ママとパパにとってかわいいかわいい宝ものである、赤ちゃん♡男の子でも女の子でもかわいさは比べようがありませんが、女の子の赤ちゃんは「女の子ならでは」の特徴やかわいい仕草、育児をするうえで楽しいところがたくさんあります。
そこで今回は、女の子を育てる先輩ママたちと座談会を実施!そこで出た、女の子の赤ちゃんの特徴を10個まとめました。
女の子の赤ちゃんあるある座談会メンバー
Sママ
7歳の女の子と3歳の男の子、2人の子供を育てています。
9歳の女の子と7歳の男の子がいます!
Yママ
Tママ
4歳の女の子を子育て中です。
3歳の女の子を育てています。
Hママ
女の子の赤ちゃんの体の特徴は?
Sママ
うちは男の子と女の子がいるけど、男の子に比べて女の子の赤ちゃんのほうが小さくて触った感じが柔らかい気がします!筋肉があまりないような感じで、ふわふわしてる。思わずぎゅっとしたくなるような心地よさがあるな。
わかる〜!
触った感じだけじゃなく、柔軟性があるという意味でも柔らかい気がする。身軽な感じ。
Hママ
女の子の赤ちゃんの体の特徴は、「柔らかくて小さい」ということです。
「柔らかい」については、筋肉量や体の作りなどが関係しているのかもしれません。「小さい」については個人差がありますが、実際に成長曲線を見てみても、男の子よりも女の子の赤ちゃんの方が少し小さめな傾向にあることがわかります。
周りの男の子と比べて小さめかも…と不安に思う必要はありませんよ。
女の子の赤ちゃんの成長曲線(身長)
男の子の赤ちゃんの成長曲線(身長)
女の子の赤ちゃんの成長曲線(体重)
男の子の赤ちゃんの成長曲線(体重)
成長曲線とは、厚生労働省が出している、統計からみた乳幼児の成長推移の目安です。
一般的には、下限と上限の線の中に入っているか、入っていなくても、成長曲線のカーブに沿うように成長していれば問題ないとされています。
女の子の赤ちゃんは、同性だからお世話がしやすい?
Yママ
赤ちゃんのお世話をするという面で最初は戸惑うこともあったけど、身体は自分と同じ作りだから、お世話の方法や洗い方で悩むことはそんなになかったかも。
私は、女の子の赤ちゃんのほうが、思考が想像しやすい気がします。言葉は話せなくても、なんとなく「今はこんなことで怒ってるのかな…」って、自分に置き換えて考えてみるとわかりやすい!
Tママ
「男の子は未知だけど、女の子は自分のミニチュアのようなもの」という女の子ママたち。
体をお世話する方法や、心がどう動いているのかは、同性である女の子の赤ちゃんのほうが、男の子よりもわかりやすいと感じるママが多いようですよ。
女の子の赤ちゃんはママと体の作りが一緒とはいえ、おむつ替えには戸惑うかもしれません。特に女の子は膣や尿道にバイ菌が入りやすいので、おむつ替えのときは次のポイントを意識するといいですよ。
- 前から後ろにむかって拭く
- 拭いた後はすぐにおむつを履かせず、少し乾燥させる
女の子の赤ちゃんの髪が生えるのはいつ頃?
Sママ
女の子だからかわいい服を着せたいのに、髪が生えなくてなかなかサマにならない…
街で「男の子ですか?」って言われたりして(泣)
うちはずっと帽子をかぶらせてたよ!そしたらなんとなく、女の子に見える(笑)ヘアアクセサリーもかわいいものがたくさんあるのに、小さいうちはお預けを食らった気分になるよね…・
Yママ
女の子に限らず、赤ちゃんの髪の毛が生えるスピードにはかなり個人差があります。赤ちゃんのうちは髪質も安定せず、落ちついてくるのは3〜4歳頃です。
髪が生え揃うまでは、「女の子なのに男の子に間違えられがち」…と悩むママも多いようですよ。
とはいえ、つるんとした頭も赤ちゃんのうちにしか見られないかわいい姿。しっかり目に焼き付けておいてくださいね。
月齢が低いうちは髪の毛がなかなか生えてこなくても問題ありません。個性だと思って見守りましょう。どうしても気になるときは、健診などで医師に相談してみてくださいね。
女の子の赤ちゃんは、男の子より体が丈夫!?
