏み出した先の景色。

2016.06.07

木島 明日香
コーポレート

はじめまして。5月より、仲間入りしたコーポレートの木島です。
イヤイヤ期真っ最中、猛獣と化した2歳の息子がいます。

社会人になってからも母親になってからも自分の行動次第で、世界はどれだけでも広がっていく。
そう感じる今日この頃です。

Slack for iOS Upload (1)

写真:趣味のサーフィン。

そんな私の、エバーセンスに辿り着いた経緯と、
誰かの…あわよくば悩める働くママの、
なにか一歩が踏み出せるきっかけとなればいいな~と思い、書かせていただきます。

えっ? うそ… どうすんの?

前職はアパレルを主とした広告代理店にいました。
営業アシスタントとして従事していく中で、
結婚、出産。
女性が入社しても体力的に厳しく定着せず、8割が男性の会社でした。

それでも私の場合、この人(達)のために頑張る!と思えるような上司がいて、
自分を慕ってくれる後輩やクライアントがいたからこそ乗り越えてこれたのでした。

 

「えっ?うそ…急に言われても…どうすんの!?」
妊娠がわかり上司に伝えた時、言われた言葉です。

 

がつーーーん。

 

時代劇で見る、首をパーンとはねられたように衝撃的でした。
いまでも一言一句頭に残るほどのダメージ。
このセリフを言ったのは、まさにこの人のために頑張る!と尊敬してきた上司(男)。
私なりに会社のためにと努力もしてきたつもりだったのですが、妊娠が会社に不利益なこととみなされたのだなと感じました。

つわりで欠勤、遅刻が許されない空気。
どうにか遅刻して出勤、「申し訳ございませんでした」と言う毎日。
有給の使用をまったく快く思われない空気感。
他社員への示しがつかないから、と時給制での雇用。

正直辛い毎日でした。
それでも育休後、復職したのは逃げたくないという、
小さなプライドでした。

 

あきらめない

復職したものの、時短勤務が圧倒的マイノリティーで「マイノリティー = 悪」のような環境は変わらない。
この人のために頑張ろうとと思える存在もいない。

ここで働いていても、前向きな形では私はもう報われない。
なぜなら子供を産んだから…。
そういうむなしさに襲われていました。

そう思うと、もう転職するか専業になるかを本気で考えるわけです。

働くママである友人、知人の話を聞いても
「仕事と育児を両方しようなんて考えた、私が悪いのかな…」と思っている人は、決して少なくないように思いました。
(育休終えて不本意な仕事に変わった人も多かったり)

私があきらめずに転職にこだわったのは、自分で自分を誇らしく思えるステージに再度立ちたかったから。
子供がいたって、いなくたってきっと輝けるはず。

そんな一心で、Facebook上で、ふと目に留まった「wantedly」をポチポチ。


時短という条件自体が厳しいのは承知の上、話を聞きに行くも、ピンと来ない。
あーここもきっと…と訪問した「エバーセンス」。

今まで働く上で、子供がいることを言いたくなかった環境にいたせいか、
子供の話で笑いあえた面接に驚き、自分の話をすべて正面から受け止め、「私自身」を知ろうとしてくれたことに感激、
言葉の節々から伝わる社員同士の雰囲気の良さにほっこりし、、、

 

「入社したい、この人たちのために役に立てるなら最大限頑張りたい。ここで働いてみたい」

いつのまにやら、そんな思いであふれていました。

 

一歩踏み出した先に

Slack for iOS Upload

写真:この扉を開けると、外見とのギャップに驚くオフィスが。


生き方の正解がわからないからこそ、私はいくつになっても「これでいいのかな……」と悩むことが多いです。
でも、これまでを振り返って思うのは「今、苦労しながら取り組んでいることは、絶対に無駄にならない」ということ。

子供がいてもいなくても、活躍できるか否かは自分次第。
ただステージは用意していただけるのがエバーセンス。

前職で出会えた人には感謝をしているし、楽しい思いも辛い思いもひっくるめて、
あのときの自分があったから、今こうしてエバーセンスにいられる。
そう思えるほど、今は毎日がご機嫌なのです。(まだ入社一ヶ月にもかかわらず)

 

エバーセンスでは「すみません」と謝ると、
「違うよ。”サンキューです”なんだよ」 と言ってくれます。

 

これでどんなに心が軽くなるか。
エバーセンスには働くママも多いですが、年齢関係なく全員が尊敬できる存在です。

 

あの時、あきらめないでよかった。
あの時、一歩踏み出してよかった。

 

エバーセンスでの、
未経験からのコーポレート業務は多岐に渡って大変ですが、
私の原動力はみんなの笑顔です。


みんながますますご機嫌に働けるよう、精一杯今日も駆け抜けます。