子どもが歩けるようになると、公園に遊びに行く機会が増えますよね。砂場や泥遊びに夢中になると、いつの間にか服が泥で汚れて大変なことに。泥汚れは落ちにくいので、洗濯をするママ・パパにとっては困ったものです。できるだけ簡単な方法で、泥汚れをきれいに落としたいですよね。
今回は、子供服の泥汚れの落とし方や落とすときのポイントをご紹介します。
子供服の泥汚れとは?
子供服の泥汚れは、大きく分けて2つのタイプがあります。
1つは、砂場やグラウンドの細かく乾いた砂によるもの。もう1つは、泥遊びや雨の日の泥はねのように湿った泥によるもの。さらさらとした細かい砂の汚れは、手で払うだけでも落ちますが、湿り気のある泥の汚れは、なかなか簡単には落ちません。
泥汚れが落ちにくいのはなぜ?
子供服の汚れは、泥や砂をはじめ、食べこぼしや絵の具・ペンといったものが原因となることがほとんど。なかでも、不溶性の泥は、水にも油にも溶けないため、特に落ちにくい汚れです。
泥は粒子が細かく、服の繊維の奥まで汚れが入り込んでしまうので、汚れたらできるだけ早く洗濯をしましょう。
子供服の泥汚れの落とし方は?
このように泥汚れは、なかなか落ちにくいものですが、コツさえつかめば自宅で簡単に落とすことができますよ。
準備するもの
・水をためられる器(バケツ・シンク・洗面器など)
・固形石鹸
手順
1. 汚れのついた子供服を乾かす
天日干しで1時間ほど乾燥させると、子供服についた泥が乾燥します。
2. 乾燥した子供服の泥をはたきおとす
子供服についた泥をしっかりはたき落とすことがポイントです。歯ブラシでブラッシングすると、よりキレイに泥汚れを落とすことができますよ。
3. ぬるま湯をバケツにためて固形石鹸を溶かし、子供服をつけおく
固形石鹸ではなく、液体や粉タイプの洗濯用洗剤を溶かしたぬるま湯でも効果があります。ぬるま湯の温度は40度くらい、つけおき時間は15分程度が目安です。
4. 子供服をバケツからとりだし、汚れの部分に固形石鹸を擦りながら塗っていく
5. よく手もみ洗いをする
色々な方向から手もみ洗いをすることで、汚れがきれいに落ちていきます。
6. 石鹸がついた状態で15分以上放っておく
7. 再び40度くらいのぬるま湯をバケツにためて、石鹸をすすぐ
8. 洗濯機でいつも通りの洗濯をする
泥汚れにおすすめの固形石鹸は?
泥汚れを落とすには、部分洗い用の洗濯石鹸がおすすめです。
ウタマロ 石けん
出典: www.e-utamaro.com普段の洗濯では落ちにくい頑固な汚れをしっかり落とす石鹸です。汚れや生地になじみやすく、衣服が傷みにくいのも嬉しいですね。
スティックのりを使った泥汚れの落とし方は?
頑固な泥汚れには、スティックのりがおすすめです。泥汚れは、小さな泥が繊維に入り込んでいる状態なので、汚れの部分にスティックのりを塗ると、泥とのりがくっついて、汚れが落ちやすくなります。
スティックのりを使うことで、はがれ落ちた泥汚れが再び洗濯物に付着するのを防ぐこともできますよ。
準備するもの
・スティックのり
手順
1. 泥汚れを水で手もみ洗いする
2. 泥汚れが気になるところにスティックのりを塗っていく
3. 5分ほど放っておく
4. 洗濯機でいつも通りに洗濯する
泥汚れを落とすときのポイントは?
子供服の泥汚れを落とすときは、下記のポイントに気をつけましょう。
洗濯表示の確認
洗う前に、子供服の洗濯表示を確認して、洗濯方法や使用できる洗剤をに確認しておきましょう。デリケートな素材の服は、ゴシゴシと洗うのには向いていません。自宅で洗濯ができない服が泥で汚れたときは、クリーニング店に相談してみましょう。
色落ち・漂白テスト
色落ちする可能性のある服には、あらかじめ洗剤を綿棒に少量つけて、目立たないところでチェックしましょう。その部分をドライヤーであたためて、色落ちや脱色が起きなければ問題ありません。
泥汚れの落とし方をマスターして外遊びを楽しもう
頑固な泥汚れは落とすのが大変なので、子どもが泥遊びをしていると、ついつい焦ってしまいますよね。でも、今回ご紹介した泥汚れの落とし方をマスターすれば、子供服が泥で汚れても落ち着いて対処することができますよ。子どもが小さいうちは、砂場着を着せるのもいいですね。
子どもが大きくなるにつれて、スポーツをしたり、思い切り体を動かしたりして、服が泥で汚れることが増えていくので、今のうちに洗濯のコツをつかんでおきましょう。