ハイローチェアはどんなママに最適?メリット・デメリットを徹底分析

簡易ベッドとしてお昼寝に使ったり、離乳食を食べさせるときの椅子としても使ったりできる「ハイローチェア」は、便利な育児グッズとして多くのママに愛用されています。

ただ、「ハイローチェアは価格が高いから、本当に役に立つのか気になる」「ハイローチェアとバウンサーって何が違うの?」という声もよく聞かれます。

ハイローチェアはどんな家庭におすすめなのか、比較検討されることが多いバウンサーとの違いも踏まえつつ、ハイローチェアの使い勝手をご紹介します!

ハイローチェアとはどんな商品?

赤ちゃん ハイローチェア 昼寝

新生児期の赤ちゃんは授乳間隔が短いので、ママが食事や家事をしている最中に泣いてしまうことも珍しくありません。

赤ちゃんが泣くたびに寝室まで行くのは負担が大きいので、日中はママのそばに赤ちゃんを寝かせておけるほうが何かと便利です。

また、赤ちゃんの様子をこまめに見られるほうが、ママも安心ですよね。

そんなときに活躍するのが「ハイローチェア」。ベッドと椅子、ゆりかごの機能を合わせ持ったアイテムで、「ベビーラック」と呼ばれることもあります。

リクライニングを倒してベッドの代わりとして使うのはもちろん、ゆりかごのように優しく揺らすこともできるので、スムーズに寝かしつけることもできます。

ハイローチェアはバウンサーとどう違うの?

リクライニング機能があるバウンサーも、赤ちゃんを寝かせたり座らせたりすることができます。そのため、ハイローチェアとバウンサーの違いが気になる人も多いかもしれませんね。

この章では、ハイローチェアとバウンサーの特徴と、どのような家庭に向いているかについてご紹介します。

オリジナル画像 ハイローチェアとバウンサー

ベッド代わりにも使いたいなら
ハイローチェア

ハイローチェアはリクライニングをフルフラットにすることができるので、ベッド代わりに使えることが大きな特徴です。

また、四方に囲みがあるため、赤ちゃんを安全に寝かせることができます。ハイローチェアに寝かせながらおむつ替えができるのも便利なポイントです。

ハイローチェアに向いている人は?

  • お昼寝のときのベッドとして使いたい
  • ペットがいて赤ちゃんを床に寝かせられない
  • 上の子が小さく床に赤ちゃんを寝かせられない
  • ベビーグッズはなるべく少なく済ませたい
  • 寝かしつけにも使いたい
  • 食事用のハイチェアとしても使いたい

ダイニングテーブルで食事をするときに、ハイチェアとして使えば赤ちゃんと目線を合わせて食卓を囲むことができます。

赤ちゃんの成長に応じて使い方を変えられるので、ベビーグッズをなるべく増やしたくない人にはおすすめと言えます。

一時的に赤ちゃんを待機させたいなら
バウンサー

一方のバウンサーはハイローチェアと比べて価格が安く、使わないときはコンパクトに折りたたんだり、持ち運びに便利な商品が多いのが特徴です。

そのため、「実家に帰省するときに持って行きたいからバウンサーを購入した」という声も見られました。

バウンサーが向いている人は?

  • 家があまり広くなく、場所を取りたくない
  • 帰省先や旅行先にも持って行って使いたい
  • ママが手を離せないときの待機場所に使いたい
  • 使わないときはコンパクトにたたんで収納したい

この他に、授乳後の吐き戻し防止のために上体を起こして赤ちゃんを寝かせたり、お風呂上がりの赤ちゃんの一時待機場所に使っている人もいました。

バウンサーはシートを外して洗えるものが多いので、このような使い方をするママが多いのも頷けますね。

ハイローチェアのメリット・デメリットは?

この章では、実際にハイローチェアを使っているママだからこそ知っている、ハイローチェアのメリット・デメリットをご紹介します。

店頭で商品を見るだけではわからない、リアルな声をぜひ参考にしてください。

実際に使っているママだから知っている
ハイローチェアのメリット

高さを変えられるのが便利!

お昼寝をするときのベッドとして、離乳食が始まってからは付属のテーブルを使って食事タイムにフル活用しました。いろいろな使い方ができて便利だけれど、それ以上に助かったのが高さを変えられる点です。

ダイニングテーブルでご飯を食べるときやキッチンで家事をするときはシートを高く、リビングに座ってくつろぐときはシートを低くして使っていました。赤ちゃんの様子がよく見えるので、安心して乗せられますよ。
(むぎママ)

寝かしつけに大活躍しました!

