保育園から内定がもらえたら、次に気になるのは「入園グッズは何を準備したらいいのか?」ではないでしょうか。
そこでninaru baby編集部では、全国の先輩ママ249人に、保育園の入園グッズで必要になったものをアンケート調査しました(※)。
今回は、そのアンケート結果をもとに、入園グッズを「必要になる可能性が高い」「必要になる可能性が低い」「ごく稀に必要になる」の3種類に分けてご紹介します。
入園グッズの購入・手配はいつから始める?
入園グッズをご紹介する前に、入園グッズの購入・手配を始めた時期をご紹介します。
アンケートによると、入園グッズの準備を始めた時期で最も多いのは入園の1ヶ月前から2週間前の間で約40%。次いで多いのが、入園の2週間前から1週間前で、およそ20%です。
一方、入園の2ヶ月以上前から時間をかけて準備したという人は少なく10%未満となっています。
必要になる可能性が高い入園グッズ
ここからは入園グッズをご紹介します。
まずは、保育園に入園するときに必要になる可能性が高い入園グッズです。これらの入園グッズは、アンケートの結果、全体の50%以上の人が「必要になった」と答えています。
①着替え用の衣服(肌着を含む)
汗をかいたり、外遊びで汚れたりするため、保育園では頻繁にお着替えをします。月齢が低いほど汚れることが多くなるので、1日に2回以上着替えることもあるようです。
②おむつ
交換用のおむつを保育園に常備しておく必要があります。必要になる枚数や補充ペースは、保育園によって異なります。
週の初めに複数枚持っていって補充する必要があるところもあれば、月初に未開封のおむつをそのまま保育園に持っていくころも。園によって異なるので事前に確認しておきましょう。
おむつには、名前を書くことが一般的。手間がかかるので、このような記事もご用意しています。
③ビニール袋
汚れた服を入れたり、口拭き用のタオルを入れたり、保育園ではビニール袋がいろいろな場面で使われます。使用目的によって必要なサイズや枚数が変わるので、事前に保育園に確認しておきましょう。
園によっては、チャック付きのビニール袋や紐付きタイプなどを指定されることがあります。
そのほか、使用済みのおむつは持ち帰るのがルールにになっている園も。匂いが気になるママは、こちらの記事も参考にしてください。
④食事用エプロン
先輩ママの半数以上が、食事用のエプロンが必要だったと回答。ただし、保育園側が用意してくれることもあるので、事前に確認しておきましょう。
⑤通園バッグ(保育園バッグ)
通園バッグは登園時におむつや着替えなどを入れていくバッグのことです。これも保育園から「斜めがけできるものにしてください」「リュックサックタイプにしてください」といった指定をされることがあります。
なお、0〜1歳児の場合は自分で持つことができないので、ママやパパが持つことになります。その点も考慮して選ぶといいでしょう。
⑥ハンドタオル(ループ付きタオル)
保育園ではタオルが大活躍します。特にハンドタオルは、手拭き用や口拭き用などに使われることが多いようです。
保育園によっては引っ掛けておけるように、ループ付きのタオルを求められることもあります。
毎日変える必要があるため、多めに買っておくと安心ですよ。
必要になる可能性がやや低い入園グッズ
次に、入園時に必要になる可能性がやや低い入園グッズです。アンケートで全体の10〜50%未満の人が「必要になった」と答えた入園グッズをご紹介します。
①パジャマ
お昼寝のときに、パジャマに着替える保育園もあれば、着替えない保育園もあるようです。子供を通わせる保育園がどちらなのか、確認しておきましょう。
②シーツ
お昼寝の敷布団用に、シーツを用意しなければならない保育園もあります。サイズが指定されることもあるので、保育園にしっかり確認しましょう。
③布団カバー
敷き布団同様、お昼寝の掛け布団にかぶせる布団カバーが必要になることもあります。こちらもサイズなどが指定されることがあるので注意しましょう。
④外遊び用の帽子
外遊び時の日差しよけのため、帽子が必要になることがあります。ゴム紐付きなどを指定されることや、園から直接購入することもあります。
⑤スタイ
食事用のエプロンとは別にスタイ(よだれかけ)が必要になることもありますよ。
⑥外遊び用の靴
靴は脱着が楽な面ファスナー式が便利です。スリッポンやひも靴はNGという園も多いようなので、事前に規定の確認をしましょう。
⑦コップ
保育園で使うコップは、割れにくい素材でできていて、持ち手があり、子供が自分のものだと認識しやすいものがおすすめですよ。
⑧コップ入れ
コップ入れとはコップを入れておく袋のことで、主に家から園へコップを持ち運ぶときに使います。
⑨歯ブラシ
0〜1歳の間は歯磨きをしない保育園の方が多いかもしれません。しかし、なかには早いうちから歯磨きを実施している園もあるようです。
(10)フェイスタオル
ハンドタオルと同じくフェイスタオルも保育園で使われることがあります。フェイスタオルは、汗をかいたときに体を拭いたりするために必要となることがあるようです。
(11)哺乳瓶
離乳が完了していない赤ちゃんを保育園に預ける場合、哺乳瓶が必要になることも。園で用意したものを使うところもあるのでこちらも確認が必要です。
(12)マグ
コップで水が飲めない赤ちゃんの場合、代わりにマグを用意するように指示されることがあります。
(13)雑巾
雑巾は赤ちゃん本人のために用意するのではなく、保育園の備品として共有するために提出を求められることが多いようです。
(14)バスタオル
バスタオルも用途は多く、汗拭き用に使う園もあれば、掛け布団代わり(タオルケット)やシーツ代わりに使う園もあるようです。
ごく稀に必要になる入園グッズ
ここでは、ごく稀に必要になる入園グッズとして、「必要になった」と答えた人が全体の10%未満だったグッズをご紹介します。これらが必要になる保育園は少ないかもしれませんが、念のため把握しておきましょう。
- おむつカバー
- レインコート
- 長靴
- 名札
- 連絡ノート
- スプーン&フォーク
- トレーニングパンツ
- ナプキン
- 冷凍母乳
- 布団入れ
- ガーゼ
- 布団セット
- アウター
- 絵本袋
- パジャマ袋
- 毛布
- 水筒
- BOXティッシュ
- おしり拭き
- 水遊び用おむつ
- スモック
- 着替え持ち帰り用バッグ
- 避難用の靴
- 上履き
- 上履き袋
- ウェットティッシュ
- おしぼりケース
- 体温計
- 枕
- ハンドソープ
保育園の入園グッズで手作りを求められる?
入園時に手作りのグッズを求められるのではないかと、心配になっているママもいるかもしれませんね。
しかし、幼稚園とは違い、保育園ではあまり手作りを求められることはないようです。実際、アンケートでは「手作りを求められなかった」と答えた人が約70%でした。
しかし、その一方で、約15%の人が「食事用エプロンを手作りする必要があった」と答えています。
心配な場合は、早めに保育園に確認し、手作りの入園グッズを制作するのに必要な期間をしっかり確保しておきたいですね。
入園グッズは余裕を持って準備しよう
ご覧いただいたように、保育園の入園グッズは種類が多いうえに、タオル類や衣類のように必要な枚数が多いものもあります。
入園前は、入園手続きに必要な書類を揃えたりと、何かとやることが多く、あっという間に時間が過ぎてしまいがちです。直前になって慌てないように、必要な入園グッズが判明したら、なるべく早く手配や購入にとりかかりましょう。
※アンケート概要
実施期間:2018年10月13日~10月16日
調査対象:アプリ「ninaru baby」を利用中のママ
有効回答数:249件
収集方法:Webアンケート