化学流産の翌月は妊娠しやすいって本当?妊活はいつから再開してもいいの?

妊婦さんの中には、妊娠検査薬で陽性反応となったものの流産となってしまう人もいます。次の妊娠を目指す場合、インターネットやSNSで「化学流産の翌月は妊娠しやすい」と噂で聞いて気になっているのではないでしょうか。

そこで今回は、化学流産の翌月は妊娠しやすいのか、妊活の再開はいつからできるのかなどについてご説明します。

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化学流産とは?原因や症状は?

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「化学流産(生化学的妊娠)」とは、妊娠検査薬が陽性となったあと、エコー(超音波)検査で妊娠が確認できる前に流産した状態をいいます(※1)。

化学流産は、若い健康なカップルでも30〜40%の確率で起こるとされていて、決して珍しいことではありません(※2)。

妊娠12週頃までに起こる流産の原因は、赤ちゃんの染色体異常によるものがほとんどで、化学流産の原因も同じと考えられます(※1)。

受精のタイミングで運命が決まってしまっていることが多く、どんなに気をつけていても防げるものではありません。

化学流産の翌月は妊娠しやすい?

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「化学流産の翌月は妊娠しやすい」という俗説には、医学的な根拠はありません。

ただ、化学流産では排卵後に受精卵が着床するという過程は通っているため、翌月も同じように着床し、その後妊娠が成立する可能性があります。

不安なことがある場合は、産婦人科で相談してみてくださいね。

化学流産後、妊活の再開はいつから?

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化学流産となったとしても、なるべく早いタイミングで次の妊娠を目指したいという人もいますよね。

化学流産となった場合は、特に治療の必要はなく、経過を観察することになります(※1)。

一般的には、化学流産の次の月には生理がくることが多いため、次のタイミングで妊活を再開しても問題ありません。

ただし、妊娠によってホルモンバランスが変化するので、化学流産後は生理周期や基礎体温が少し変化することがあります。基本的には、しばらくすれば元の状態に戻りますよ。

化学流産を繰り返す場合は?

化学流産を繰り返す場合は、不妊症として扱われ、着床障害や子宮筋腫などの病気の可能性が考えられます(※3)。

化学流産が複数回起こったなど不安なことがあるときは、早めに産婦人科で相談をしましょう。

また、化学流産となったときは、パートナーや家族、医師など信頼できる人に話して、一人で抱え込まないことも大切です。心と体をゆっくり休めることを最優先にしてくださいね。

もし妊活による不安やストレスが大きいなら、妊活中から使える無料妊娠アプリ「ninaru」を使ってみて欲しいと思います。

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ここからはninaruの主な機能をご紹介します。

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妊娠カレンダーでは妊活から出産までのスケジュールと、週数ごとの体調の変化が一目でわかるので、この先に起こる体調変化や生活をイメージすることができます。

また、日記欄にはその日の体調やメモを残せるので、妊娠週数と体調変化の傾向が掴みやすくなりますよ。

他の人はどう過ごしてる?
「妊活・妊娠体験談」

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同じように妊活をしている人の様子が気になったことはありませんか?

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監修医師:産婦人科医 間瀬徳光

産婦人科医 間瀬徳光先生
2005年 山梨医科大学(現 山梨大学)医学部卒。板橋中央総合病院、沖縄県立中部病院などを経て、現在は医療法人工藤医院院長。産婦人科専門医、周産期専門医として、産科・婦人科のいずれも幅広く診療を行っている。IBCLC(国際認定ラクテーション・コンサルタント)として、母乳育児のサポートにも力を注いでいる。

※1 日本産科婦人科学会「流産・切迫流産」
※2 日本産科婦人科学会「1. 生化学的妊娠(Biochemical pregnancy)の扱い方」
※3 株式会社メディックメディア『病気がみえるvol.9 婦人科・乳腺外科 第4版』p.34

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