マタニティフォトを撮る時期はいつ?妊娠何ヶ月頃がいいの?

妊婦さんの間で人気のマタニティフォト。妊娠中ならではの姿を写真におさめることで、家族の素敵な記念になりますよね。生まれてくる赤ちゃんも、大きくなって写真を見たときに、両親の愛情を感じるきっかけになるはずです。

今回はマタニティフォトについて、撮影におすすめの時期は妊娠何ヶ月頃なのか、衣装や撮るときのポイントなどをご紹介します。

マタニティフォトとは?

マタニティフォトは妊娠中の体型の変化や、これからパパ・ママになる夫婦の様子を記念写真として残すもので、海外では「maternity photography(マタニティフォトグラフィー)」と呼ばれています。

こだわりの衣装を着たり演出に工夫をこらしたりして、妊婦さんの大きなお腹や体のラインを撮影します。パパや家族、ペットも一緒に撮影することができますよ。

マタニティフォトの時期はいつ?何ヶ月頃に撮るのがいい?

マタニティフォトを撮影するのに適した時期は、安定期に入ってお腹が目立ちはじめた頃から臨月の前までといわれています。しかし、安定期に入ってすぐの頃はまだお腹が膨らみきっていないので、撮影してもわかりづらかったという人が多いようです。

反対に、臨月が近くなると体調などが心配になりますよね。赤ちゃんがいつ生まれるかわからないので、スタジオの予約時期に迷ってしまう人も多いようです。実際に、臨月に撮影を予定していたのに陣痛がきてしまい、写真を残せなかったという人も。

そうしたことから、マタニティフォトは妊娠7~9ヶ月の、無理なく外出できる時期に撮影するのがベストだとされています。

また個人差はありますが、第二子や双子の妊娠は通常よりもお腹が膨らむのが早いといわれており、そのぶん早めに撮影をする人もいるようです。

いずれにせよ、マタニティフォトの撮影に適した時期がいつなのかは個人差があります。体調や体への負担を考慮して決めてくださいね。

マタニティフォトはどこで撮影できるの?

マタニティフォトはフォトスタジオで撮るのが一般的です。マタニティフォト専門のスタジオもあれば、赤ちゃんや子供向けのフォトスタジオでマタニティフォトのサービスを行っているところもあります。

ほとんどのフォトスタジオでは、カラーまたはモノクロを選択できるほか、撮影場所を選べたり、衣装が用意されていたりします。フォトスタジオによっては、マタニティフォトを撮った妊婦さん向けに、マタニティセミナーを実施しているところもありますよ。

マタニティフォト専用のスタジオ以外で撮影する場合は、入園・入学や七五三の時期と重なってしまうと予約が取りづらくなってしまうので、早めに撮影日を決めておくと安心です。

また、フォトスタジオではなく、個人のカメラマンや写真撮影が得意な知人に頼む人もいます。まずはどこのスタジオで撮影するのか、誰にお願いしたいのかなどを決めて、早めに予約をしましょう。

マタニティフォトで人気の衣装は?

フォトスタジオに用意されている衣装には、ドレススタイルやハワイアンリゾートスタイル、マタニティ用のサッシュベルトを使ったスタイルといったバリエーションがあります。マタニティフォトは腹部を露出するのが基本ですが、抵抗のある人は、クロシェのような透け感のあるレース素材の衣装や、お腹のラインが出やすい衣装で撮影してもいいでしょう。

フォトスタジオの衣装に気に入ったものがないときや、個人のカメラマンに撮影を依頼する場合は、ネット通販で衣装を購入することもできますよ。

マタニティフォトで人気のスタイル

● ウェディングドレスのような長い白地のスカートにアンダーバストまでの白いタンクトップやキャミソールを着用し、お腹を露出するスタイル
● ハワイアンリゾートをイメージしたマキシ丈ワンピースに花のヘッドアクセサリーを着用するスタイル
● ベアトップとロングスカートのシンプルなスタイル

衣装だけでなく演出にもこだわると、より素敵なマタニティフォトを撮ることができます。赤ちゃんに履かせる予定のファーストシューズや撮影時の妊娠週数が入ったブロックを周りに置いて工夫をこらすのもおすすめです。

マタニティフォトを撮るときのポイントは?

マタニティフォトはお腹の膨らみや妊娠によって変化した体のラインを撮影するものなので、お腹をしっかり見せることできれいな姿を写真に残すことができます。恥ずかしがらずにリラックスして、お腹が目立つポーズをとりましょう。

お腹に手を当てて横向きに撮影すると、体の丸みが強調されて素敵なマタニティフォトになりますよ。モノクロの写真を残したい場合は、できるだけ肌を露出させるのがおすすめです。

撮影当日は、着替えやすい服を着て、時間に余裕を持って家を出ましょう。撮影中はお腹を出しているので、体が冷えないように気をつけてくださいね。

事前にどんな写真を残したいのかイメージを膨らませておき、カメラマンと相談しながら撮影するとスムーズに進みます。妊娠線が気になる妊婦さんに向けて写真を加工してくれるフォトスタジオもあるので、気になる場合は問い合わせておくといいですよ。

撮影の途中で気分が悪くなったり、お腹が張ったりしたときは、すぐにスタッフに伝えて、無理をしないようにしましょう。

マタニティフォトを撮って妊娠中の記録を残そう

マタニティフォトは妊娠中にしか撮ることのできない貴重な写真です。これから生まれてくる赤ちゃんのことを考えながら、楽しく撮影に臨んでくださいね。

赤ちゃんが生まれると、慣れない育児に追われて慌ただしい毎日ですが、マタニティフォトを見て、お腹の中にいたときのことを思い出せば、きっと落ち着いた気持ちになれるはずですよ。

赤ちゃんと一緒に撮る初めての家族写真として、記念に残るマタニティフォトを撮れるといいですね。

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