ブルーベリーはいつからあげていいの？離乳食で注意することは？

離乳食のブルーベリーはいつからOK?

ブルーベリーは酸味があるほか、固い皮がついていて消化しにくいため、離乳食後期を目安に少量ずつ与えるようにしましょう。できるだけ完熟したものを選んでください。

ブルーベリーはアレルギー症状を引き起こしやすい「特定原材料等28品目」に含まれませんが、果物に含まれる酵素によって、かゆみや肌に赤みなどがあらわれることがあります（※1）。

アレルギーを起こす頻度は低いですが、初めて食べるときは加熱したものを1日1口からはじめて、様子を見ながら量を増やすようにしてください。

調理時に気をつけることは？

ブルーベリーを離乳食で食べるときは、加熱や裏ごしをして皮を取り除きましょう。種類によっては小さなタネが入っていることがあるので、食べ始めのころは裏ごしをして取ってあげてください。

離乳食後期から食べるときは、ヨーグルトなどに混ぜて食べさせるのがおすすめですよ。

離乳食後期以降も、そのままでは丸飲みしてしまう恐れがあるため、粗みじん切りや3〜4等分にするなどして様子を見ながら与えてください。

監修専門家：管理栄養士・フードコーディネーター　中村 美穂

東京農業大学卒業。保育園栄養士として乳幼児の食事作り、食育活動、地域の子育て支援等に携わった経験を活かし、離乳食教室や子どもから大人まで楽しめる料理教室「おいしい楽しい食時間」を開催。書籍、雑誌等へのレシピ提供・監修も行っています。著書に『きちんとかんたん離乳食』（赤ちゃんとママ社）、『１～３歳発達を促す子どもごはん』（日東書院）など。２児の母。

※1 日本アレルギー学会「口腔アレルギー症候群」

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