出産祝いにいただくことが多いスタイは、かわいいものやおしゃれなものが多い反面、服をカバーする部分が小さく離乳食用のスタイとしては意外と使いにくいもの。こぼしたり吐き戻したりした離乳食で服が汚れてしまう…なんてことも珍しくありません。
そこで今回は、こぼれた離乳食をしっかりキャッチできるうえに洗濯もしやすい、手作り「タオルスタイ」を紹介します!針も糸も使わない縫わない作り方なので、ぜひ作ってみてくださいね。
タオルスタイはいいことたくさん!
離乳食用に作られたスタイもありますが、撥水加工を施したタイプが多く、こぼれた離乳食がスタイをつたって床に垂れたり、触って手がべちゃべちゃになったり…さらにゴワゴワした着け心地で赤ちゃんが嫌がることもあります。洗濯もしにくく嫌な匂いを発するという声も多く聞きます。
一方、タオルスタイにはこんなにいいことが!
・面積が広めなので服が汚れにくい
・洗いやすい
・漂白できる
・消耗品としてガシガシ使える
毎日使うことを考えると、タオルスタイが離乳食用におすすめなんです!
ただ、売り場を探したり、買いに出かけたりするのは大変ですよね。毎日使うので洗い替え用に数枚あるのが理想的ですが、枚数を揃えるとなるとお金もかかります。
そこで今回は、自宅にあるハンドタオルやフェイスタオルで簡単に作れるタオルスタイの作り方を紹介します!
100円ショップや300円ショップでも材料をそろえることもできるので、好きなデザインや色の材料を選んで、オリジナルの組み合わせを楽しむのもおすすめですよ。
今回は、全て100円ショップ、300円ショップで揃えた材料でタオルスタイを作ってみました。
ハンドタオルで作るタオルスタイ
ハンドタオルで作るスタイは、かさばらず洗濯&収納がラクなのが魅力です。それでは早速作ってみましょう。
材料(参考材料費:559円)
- ハンドタオル 1枚
- ゴムひも 1本
- 布用ボンド(裁ほう上手) 適量
ポイント!
今回、縫わない代わりに、塗ってアイロンがけするだけでしっかり接着できる布用のボンド『裁ほう上手』を使います!ラクなうえに耐水性と強度にすぐれているので、使わない手はありませんよ。
作り方(所要時間:約5分)
① ゴムひもが通る幅を確認し、ハンドタオルの一辺を折る
② ①の端に布用ボンド「裁ほう上手」を塗る
③ あて布をして中温のアイロンで圧着する
④ ゴムひもを通す
⑤ ゴムひもの長さを調節する※赤ちゃんにつけて長さを調節してください
\完成/
ハンドタオルのなかでも大きめなサイズの30cm角があれば、赤ちゃんの太もも辺りまでカバーできちゃいますよ。
フェイスタオルで作るタオルスタイ
フェイスタオルのスタイのメリットは、なんといっても吸収性の高さ。2つ折りして作るので、タオルが2重になって安心感も倍増です。
材料(参考材料費:799円)
- フェイスタオル 1枚
- ゴムひも 1本
- ゴ布用ボンド(裁ほう上手) 適量
作り方(所要時間:約5分)
① フェイスタオルを半分に折る
② ゴムひもの幅を確認して「裁ほう上手」を塗る
③ あて布をして中温のアイロンで圧着する
④ ゴムひもを通す
⑤ ゴムひもの長さを調節する※赤ちゃんにつけて長さを調節してください
\完成/
首ひもには「ゴム」を使うのがポイント!
今回は、いずれのスタイにもゴムひもを使いましたが、毎度結びつける手間がなく、頭からパッとかぶせられて便利なんです。
ゴムひもを使う場合は、赤ちゃんの肌に触れても刺激の少ないやわらかいゴムひもを選んでくださいね。ちなみに…ハンドタオルのスタイに使ったのは、肌当たりがやさしい「マスク用のゴム」。
そしてフェイスタオルのスタイに使ったのは、実は「靴用のゴムひも」。ほどよい弾力とやわらかさがあるので採用しました。100円ショップでも色が豊富にそろっているので、気になる方は実際に見て触って、赤ちゃんに合うか判断してくださいね。
▼ タオルスタイ作りの材料はこちら
裁ほう上手
おすすめのハンドタオル
おすすめのゴムひも
簡単に作れるタオルスタイで
楽しい離乳食タイムを!
吸水力があって、洗濯しやすいタオルスタイがあれば、離乳食の食べこぼしに慌てることもなくなりそうですね。今回紹介したタオルスタイは簡単に作ることができるので、ぜひ挑戦してみて、より楽しい離乳食タイムを過ごしてくださいね。