ベビー服の種類は?赤ちゃん・新生児に必要なのは?

ひとくちにベビー服といっても、その種類は実にさまざま。赤ちゃんの服について何も知らずにお店に行ってしまうと、あまりの種類の多さに何を買っていいのかわからず、途方に暮れてしまうこともありますよね。今回は、ベビー服の種類や選び方、新生児に必要な枚数をご紹介します。

ベビー服の種類は?どんなものがあるの?

ベビー服とは、赤ちゃんに着せる服の総称です。ベビー服は大きく2種類にわけられ、一番下に着る「肌着」と、その上に着る「ウェア」があります。

さらに細かく分けると、肌着には短肌着・長肌着・コンビ肌着・ロンパースタイプ肌着などがあり、ウェアにはロンパース・カバーオール・ツーウェイオール・ドレスオールなどがあります。

次からは、赤ちゃんの肌着とウェアの種類や選び方について詳しくご説明します。

ベビー服の肌着の種類は?選び方は?

eversense オリジナル ベビー肌着 4枚

まずは、赤ちゃんの肌着の種類や選び方についてみていきましょう。

肌着は赤ちゃんのデリケートな肌に直接触れるため、綿100%のものを選びましょう。通気性のよいフライスや天竺、ガーゼ素材がおすすめです。

また、半袖やノースリーブ、五分丈といったように袖丈のバリエーションもさまざまです。季節や赤ちゃんの成長にあわせて選ぶようにしましょう。

ここからは、肌着のタイプ別に、特徴と選び方をご紹介します。

短肌着

赤ちゃんの腰くらいまでの丈が短いタイプで、最初に用意しておく基本の肌着です。暑い季節には、短肌着とおむつだけで十分なこともあります。

赤ちゃんが活発に動いてもはだけないように、あわせが深いものや、赤ちゃんの成長に対応できるように紐で結ぶタイプのものがおすすめです。

短肌着は50~60cmのサイズで作られているものがほとんどなので、新生児期から生後3~6ヶ月頃まで着せることが多いようです。

長肌着

裾が長く足先までしっかり包んでくれる肌着です。スカートのような作りなので、おむつ替えも簡単。短肌着と同じように、あわせが深く、紐で結べるものを選ぶようにしましょう。

長肌着は、はだけやすいため、新生児期から次に説明するコンビ肌着で代用してもかまいません。

コンビ肌着

股下をスナップで留めるとズボンのようになる肌着です。足を動かしてもはだけないので、足を活発に動かすようになる生後3ヶ月以降に活躍します。

50〜60cmサイズのものであれば、新生児期は股下のスナップを留めずに長肌着として着せることができますよ。

ロンパースタイプ肌着

ロンパースとは、トップスとボトムスが一体になったベビーウェアのこと。肌着の場合は薄手の生地で作られています。上下がつながっているため、お腹の部分がはだけることがなく、股下のスナップを外せば、おむつ替えも簡単です。

首がすわって頭から肌着を着せられるようになる生後3ヶ月以降頃から重宝します。メーカーによっては100cmくらいまでのサイズが展開されているので、幼児期まで長く活躍しますよ。

ベビー服のウェアの種類は?選び方は?

eversense オリジナル ベビーウェア 4枚

肌着の上に着るウェアにも、いくつかの種類があります。Tシャツとパンツ・スカートといった上下でわかれた服を着るのは、早くても首がすわってからです。それまでは、前開きで着替えがさせやすく、お腹を覆うタイプのベビー服を着せるようにしましょう。

デザインや色も豊富なので、楽しみながら選んでくださいね。

ロンパース

トップスとボトムスが一体になったウェアです。足の付け根の部分をスナップボタンで固定するので、赤ちゃんがどんなに動いてもお腹が出ません。

季節にあわせて、レッグウォーマーを履かせたり、上からズボンやスカートを着せたりしてコーディネートを楽しみましょう。

Tシャツとズボン・スカートといったように上下別々のアイテムを着るようになる生後8〜10ヶ月頃までに特に活躍しますが、デザインやサイズによっては2歳頃を対象にしたものもあります。

カバーオール

ロンパースの足付きバージョンです。半袖や長袖のトップスから長ズボンまで一枚でつながっていて、脚の内側にスナップボタンが付いています。

前開きや頭からかぶるタイプがあり、新生児期から着られるものも多くあります。デザインやサイズにもよりますが、1歳頃まで着用することが多いようです。

ツーウェイオール

2通りの使い方ができるウェアです。股下にスナップやボタンがあるので、おむつ替えが多い新生児期はスカート型で、足を動かすようになる生後3ヶ月頃からはズボン型で着せることができます。

ドレスオールとツーウェイオールの違いは?

ドレスオールは、筒状になったワンピース型ウェアです。股下があいていて、おむつ替えはスムーズにできますが、はだけやすいため赤ちゃんが足を動かすようになる前の生後2ヶ月頃までしか使えません。

ツーウェイオールがあれば代用できるため、ドレスオールは、退院時やお宮参りなどの特別なイベント用にちょっと豪華な装飾のある1着だけを購入するという人がほとんどです。

赤ちゃんの服の種類を選ぶときの注意点は?

赤ちゃんの肌はデリケートで、刺激に敏感です。新陳代謝も活発なので、よく汗をかきます。ベビー服を選ぶときは、肌触りと通気性が良いかどうかのチェックを忘れないようにしましょう。

また、ボタンが多いものは着脱に時間がかかったり、ボタンが取れて誤飲の原因にもなったりするので、できるだけ避けましょう。ボタンが取れかかっているときはトラブルの原因にならないように、すぐにつけ直してあげてください。

フード付きの服や首のところに紐や飾りが付いた服も、家具やドアノブなどに引っかかって首を絞めつけたり、転倒したりする危険性があるので注意しましょう。

新生児のベビー服の種類と必要な枚数は?

ベビー服は、産後、退院してすぐから必要になるので、新生児期に着せるものは出産前に準備しておきましょう。

下記に、新生児のために最低限そろえておきたいベビー服をご紹介します。

新生児に必要なベビー服と枚数

● 短肌着:5~6枚
● コンビ肌着または長肌着:5~6枚
● ツーウェイオール:2着

春や秋は短肌着の上にツーウェイオールを着せます。暑い季節は肌着だけ、寒い季節は短肌着の上にコンビ肌着か長肌着、そしてさらにその上にツーウェイオールを着せてあげましょう。

ベビー服の種類を知って赤ちゃんに優しい服を選ぼう

小さくてかわいいベビー服選びはワクワクしますよね。ついデザイン重視で選んでしまいがちですが、一番大切なのは、赤ちゃんが心地よく着て快適に過ごせるかということです。

ベビー服の種類や選び方をマスターしたうえで、生地や機能性、安全面を考えながら赤ちゃんの服を選んであげましょう。パパやママが選んだベビー服で、赤ちゃんが笑顔になってくれるといいですね。

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