赤ちゃんが生まれて2ヶ月。生まれた頃に比べ、昼間に起きている時間がだんだん長くなってくる頃です。ママといる時間はもちろん、パパが仕事から帰ってきてからも、一緒に触れ合える時間が長くなったので、赤ちゃんとのスキンシップが楽しい時期ですよね。
そこで今回は、生後2ヶ月の赤ちゃんとの遊び方について、この時期におすすめの遊び方をご紹介します。
生後2ヶ月の赤ちゃんとの遊び方は?
生後2ヶ月頃は、自分の手や足の存在に気づく頃。自分の手をじっと見つめたり、もみ手をするように体の前で手を合わせたり、指をしゃぶったりする赤ちゃんも出てきます。そのため、赤ちゃんと遊ぶときは優しく手や足を動かすものがおすすめです。
またこの時期になると、泣くだけではなく、笑ったり、「あー」「うー」という喃語で意思表示をしたりする子もいるので、ママ・パパとしても遊びがいが出てきますよね。
遊んでいる最中に赤ちゃんが何かを伝えようと声を出していたら、できるだけ返事をしてあげましょう。ママ・パパの反応を見て、赤ちゃんは「コミュニケーションをとりたい」という願望がどんどん芽生えていきますよ。
生後2ヶ月の赤ちゃんと「運動遊び」!
ここでは、生後2ヶ月の赤ちゃんとスキンシップがとれる遊びとして、「運動遊び」をご紹介します。
早い子では生後2ヶ月頃から首がすわる兆候が見られはじめ、腹ばいにさせると頭を持ち上げられる子も出てきます。
また、周囲にあるものを触ったり、短時間ですが、つかんだりすることもでき始める頃。「運動遊び」を通して、赤ちゃんの好奇心を満たしながら、運動能力や反射神経の発達を手助けしてあげましょう。
赤ちゃんの運動遊び
● 足の運動遊び
足の後ろを親指と人差し指の間で支えるように持ち、足をぐっと上半身に寄せて戻します。何回かくり返し曲げたり伸ばしたりしましょう。おむつ替えの仕上げに遊んであげるのも良いですね。音楽やママの歌に合わせてリズムをとると、音感をつかむ訓練にもなりますよ。
● 手の運動遊び
手首のあたりをつかみ、腕をあげたりぶらぶらしたりしてみましょう。「ばんざーい!」と話しかけながら腕をピンと伸ばすと、赤ちゃんも気持ちよくなってくれますよ。持ち上げるときは、無理のないようにしてあげてくださいね。
● 胸の運動遊び
あおむけに寝かせて、お腹の脇から背中にかけて両手を差し込み、そのまま上に体を軽く持ち上げます。赤ちゃんの反応を見ながら、無理のない高さで優しく赤ちゃんの胸を反らせましょう。自分の体の重みを感じたり、密着していた背中が離れたりすることで、赤ちゃんの気分転換にもなりますよ。
生後2ヶ月の赤ちゃんと遊ぶときの注意点は?
生後2ヶ月の赤ちゃんはまだ自分で移動することもできません。行動範囲が狭いからこそ、体を動かして成長を促してあげたくなりますよね。
しかし、生後2ヶ月の赤ちゃんは大人に比べて体が未発達。そのため、手や足を強く引っ張ったり、圧をかけたりすると、筋肉が傷んでケガにつながってしまう可能性もあります。
特に、お腹や胸など、体の柔らかい部分に触れるときは要注意。赤ちゃんの様子を見て、優しく触れる程度から始めましょう。
また生後2ヶ月では、ほとんどの赤ちゃんが首がすわっていません。赤ちゃんに無理な体勢をとらせないように気をつけてくださいね。
生後2ヶ月の赤ちゃんの体は、大人のように動かせば動かすほど筋力がつく段階でもありません。まずは、赤ちゃんが楽しめるように、発達を意識するよりも、親子のスキンシップを優先しましょう。
生後2ヶ月の赤ちゃんとの遊びは、声をかけながらスキンシップをとろう
生後2ヶ月になると赤ちゃんにも表情が出はじめてきて、遊びがいを感じているママ・パパも多いのではないでしょうか?カラフルなおもちゃを目で追ったり、ときには声を出して反応したりすることもあり、ますますコミュニケーションが楽しい時期ですね。
そんな生後2ヶ月の時期だからこそ、遊びながら積極的にふれあい、赤ちゃんの成長をサポートしてあげましょう。手軽にできるベビーヨガもおすすめですよ。
また、赤ちゃんとのふれあいには、子供の発達を促すだけではなく、家族の精神状態を安定させる効果も。まとめて起きていられる時間も長くなってくるので、ママだけではなく、時間が合う場合には帰ってきたパパや兄弟姉妹も含めてみんなで遊ぶと、家族みんなで楽しい時間を過ごせますよ。