ひじきはいつからあげていい?離乳食で注意することは?

離乳食のひじきはいつからOK?

初期(生後5・6ヶ月頃) 中期(生後7・8ヶ月頃) 後期(生後9・10ヶ月頃)
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ひじきは消化しにくく噛み切れないため、離乳食初期・中期は与えないようにしましょう。

離乳食後期以降になると与えられますが、消化に時間がかかるので、調理法を守って食べさせてあげてください。

ひじきはアレルギー症状を引き起こしやすい「特定原材料等28品目」に含まれませんが、まれにアレルギーを起こすことがあります。与えるときは少量からはじめてください。

調理時に気をつけることは?

家庭で使うひじきは、水で戻して調理する「乾燥ひじき」が便利です。

この「乾燥ひじき」には、芽ひじき、長ひじき、寒ひじきといった種類がありますが、離乳食で使用するときは、ひじきの葉の部分を集めた「芽ひじき」がおすすめです。

ひじきをたっぷりの水につけて20分ほど置いて戻し、やわらかくゆでて細かく刻みます。おかゆ、ハンバーグ、野菜との煮物などに加えると食べやすいですよ。

また、ゆで時間が短くてすむ水煮のパウチも便利です。水煮の場合も、さっとゆでて細かく刻みましょう。

ひじきは食物繊維を含むため、量は小さじ1/2程度と食べすぎないように気をつけてくださいね。

監修専門家:管理栄養士・フードコーディネーター 中村 美穂

管理栄養士・フードコーディネーター 中村 美穂
東京農業大学卒業。保育園栄養士として乳幼児の食事作り、食育活動、地域の子育て支援等に携わった経験を活かし、離乳食教室や子どもから大人まで楽しめる料理教室「おいしい楽しい食時間」を開催。書籍、雑誌等へのレシピ提供・監修も行っています。著書に『きちんとかんたん離乳食』(赤ちゃんとママ社)、『1~3歳発達を促す子どもごはん』(日東書院)など。2児の母。

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