Yママ
女の子の赤ちゃんは、体が丈夫な気がする。うちの場合、男の子は毎月のように熱を出していたけど、女の子はほとんど病気をしなかったな。
たしかに、うちもほとんど病気はしていないかも。大人になってからも女性の方が平均寿命が長かったりするし、遺伝子レベルでなにか組み込まれてるのかな?(笑)
Tママ
女の子は男の子に比べて病気になりにくく、体が丈夫だと感じているママが多いようです。
医学的なデータがあるわけではありませんが、女の子のほうが体が強くできているのでしょうか?不思議ですね。
生後1年未満の死亡率を表す「乳児死亡率」、実は、女の子よりも男の子のほうが高い傾向にあります。とはいえ、最近は医療の進歩によって差が縮まって来たこともわかっています(※1)。
女の子の赤ちゃんは、共感力が強い?
Hママ
女の子は赤ちゃんの頃から共感力が強い気がする。私が元気がないと、そっと寄り添ってくれたりとか。
言葉が喋れるようになってからはよく「大丈夫?」「元気ないね」とか声かけてくれる!
雰囲気を察知したり、空気を読んだりすることも得意だよね。ぐずってても「ママ本気で怒ってるな」って察したときは、すぐに泣き止んだりとか…。
Yママ
女の子の赤ちゃんは、ママに共感するように寄り添ってくれたり、声をかけたりしてくれることが多いようです。
「女性は共感の生き物」なんて言われたりもしますが、それはどうやら赤ちゃんの頃からみられるようですよ。
一緒に絵本を読んだり、たくさんお喋りしたりして、人の気持ちを考えられる想像力を育んであげたいですね。
女の子の赤ちゃんは、言葉が早い?
Sママ
我が家では、男の子よりも女の子の赤ちゃんの方が言葉を覚えたり話したりする時期が早かったかも。ママの言うことをすぐに真似して、お姉さんぶるよね。
わかる!
楽しくおしゃべりできて楽しいんだけど、早い段階で口が立つようになるから、喧嘩をすると結構激しくぶつかるのも女の子あるあるだよね。
Tママ
男の子より女の子の赤ちゃんのほうが言葉を話し出すのが早い、というママもいました。
個人差がありますし、「早いからいい、遅いから悪い」ということはありませんが、お喋りができるようになるのは楽しいことですよね。たくさん話しかけてあげましょう。
赤ちゃんが意味のある言葉を話せるようになるのは、早くても生後10ヶ月頃。だいたい1歳〜1歳半頃からが多いです。最初は「ママ」「パパ」などの一単語を喋り、2歳〜3歳頃にかけて短い文章を喋れるようになります。
とはいえ、言葉の発達には個人差が大きいもの。「うちの子、遅いかも」と思っても、あまり焦らず見守ってあげましょう。
女の子の赤ちゃんは約束を守れるってホント?
Yママ
女の子の赤ちゃんは「ダメ」っていったことはあまりやらないし、言うことを聞いてくれる気がする。
少し大きくなると「明日はこうするから、今日はこうしない?」みたいな交渉もできるようになってくるし。イヤイヤ期は言葉がたつぶん大変だったけど…
言葉を理解して記憶する力は強いかもね。ただそのぶん下手な約束はできない…!こちらも言葉に責任を持たなきゃだよね。
Sママ
女の子はまだ言葉が話せないうちから言うことを聞いてくれやすい、と感じているママが多いようです。
もちろんイヤイヤ期など、そうは行かない時期もあるかと思いますが、女の子のほうが言葉でやり取りしやすいのかもしれません。
イヤイヤ期とは文字通り、なんでも「イヤイヤ」と言ってママのいうことを聞いてくれない時期。女の子でも男の子でも、だいたい1~2歳頃に現れることが多いです。
大変なこともあるとは思いますが、イヤイヤ期は自分の気持が表現できるようになったり、自分でやりたいという好奇心が芽生えてきたりした証。できるだけおおらかな気持ちで受け止めてあげられるといいですね。
女の子の赤ちゃんは、おしゃれが楽しい!
