赤ちゃんが「ものを掴める」ようになってくると、掴んだものを投げてしまうことってありませんか?力いっぱい容赦なく投げるので、どうにかしたいと悩むママも多いようです。
そこで、同じように悩んだ先輩ママにアンケート(※)を実施し、体験談をはじめ、解決方法や対策方法を聞いてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね!
「投げちゃだめ!」と怒ってみたけど…
先輩ママのアンケートから、赤ちゃんがおもちゃ・離乳食の食器・食べ物など…とにかく掴めるものは何でも投げてしまう、という体験談が多く寄せられました。
掴んだり投げたりする動作は成長の一環です。しかし、ときには固いものを容赦なく投げてしまうこともあり、児童館や保育園などでお友達にケガをさせてしまうのでは…と心配するママも。「ものを投げてはダメだよ」と叱ったママもいましたが…
ものを投げた後にこちらの様子を伺っていたため、だめだよと叱りました。やめてくれるかと思ったのですが、その逆。面白がって何度も投げる行為を繰り返してしまいました。(匿名ママさん)
ママの反応を面白がって、逆効果だった…なんてことも。また、叱ると赤ちゃんがのけぞって、癇しゃくを起こしてしまったというママもいました。
先輩ママはどのように対応したの?
それでは、ものを投げる行為をやめさせたいときは、どのように対応するといいのでしょうか。先輩ママたちに聞いてみました。
「痛いと言っているよ」と伝える
ものを投げたときに「●●が痛いって言ってるよ」と何度も言うと、ときどき手が止まるようになりました。根気よく言い続けていこうと思います。(うたぺそママさん)
特に多かったのが、「投げられたものが痛いと言っている」と伝えることでした。すぐには効果がみられないかもしれませんが、根気強く言い続けていると、何度か手が止まるようになったという声も。「ものは投げてはいけないものなのだな」と、赤ちゃんに少しずつ伝わっていくようです。
泣き真似をする
私が寝転んでいるときに、赤ちゃんにマグを思い切り投げつけられ、体に青タンができました。私が「痛いよー」と泣いているフリをすると、ヨシヨシしてくれて…。それからはものを投げる行為は少なくなりました!(叶葵ママさん)
痛いと伝えることと同じですが、ママ自身に物が当たったときなどは、泣き真似をしてみるのも効果があるようです。「投げるとぶつかる」「ぶつかると痛い(ママが悲しむ)」と、連想させてあげるのも1つの方法ですね。
根気強く叱った
ボールなどならいいのですが、大きめのおもちゃを投げるのは、やはり危険な行為。根気強く、その都度叱るようにしました。すると、少しずつですが投げる頻度が少なくなりました。(海ママさん)
なかには、危険な行為ということをわかってもらうために、根気強く叱るママもみられました。
ものを投げることを前提にした対策も!
先輩ママのなかには、ものを投げるのをやめさせるのではなく、投げられないようにしたり、投げることを前提にした対策をしているママもいるようです。
投げても落としても良いものを持たせる
うちの子は、家だけでなく外出先(屋外)やレストランなどでも、持っているものは全て床に投げ落としてしまいます。なので、手に持たせるものは、使い捨てスプーンなどの落としても良いもの・替えがきくものにしています。(ゆうだいママさん)
食事中に食器やカトラリーを「投げ落とす」という行為もあるようですね。使い捨てのカトラリーなら、例え人にぶつかってもシルバーのカトラリーと比べて軽いので痛みも少なくて済すみます。ただし、フォークの場合は軽くても先端が危ないので注意しましょう。
ベビーカーやベビーチェアなどに紐でつなぐ
移動中に、お茶の入ったマグを投げてしまうので、マグとベビーカーを紐でつないで、地面に落ちないようにしました!遠くまで転がっていかないので便利です!(うたぺそママさん)
ベビーカーなどに乗っているときにものを投げるなら、ものとベビーカーを紐でつなぐのもいいですね!
紐の長さを調節しておけば、ものが地面に当たって割れたり遠くまで転んでいったりするのを防げます。おもちゃを投げてなくしてしまうのも防げますよ。
対策をしつつ根気よく伝えてあげよう
赤ちゃん自身は悪気があって投げているわけではないので、「投げるのはよくないこと」と伝えてあげると良いですね。
先輩ママたちの体験談を参考に、できる範囲で対策をしながら根気強く伝えてみてください。
※アンケート概要
実施期間:2019年9月27日~10月1日
調査対象:ninaru babyを利用しているママ
有効回答数:66件
収集方法:Webアンケート