「フォローアップミルク」と聞いたことがあっても、必要かどうか悩むママも多いのではないでしょうか?そもそもの役割や、必要・不必要の判断も難しいですよね。
そこで今回は、先輩ママのフォローアップミルク事情について調査!(※1)。実際どれくらいのママが使ったのか、使った理由・使わなかった理由なども含め、詳しく紹介します!
フォローアップミルクの役割って?
フォローアップミルクは、離乳食だけではじゅうぶんに摂りきれない栄養を補う役割があります。
主にカルシウム・ビタミン・ミネラル・鉄分などの栄養素が含まれていて、離乳食の回数が増えた3回食になる頃(生後9ヶ月頃)を目安に使い始めます。
ですが、離乳食期にフォローアップミルクを使ったというママもいれば、1回も使わなかった・1回使ったけど続けなかったという声も。
実際にどれくらいのママがフォローアップミルクを使っていたのか聞いてみました。
先輩ママに聞いてみた!
フォローアップミルクを実際に使った?
アンケートに回答してくれた先輩ママ574名のうち、約6割のママがフォローアップミルクを使っていないということがわかりました。
なぜ使わなかったのか聞いてみたところ、主に下記のような理由が寄せられました。
● 使う理由がわからず買わなかった
● 「無理にあげなくても良いよ」と言われた
● 赤ちゃんが受け付けなかった
生後9ヶ月頃になると、離乳食時に水や麦茶を飲むケースも増えることから、「お茶に慣れてしまってフォローアップミルクを飲まなかった」ということもあるようです。
フォローアップミルクは
実際に飲ませなくてもいいの?
約6割のママが「フォローアップミルクを使わなかった」と回答していましたが、実際にフォローアップミルクは飲ませなくてよいものなのか、気になりますよね。
フォローアップミルクは、必ずしも飲ませなければならないものではありません。
あくまでも離乳食では摂り切れない栄養を補うためのものなので、栄養バランスのとれた離乳食を十分に食べられていれば、特に必要ないと判断する専門家も多いようです。
実際に、専門家から「飲ませなくていい」と言われた先輩ママもいるようです。
うちの子はお茶以外拒否でした。栄養士さんから「医師から飲ませるよう特に言われてなければ牛乳でも良いよ」と言われたので、飲ませませんでした。
うちの子がフォローアップミルクを受け付けなかったのと、医師から「あげたかったらあげてもいいけど、特に必要ないよ」と言われたので。
栄養の偏りが心配で飲ませてましたが、1歳半で保育園に入ったタイミングで、保育園の調理師から「栄養過多になるので飲ませないで」と言われたのでやめました!
コメントの内容をみると、実際に赤ちゃんの様子や離乳食の内容を理解したうえで「飲まなくてもいい」と判断していました。
1歳未満だと牛乳はまだ飲むことができないので、フォローアップミルクを受け付けず、さらに代用品に困ったときなどは、専門家に相談してみるのも1つの方法ですよ。
フォローアップミルクは
どんなときに飲ませるといいの?
フォローアップミルクは、前述の通り必ずしも飲ませなければならないものではありませんが、アンケートでは約4割りのママが使用していました。
実際にフォロ―アップミルクを使っていたママは、どのようなメリットを感じて使用したのでしょうか。
離乳食の食べムラがかなりあって、栄養を補うために、1歳になってから育児用ミルクからフォローアップミルクに切り替えて飲ませていました。
離乳食をあまり食べない日もあったので、離乳食+フォローアップミルクで栄養を補っていました。離乳食を食べる量が少なかった日も気持ちが楽でした。
「離乳食食べず栄養が足りてるか不安」「好き嫌いをして栄養が偏っていないか気になる」というときに、フォローアップミルクを使うママがみられました。
フォローアップミルクは、メーカーによって特化している栄養が異なります。鉄分に特化しているものもあれば、DHAに特化したものなどもあるので、購入時はチェックしてみてくださいね。
フォローアップミルクを選ぶときは
対象月齢を確認しよう!
フォローアップミルクの対象は、生後9ヶ月から飲めるタイプと1歳から飲めるタイプがあります。
対象よりも低い月齢の赤ちゃんに飲ませると消化不良を引き起こしてしまう可能性があるので、購入する際は赤ちゃんの月齢や年齢とあったものを選びましょう。
フォローアップミルクは、乳児用の粉ミルクとは成分が異なるので、特に月齢が低い赤ちゃんには飲ませないようにしてくださいね。
対象月齢や年齢についての注意点は、パッケージやメーカーの公式サイトにも記載されているので、気になる場合はチェックしてみてくださいね。
フォローアップミルクは
赤ちゃんの栄養面を補う1つの方法!
フォローアップミルクは、必ずしも使用しなければならないものではありません。ですが、離乳食の食べ具合や進みによって赤ちゃんの栄養面が気になるときには飲ませてあげるのも1つの方法です。
しかし、必要と感じても赤ちゃんが受け付けないというケースも見られました。そんなときのために、メーカーによってはフォローアップミルクを活用した離乳食なども紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
※1 アンケート概要
実施期間:2020年3月17日~3月19日
調査対象:Twitterを利用しているママ
有効回答数:574件
収集方法:Webアンケート