赤ちゃんが生まれて1ヶ月頃に行う「お宮参り」。生後30日頃に行うのが一般的ですが、この時期は、まだ赤ちゃんもママもお出かけに慣れていませんよね。行事に必要なものに加え、赤ちゃんのお世話グッズなど、持ち物に悩むママも多いようです。
そこで今回は、お宮参りのときの持ち物について、必需品や季節別で必要なものをご紹介します。
お宮参りはいつするの?
お宮参りは、一般的には生後30日頃を目安に行います。男児なら生後30~32日目、女児なら生後31~33日目など差があり、地域によっては生後50日目・100日目に行うところもあります。しきたりとは別に、赤ちゃんの生後1ヶ月健診にて外出の許可が出てから行うようにしましょう。
この時期の赤ちゃんは、まだ本格的な外出に慣れていません。外気浴や、近所のお散歩程度はしたことがあるかもしれませんが、ほとんどの赤ちゃんが、初めてのちゃんとしたお出かけになるのではないでしょうか。
ママも慣れていないことが多いので、お宮参りで必要なものはもちろん、お世話に必要なグッズなど、忘れ物がないよう、事前に調べておきましょう。
お宮参りの持ち物の必需品は?
お宮参りの持ち物のうち、赤ちゃんのお世話グッズや、お宮参りという行事に必要なものは必需品として考えましょう。
そのほかは、当日に写真撮影をするか、食事会をするかなど、外にいる時間次第で、持ち物の数が増えることもあります。
ここでは、基本の持ち物と、行事用に必要な持ち物をご紹介します。
基本の持ち物
・粉ミルク、哺乳瓶、お湯(ミルク・混合育児の場合)
・授乳ケープ、母乳パッド(母乳育児の場合)
・紙おむつ、おしりふき、おむつ用ビニール袋
・バスタオル(ブランケットや敷物代わりに)
・タオル、ハンカチ、ティッシュ、ガーゼ、ウェットティッシュなど
・着替え(1~2組)
・着替えや汚れたものを入れる袋
・カメラ、ビデオ
・母子手帳
・健康保険証
・乳児医療証
ポイント
食事会や記念写真の撮影があると、1日がかりになることもあります。おむつや着替えはいつもより多めに準備しておくと安心です。哺乳瓶も、洗えないことを考えて、予備として1本多めに持っていくと良いですね。
電車移動が多い場合は、スリングや抱っこ紐、生後1ヶ月からでも使用できるベビーカーを忘れないようにしてください。車で移動するときは、チャイルドシートも必要になります。
「お宮参り」で必要な持ち物
・初穂料
・金封(のし袋)
・祝い着(産着・初着)
・内着に使う白羽二重やセレモニードレスなど
ポイント
初穂料や金封は、祖父母が払うケースもあります。衣装は、写真スタジオで借りる場合は、事前に伝えられたものだけ持参してください。祝い着は祈祷の際に使用するので、神社まで忘れずに持っていきましょう。
お宮参りの持ち物で季節別に必要なものは?
お宮参りの持ち物で季節別に必要なのは、主に寒さ・暑さ対策のグッズです。生後1ヶ月頃の赤ちゃんは、まだ体温調整が上手にできないうえに、日差しや虫刺されにも弱いので、ママやパパが管理してあげる必要があります。
以下に、春夏と秋冬に分けて、季節別に必要な持ち物をご紹介します。
春夏で必要な持ち物
・日除けの帽子
・冷房対策用の掛け物、おくるみ
・赤ちゃんとママ用の日焼け止め
・赤ちゃんとママ用の虫よけ
・ママの日傘など
秋冬で必要な持ち物
・上着、ポンチョ、ベストなど
・防寒対策用の靴下、レッグウォーマー、帽子
お宮参りの持ち物は事前にメモしておこう
お宮参りの頃のママは、慣れない赤ちゃんのお世話で精一杯。体調が優れない日があったり、疲れやすかったりするので、急にお宮参りの準備をしようとしても、余裕がないこともあります。
当日の準備は忘れ物をしやすいので、事前に調べたうえで、メモをしておくといいですね。少しずつバッグに準備したり、パパにも持ち物のメモを渡して、協力してもらったりするのもいいでしょう。
月齢が低い時期は、汗やおむつ漏れで衣類が汚れやすく着替えも頻繁です。予備で持っていく物も増えるため、1日がかりで行う場合は荷物がかさばることも。しかし、ママの体はまだ完全に復活していません、荷物はパパや家族に持ってもらうようにしてくださいね。