娘は背中スイッチが発動しやすいのですが、ハイローチェアなら抱っこから降ろしてそのままユラユラ揺らすことができるので、スムーズに寝てくれました

まだ首がすわっていなかった頃、ハイローチェアに寝かせた娘の手を取って、歌を歌いながらスイングさせてあやしていました。とても楽しいようで、ご機嫌でニコニコしていました。 (ひぃママ)

買ってよかったものNo.1です!

高くて悩みましたが、電動スイング機能つきのハイローチェアを購入しました。新生児の頃から後追いが始まった生後8ヶ月の今まで、毎日、本当に助けられています。

抱っこし続ける体力がないときや手が離せないときにハイローチェアに乗せると、ユラユラ揺れるのが心地いいのか、ご機嫌で待っていてくれました。

お風呂も私1人で入れているので、バスタオルをひいて、お風呂上がりの一時待機場所として使っています。

後追いが始まってからは、家事で手が離せないときにもハイローチェアが大活躍しています。とくに、キッチンに立つときは近くまでハイローチェアを移動させ、声かけをしながら調理をしています。場所を変えて、いろいろな用途で使えるので、本当に役に立っています。(ふうママ)

実際に使っているママだから知っている
ハイローチェアのデメリット

シートの手入れが面倒です…

背もたれを起こすと離乳食を食べさせるチェアとして使えるのですが、食べこぼしがひどく、シートの汚れが気になります…。こまめに洗いたいのですが、シートの取り外しが面倒なのがマイナスポイントですね。(みゆたろママ)

場所を取ります…

バウンサーと比べても大きく場所を取るので、やはり、「邪魔だな…」と感じることもあります。ベビーカーのように折りたためたらいいなと思います。(mmmママ)

転落しないかヒヤヒヤしました

月齢が大きくなると、自力で抜け出そうとしてしまいます。そのため、転落するのでは…とヒヤヒヤしました。(ちぇるママ)

重いので移動が大変です…

キャスターが付いているけれど、重いので移動は不便ですね。ラグの上を移動させるとラグを巻き込むし、フローリングの上を移動させたときに床に跡が付いてしまうこともありました。(aiママ)

便利な機能を兼ね備えている分、どうしても大きかったり、重かったりする商品が多いようですね。

ハイローチェアはレンタルも一つの手段

どんなに評判がいいベビーグッズでも、赤ちゃんが嫌がってしまうこともあります。そのため、レンタルで使い勝手を確かめてからハイローチェアを購入したり、レンタルで済ませたママも見られました。

ハイローチェアをレンタルした経験のあるママに、その際の感想を教えてもらいました。

買うより安く済みます!

ハイローチェアをレンタルするメリットは、必要な期間だけ使え、購入するより安く済ませられることですね。

ただ、「壊してしまわないか…」「汚してしまわないか…」と気にしながら使わなくてはいけないので、そこはストレスかもしれません。

スイミーママ

レンタルだと諦めがつくことも

ハイローチェアは価格のわりに使える期間が短いので、レンタルで済ませてよかったと思っています。第2子を考えていたとしても、保管場所にはやはり困ると思います。

「よく寝る」という口コミを聞いて電動スイングのハイローチェアをレンタルしたのですが、うちの子は全く寝てくれませんでした…。その点も含め、レンタルで済ませてよかったと思っています。

かずママ

返却できるのがメリット!

ハイローチェアは、お風呂に入るときと離乳食を食べさせるときに使い、とても役に立っています。場所を取るのがネックですが、使わなくなったら返却できる点はレンタルのメリットだと思います。

本体は月額1,000円でレンタルできるのですが、送料が4,000円もかかったので、中古で変えばよかった…と思いました。また、返却するまでダンボールなどの梱包材を保管しておかなくてはいけないので、正直、邪魔ですね。

まりねママ

通常の使用でつく汚れの範囲なら、追加代金を請求されないケースもあるようです。レンタルはお店ごとの料金も規約も異なるので、事前にしっかり確認するといいですね。

生活に合ったチェアを賢く選ぼう!

赤ちゃんとの生活をより快適に、安全なものにするために、ベビーグッズの吟味には力が入りますよね。

ハイローチェアの利便性には多くのママが助けられたようですが、その利便性ゆえ、値が張る商品が多いのも事実です。

可能なら、ハイローチェアを持っているママ友にお願いして、使い心地や赤ちゃんの反応を試してみるといいですね。それが難しい場合は、短期間のレンタルをしている店舗もあるので、利用するのも一つの手です。

赤ちゃんとママにあったチェアを、賢く選んでくださいね。

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