赤ちゃんが生まれてからロンパースやカバーオールを着せていたけど、「そろそろセパレートタイプの服がいいのかな」と考えているママ・パパも多いのではないでしょうか。でも、どのタイミングから着せたらいいのか迷ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、赤ちゃん服のセパレートタイプはいつから着られるのか、どんな着せ方が良いのかなどをご紹介します。
赤ちゃん服のセパレートタイプはいつから?
赤ちゃん服のセパレートタイプとは、Tシャツとレギンス、スウェットと長ズボンといったように、上下別々に着るタイプの服のことをいいます。
セパレートタイプの服は、Tシャツなどを頭から被せやすくなる「おすわりができるようになる頃」から着せる人が多いようです。
おすわりができる月齢には個人差はありますが、生後7〜8ヶ月頃が目安になります(※1)。
月齢が進んで赤ちゃんの動きが活発になってくると、ロンパースやカバーオールのような上下一体型の服では、おむつ替えや着替えが大変になってきます。
赤ちゃんがお座りをしたり動き回ったりするようになってきたら、セパレートタイプの服を増やしてみるといいでしょう。
ちなみに保育園に入園するタイミングで、月齢に関係なくセパレートタイプの服を用意するように指示されることもあります。詳しくは保育園に確認してみてくださいね。
赤ちゃん服のセパレートタイプのサイズは?
赤ちゃんの身長や体重にも個人差がありますが、セパレートタイプの服を選ぶときは以下のサイズを目安にするといいでしょう。
セパレートタイプの服のサイズ(目安)
● 生後6ヶ月〜1歳頃:70〜80cm
● 1〜2歳頃:80〜90cm
● 2〜3歳頃:90〜100cm
服やメーカーによって大きさが微妙に異なることがあるので、実際に試着してサイズを選ぶとより安心です。とはいえ、赤ちゃんに試着させるのは至難の技ですよね。
迷ったときやネット通販などを利用するときは、赤ちゃんの胴囲などを採寸しつつ、レビューを確認してから選ぶといいでしょう。
赤ちゃんにセパレート服を着せるとき肌着はどうする?
赤ちゃんの服をセパレートタイプにすると、ハイハイなどで動き回ったときに服がめくれてお腹が冷えてしまうことがあるため、インナーは上下がつながったコンビ肌着やロンパースタイプの肌着がおすすめです。
つかまり立ちやあんよができるようになってきたら、腰回りや足の付け根を動かしやすいようにタンクトップやTシャツタイプの肌着にしてもいいでしょう。
夜寝るときはお腹が冷えないように、コンビ肌着やロンパースタイプの肌着にするなど工夫してみてくださいね。
赤ちゃん服のセパレートタイプの着せ方は?
赤ちゃんのセパレートタイプの服は、季節ごとに以下のように着せるのがおすすめです。
春・夏の着せ方
春や夏は、タンクトップやキャミソールタイプの肌着+半袖のTシャツやシャツ+ズボンやレギンス、ブルマなどがいいでしょう。
赤ちゃんはまだ体温調節が苦手なので、お出かけする際は、脱ぎ着のしやすい薄手のカーディガンやパーカなどの羽織りものを忘れないでくださいね。
秋・冬の着せ方
秋や冬は、半袖の肌着+長袖のシャツやスウェット、シャツ+長ズボンやレギンスがいいでしょう。
外出する際は、靴下も履かせます。上着を着たままでも動き回りやすいように、ジャンパータイプの防寒着を用意してくださいね。
赤ちゃん服のセパレートタイプ…避けたほうが良い服はある?
袖や裾が長かったり、ひらひらしたりしている服やスカートは、ハイハイやあんよをするときに手や足に引っかかってしまう可能性があるので、あんよがしっかりできるようになってから着せるのがおすすめです。
赤ちゃんのセパレート服は成長に合わせて
赤ちゃん服は、「◯ヶ月になったらセパレートタイプに移行しなければいけない」という決まりはありません。赤ちゃんの成長にあわせて、動きやすさと安全も考えたうえで、ぴったりの服を選んであげてくださいね。
【参考文献】
※1 厚生労働省「子ども家庭総合評価票 記⼊のめやすと⼀覧表」