Tママ
女の子の服はやっぱりかわいいものが多いし、バリエーションやコーディネートの幅が広くて、ついつつい服を買いすぎちゃう…。だけどまぁかわいいし、ママも楽しめるから良しとしています!!!
女の子の赤ちゃんにオシャレをさせるのが楽しいのは私だけではないみたいで、実家の母から超フリフリの服がたくさん送られてくるよ…
たしかにかわいんだけど、機能性には欠けるし、保育園には着ていけない。あともし次男の子が生まれたら、お下がりは絶対に無理!
Hママ
かわいい服を着させておしゃれを楽しめるのは、女の子の赤ちゃんが生まれて一番の楽しみと言っても過言ではないかもしれません。
いつの間にかすごくお金をかけてしまって、パパに怒られてしまったというママも…。手作りやリンクコーデも素敵なので、楽しんでくださいね。
女の子の赤ちゃんの服はバリエーションが幅広く、本当にかわいいデザインが多いものです。つい買いすぎてしまう気持ちもわかりますが、赤ちゃんは成長が早く、すぐにサイズアウトしてしまうこともお忘れなく。結局1回も着せてない…なんてことにならないよう、計画的に購入しましょう。
女の子の赤ちゃんは、ピンクが好き?
Tママ
少し成長すると、誰も教えていないのに突然ピンクが好きになった!あれもこれもピンクが良いと言い出して、びっくりしました。
わかる!うちはキラキラしたものブームも来たよ。
いつの間にかプリキュアやプリンセスも好きになるし、女の子らしいものに赤ちゃんのうちから惹かれるみたい。
Yママ
「女の子はピンク」と決めつけるわけではないのですが、ピンクやキラキラなど、いわゆる女の子らしいものが突然好きになる時期があるようです。
誰が教えたわけでもないのに、不思議ですね。
ピンクに惹かれる女の子が多いというのは、ママたちの経験則としてあるようですが、なかには青が好きな子も、黒が好きな子もいるでしょう。「女の子だからピンクじゃないと!」「女の子なのにどうして?」なんて思わず、その子の好きな色を尊重してあげてくださいね。
女の子の赤ちゃんは、小悪魔!?
Hママ
女の子の赤ちゃんは、異性を意識しだすのが早い。赤ちゃんの頃から、イケメンの男性の前だけで態度を変えたりしててた!
小悪魔性のある子は、開眼が早いよね(笑)
友達の子は、大人の男性に対して好き好きアピールが強いよ。好きな男の人が来る集まりに出るときなんかは、かわいいスカートを履きたがったりもするみたい。
Sママ
個人差があるかとは思いますが、小悪魔っぽいふるまいをしたり、異性へのアピールをしたりするのも女の子ならではのかわいいところ。
大人顔負けの赤ちゃんに、メロメロになっているパパも多いのではないでしょうか?
女の子の赤ちゃんならではの成長を見守って
今回の座談会に参加してくれた先輩ママのなかには、小学生の女の子を育てるママもいました。
そのママによると、「成長すると、一緒にお買い物したり、ダラダラおしゃべりできたりするのが楽しい!」とのこと。
赤ちゃんのとき特有のかわいさや楽しさもありますが、女の子には、成長してからの楽しみもたくさんあるようです。女の子ならではの成長を見守りながら、育児を楽しんでくださいね。
※1 Proceedings of the National Academy of Science, USA(2008;105:5016~5021