これは、創業の頃からずっと私が伝え続けていることで、起業した理由でもあります。
また、いいサービスを作るためにも、一番大切なことだと思っています。
「”いい”大学に行って、新卒で”大きくて安定した会社”に入って定年まで働き続ける」
ことが正解だった時代は終わりました。人生に正解というものはなく、自分が選んだ人生を正解にするしかないので、それが幻想だとはっきりしただけなのかもしれません。ただ、今でも、その生き方も「幸せになれる選択肢の一つ」であることは確かです。
個人が会社から仕事をもらえる時代になり、フリーランスの方が増えています。「どう生きたいか。何を大切に生きたいか」で、会社や働き方を選択する時代になってきています。個人の価値観が多様化している、もしくは、もともと多様だった個人の価値観が顕在化している。
その一方で、会社はあまり多様でなく、画一性が強い。学歴重視、年功序列、新卒重視、スーツ、会議と報告の多さなど。これらが正解の会社もあれば、意味がない会社もある。
個人の生き方と同じように、会社の制度、文化に正解はありません。エバーセンスにとっての正解は、
「エバーセンスのみんなが、ご機嫌に活き活きと、人生を楽しむ」
ことができていること。そうしていけるような、制度や文化でありたい。そして、僕らがそんな会社をつくる、そんな会社でいることで、他の会社にも「僕らなりの幸せを考えよう」なんて、少しでも影響を与えられたらいいなぁと思っています。
個人と同じくらい、多様性がある会社、社会にしたい。
そして、多様な会社が増えることで、幸せに生きる個人が増えてほしい、と願っています。
代表取締役社長
牧野 哲也
エバーセンスには、大事にしたい7つの行動指針があります。
メンバー全員が行動指針に真摯に向き合うことで、ごきげんに働きながら、ユーザーのためにいいサービスを作ることができるのです。