ベビーウェアの中でも靴下は履かせるタイミングや時期に迷うことが多いのではないでしょうか。できるだけ素足で過ごさせたほうがいい、という話なども聞いて、正しい履かせ方がわからなくなってしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は、赤ちゃんの靴下はいつから履かせるのか、冬は室内でも履かせたほうがいいのか、脱げてしまうときの対策などをご紹介します。
赤ちゃんの靴下はいつから必要?
赤ちゃんに靴下を履かせるタイミングや時期について、いつからという決まりはありません。
一般的に新生児期からしばらくの間は、寒い日の外出時に足を温めるという目的で靴下を履かせます。
秋冬の頃に産まれた赤ちゃんは、退院するときや1ヶ月健診を受けるときに履かせてあげましょう。
それ以外では、新生児とお出かけすることは基本的にないので、靴下を履かせる機会はほとんどありません。
靴を履き始めるまでは、春や夏は素足で過ごし、寒い日に出かけるときに靴下を履かせるといいですよ。
歩き始めて靴を履くようになると、素足で直に靴を履くと靴擦れを起こしたり、足裏に汗をかいて滑ったりするおそれがあるので、忘れずに靴下を履かせてあげてくださいね。
赤ちゃんに靴下を履かせるときのサイズの目安は?
赤ちゃんに靴下を履かせるときは、おおよそのサイズを把握してから購入しましょう。
メーカーによってサイズが多少異なりますが、以下に新生児期から2歳頃までの一般的な靴下のサイズをご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
新生児~2歳頃までの靴下のサイズ目安
月齢・年齢 | 服のサイズ cm |
靴下 cm |
生後0~3ヶ月 | 50~60 | 7~8 |
生後3~6ヶ月 | 60〜70 | 9~10 |
生後6ヶ月~1歳 | 70〜80 | 11~13 |
1~2歳 | 80〜90 | 12~13 |
赤ちゃんの靴下は、冬は室内でも履かせていいの?
冬の場合、室内が上着なしで過ごせるくらいの温度に保たれていれば、赤ちゃんの靴下は必要ないとされています。
靴下を履かせると熱がこもって、赤ちゃんが不快に感じたり、体温が上がったりする可能性があります。
もし赤ちゃんの足の裏が冷たくて青くなるほどであれば、まず室内の温度を上げて適温を保つようにしましょう。
冬の室内ではレッグウォーマーやレギンスなどを利用して冷え対策をする方法もおすすめです。靴下は履かせず裸足のまま、足首から膝・太ももあたりまでを覆ってあげるといいですよ。
赤ちゃんが寝ているときに靴下を履かせてもいい?
赤ちゃんが寝ているときは、靴下は履かせる必要はありません。
赤ちゃんは体温調節機能が未熟なので、寝ているときに靴下を履かせていると、うまく体温調節ができなくなることがあります。
赤ちゃんが寝ていて寒そうなときは、布団をかける、腹巻でお腹周りを温める、スリーパーを着させるなどの方法で、寒さ対策をしてあげるといいですよ。
赤ちゃんの靴下が脱げるときの対策は?
まずは、靴下のサイズがしっかりと合っているかを確認しましょう。サイズが合っていても脱げやすいときは、靴下の上からレッグウォーマーをかぶせるように履かせてあげると脱げにくくなります。
靴下のサイズ設定には幅があり、赤ちゃんの足にピンポイントで合うものがないこともあります。
また、赤ちゃんの靴下は締め付けないように作られているので、構造的に脱げやすくなっています。
1~2歳くらいになると、脱げそうになるとママやパパに伝えたり、自分で直したりすることもありますが、それまでの間は窮屈にならない程度に固定してあげると外出時も安心ですね。
赤ちゃんの健康のために必要なときに靴下を履かせよう
赤ちゃんの靴下の履かせ方に絶対という決まりはありません。基本的には室内で過ごすときや就寝時は履かせず、お出かけするときに季節や外出の目的などに応じて履かせてあげてくださいね。