季節の行事や記念日には、部屋を飾って普段と違う雰囲気を楽しみたいですよね。
端午の節句である「こどもの日」には、五月人形や鯉のぼりの飾りに加えて、部屋をデコレーションするのもおすすめ。部屋がパッと明るくなり、普段と違う雰囲気を楽しむことができますよ。五月人形の代わりにデコレーションするのも1つの方法です。
今回は、100均で入手できる材料を使って、簡単&おしゃれに作れる、端午の節句を盛り上げるデコレーションを紹介します!
鯉のぼりや兜をモチーフに!
端午の節句のデコレーション作りは、鯉のぼりや兜など行事に関連するモチーフを参考にしましょう。モチーフに加えて、こどもの好きな色を取り入れると、より喜んでもらえますよ。
ここからは、端午の節句におすすめのデコレーション作りを紹介します!
▽ 端午の節句デコレーションの作り方
端午の節句デコレーション
【1】鯉のぼりガーランド
やさしい風合いのフェルトを使った、鯉のぼりのガーランドです。ぬいぐるみが並んでいるようなかわいさがありますよ。
▼材料と用意するもの
材料 | (鯉のぼり8個分) フェルト(タテ30cm×ヨコ60cm):1枚(※1) 目のシール:8個 ひも:好みの長さ |
用意するもの | はさみ、接着剤 マスキングテープなど(設置用) |
※1:60cm角で売ってることが多いので、半分にカットして使うのがおすすめ。タテ30cm×ヨコ60cmのサイズで8匹の鯉のぼりが作れます。
① 鯉のぼりの型をつくる
写真のように、鯉のぼりの型紙を用意しましょう。型紙はおりがみ1/2サイズで作れます(のちほどカットする尾ひれの印を付けるために使います)。
② 鯉のぼりを作る下準備をする
フェルトのヨコ60cmを7.5cm幅にカットして、8等分にします。
初めに作った型をフェルトの上に置き、写真の白い点線のように尾ひれのカット線を付けておきましょう。
フェルトを半分に折り、2枚重ねた状態で、印を付けた尾ひれの部分をカットします。
③ 鯉のぼりを作る
ひもを通す部分を残して、フェルトの端をなぞるように接着剤を塗ります。
尾ひれの部分を揃えて、貼り合わせましょう。
目のシールを片側だけに貼りつけたら、鯉のぼりの完成。
④ ガーランド状にする
接着剤を塗らなかった部分にひもを通せばガーランドの完成!
等間隔に並べると飾ったときに安定感がでます。フェルトがひもがひっかかるので、鯉のぼりの位置はあまりずれません。
端午の節句デコレーション
【2】マステで鯉のぼり
家の中に鯉のぼりが泳ぐイメージで、マスキングテープを使って壁に絵を描きましょう。マスキングテープの色をなるべく少なくすることで、シンプルでモダンな印象に。
▼材料と用意するもの
材料 | マスキングテープ(黒):1個 マスキングテープ(紺):1個 |
用意するもの | はさみ |
① マスキングテープで壁に鯉のぼりを描いて完成
いきなり貼ってもかまいませんが、はじめにイメージ図を描いておくと進みが早いですよ。
今回は、支柱のてっぺんに星(★型)をあしらい、吹き流し、鯉を2匹描きました。
端午の節句デコレーション
【3】鯉のぼりモビール
空気の流れでくるくる回り、ゆらゆら揺れる「鯉のぼりモビール」。ゆったり泳いでいる鯉のぼり眺めていると、リラックスできそうですね。
▼材料と用意するもの
材料 | おりがみ:適量 (おりがみ1/2枚×3枚で鯉のぼり1匹が作れます) ストロー 糸 丸シール(目玉シール) |
用意するもの | カッターナイフ(はさみ) テープのり マスキングープやポスター用のテープなど(貼り付け用) |
① 鯉のぼりの型を作る
写真のようにこいのぼりの型紙を用意して、尾ひれの印を付けておきましょう(型紙はおりがみ1/2サイズで作れます)。
② 鯉のぼりを作る下準備をする
おりがみを1/2にカットして3枚重ねます。
3枚でこいのぼり1匹分が作れます。同じ色でも違う色でもOKなので、同じように1/2サイズのおりがみを用意しましょう。
①で作った型を②で3枚重ねた折り紙の上に置き、尾ひれに印をつけます。
印を付けるのは、写真のように赤い点部分の印だけでOKです。
おりがみを3枚重ねたまま、さきほど付けた赤い印まで縦半分に折りましょう。
角から赤い印に向けて斜めにカットして、尾ひれが完成。
③ 鯉のぼりを作る
3枚で1匹分の鯉のぼりを作ります。1枚目のおりがみのタテ中央(尾ひれではない側)にテープのりを塗り、糸を置きます。
置いた糸の上からさらに、テープのりを塗っておきましょう。
左側(ブルー)のおりがみだけ、端を1週するようにテープのりを塗ります。
中央(グリーン)は塗らなくてOK。
右側(イエロー)はタテ中央から左側の端にのりテープを塗りましょう。
端を揃えながら、3枚のおりがみを貼り合わせ、写真のような形にします。
目は丸テープにペンで描いて貼るか、目玉のテープを貼りましょう。
鯉のぼりは2〜3匹作るのがおすすめです。大小サイズを変えてもいいですよ。
④ モビール状にする
ストローに鯉のぼりを取り付けます。ストローの中心に吊り下げ用の糸を付け、机の裏側などに貼り付けます。
その状態で仮で鯉のぼりを取り付けてバランスを確認しましょう。
バランスの取れた位置の印を付けておき、糸が入るほどの深さにカッターナイフで切り込みを入れてください。
鯉のぼりについている糸をストローの切り込みに入れ、2〜3周ぐるぐると巻いて不要な糸を切りましょう。
糸はストローの切り込みにひっかかるので、結ばなくてOK。
これで、鯉のぼりのモビールの完成です!
端午の節句デコレーション
【4】かざぐるまの壁飾り
鯉のぼりの支柱の上についている、勢いよく回るかざぐるまをデコレーションのモチーフに!和のイメージが強いかざぐるまも、柄入りやトレーシングペーパータイプのおりがみを使うことで、軽やかでポップに仕上がります。
▼材料と用意するもの
材料 | おりがみ(15×15cm):適量 丸テープ |
用意するもの | えんぴつ、定規 はさみ(カッターナイフ) テープのり、両面テープ(設置用) |
① かざぐるまを作る下準備をする
折り紙の裏側に対角線上に線を引きましょう(写真の赤い線)。
角から中心に向かって7cm切り込みを入れておきます。
② かざぐるまの形を作る
中心点上にテープのりを十文字につけましょう。
角を中心点に貼り付けます。
4角とも、中心点に貼り付けましょう。
中心に丸テープを貼ります。
羽の先端に丸みをつけたら完成!
羽部分を定規と指にはさみ、ゆっくり引き抜きしょう。羽に丸みがで躍動感が出ますよ(この工程は好みで行ってください)。
家族で端午の節句を楽しもう!
材料は100均ですべて手に入るものです。好きな色や柄の材料を取り入れて、ワクワクする端午の節句のデコレーションをこどもと一緒に作ってみてはいかがでしょうか。
一緒に作った思い出も重ねて、楽しい端午の節句を迎えてくださいね。