妊娠中に大きくなったお腹は産後もなかなか戻らないという、悲痛な声を良く聞きます。体重は減っても、お腹はたるんだままなんてこともしばしば…。お腹のたるみを引き締めたいと思っても、どうすればいいかわからないし、一歩踏み出すのも大変ですよね。
そこで今回は、産後のお腹をキュッと引き締めた成功者、人気インスタグラマー「きぃdiet」さんに、実際に行っていた引き締め方法を教えてもらいました!すぐに真似できるものばかりなので、ぜひ生活にとりいれてみてください!
きぃdietさんの方法なら
産後のお腹も−15cmは夢じゃない!?
まずはきぃdietさんのご紹介から。
取材協力:きぃdietさん
7kgの産後太りをきっかけに、ダイエットを開始。身長168cm。体重61.8kgから5ヶ月で-10kgの体重減に成功。ジムなどを使わず、自宅トレーニングだけで痩せるスタイル。
産後5ヶ月で-10kg…?しかも自宅トレーニングだけで…!?そんな嘘みたいなきぃdietさんのビフォーアフター写真はこちらです↓
同じ人とは思えない!健康的で引き締まったお腹とくびれ…、憧れますね。
今回ご紹介するお腹の引き締め方法は全て、きぃdietさんが産後、実際に行ったもの。きぃdietさん自身は、今回ご紹介する引き締めメソッドを半年間継続したところ、なんと産後のお腹が15cmも凹んだんだとか…!
ただし、産後の体は妊娠前とは違います。無理は禁物。できない自分を責めるのもダメ。できたことや、良い変化に目を向けて、楽しく続けていきましょう!
さてここからは、きぃdietさんにバトンタッチ!レクチャーよろしくお願いします!
産後のお腹のたるみ引き締めメソッド①
筋トレはプランクを徹底的に!
まず紹介するのは、筋トレ。産後のお腹を引き締めるために、筋トレは欠かせません!お腹全体を鍛え、綺麗に引き締めてくれる、「プランク」という自重トレーニングをオススメします。
道具はいらず自分の体ひとつでできますし、赤ちゃんの横で、赤ちゃんの様子を見ながらお腹を引き締めることも可能です!
方法とポイント
お腹にギュッと力を入れて、写真のように、両肘とつま先だけで体を支えます。お腹が落ちたり、逆に上がったりしすぎず、頭からつま先まで一直線にするのがポイントです。
これをできれば30秒維持し、朝・昼・晩と1日3回行いましょう。
といってもこれ、実はかなりきついトレーニングなんです(簡単に見えるんですけどね…)。なので、最初は3秒でも、5秒でも大丈夫!限界まで続けていると、どんどんできるようになってきます!私も、最初は5秒しかできませんでした(笑)。
産後のお腹のたるみ引き締めメソッド②
ゲルマッサージで脂肪燃焼を狙え!
産後は自分の時間を作りにくいものですが、お風呂中やお風呂上がり、寝かしつけのあとなど、少しでも空いた時間ができたときは、お腹をマッサージするのがおすすめです!
方法とポイント
あまりしっかりとしたマッサージフォームにとらわれすぎず、お腹のお肉を上から下に向かって流したり、円を描くようにマッサージしたりましょう!
このときせっかくなので、スリミング効果があるホットゲルを使うのがおすすめです。お腹周りがポカポカ温まりますよ。
私が使っていたのは、実際にエステでも使われている「バンビウォーター」。お手頃価格なのもおすすめです!
産後のお腹のたるみ引き締めメソッド③
グッズに頼ることも大事!腹筋ローラーを活用せよ!
ときにはグッズに頼るのも大切なこと。お腹のたるみを引き締めるのに特におすすめなのは、腹筋ローラー!!
ちなみに一緒に写っているグッズは、すべて筋トレに負荷をかけるもの。ハイヒールはスクワットのとき、ダンベルとゴムバンドは二の腕のエクササイズのときに使います。手前の重りは、足にも二の腕にも使えます。お腹以外の部位を鍛えたいときは、これらも、おすすめです!
方法とポイント
市販の腹筋ローラーを使って、お腹を意識しながらコロコロ転がします。目標は、1日10回を朝・昼・晩の3セットです。
ただこれも、きつい!!!わたしも最初は全くできませんでした。だけど毎日やっていると、いつの間にかできるようになってきます。
最初は、あまり遠くまでコロコロできなくても大丈夫。自分の限界ギリギリまでやれば、しっかりとお腹に効いています。
産後のお腹のたるみ引き締めメソッド④
夕食はひかえめに。空腹睡眠を心がけよ!
空腹睡眠とはその名の通り、空腹気味の状態で眠ること。夜に溜め込まないことで朝もすっきり起きられますし、お腹を引き締めるだけでなく、健康面でもおすすめです。
以前は私も寝かしつけの後にご飯を食べていたのですが、その頃はお腹周りが思うように引き締まらなかった。授乳や育児があって大変だとは思いますが、できる範囲で心がけてみると良いと思います。
方法とポイント
基本的に、寝る4時間前くらいまでに夜ご飯を済ませます。わたしの場合、夜ご飯は16:30!サラダやバナナ、チーズなど、太りにくい食材を選んで、量も少しだけにします。
夕食後にお腹が空くことはありますが、水を飲んだり歯磨きをしたりして気を紛らわせます。どうしてもお腹が空いて食べたいときは、チーズやプロテインがおすすめです。
そしてそのぶん、朝は好きなものを好きなだけ食べましょう!昼は腹八分目くらいかな。朝好きなものが食べられると思うと、夜も我慢できるんです。お腹が減ってきたら、明日の朝何食べようかな〜と想像してみると、楽しい気持ちになりますよ。
産後のお腹のたるみ引き締めメソッド⑤
常にお腹を意識して生活せよ!
お腹を引き締めるためにさまざまなトレーニングや食事制限をするのも大切ですが、やっぱり、日常生活の中での意識が大切。「お腹を引き締めるぞ〜〜」と念を送りながら(笑)お腹周りを意識してみると良いと思います!
方法とポイント
おへそを背中の方までぎゅーっと引き寄せるように、お腹を凹ませます。数秒キープして緩める、また力を入れてキープ…というのを繰り返しましょう(息をするのは忘れないでね!)。
これは、テレビを見ているとき、洗濯物を干しているとき、スーパーで買い物しているときなどなど、いつでもできるお腹の引き締め術!毎日の生活の中で常にお腹に意識を向けているだけでも、お腹の引き締めに効いてきますよ!
産後のお腹を引き締めよう!きぃdietさんから産後ママへ
妊娠中は吐きづわりで全然太らず、その開放感から産後にたくさん食べてしまい、むくむく太っていきました。
そんななかで私が産後ダイエットを始めようと思ったきっかけは、自分のお腹でした。あまりにも自分のお腹がいやで鏡を直視できないようになって、産後ダイエットを始めたんです。
産後ダイエットには、苦悩や挫折が付きものです。頑張っているのに効果が出ないとき、思うようにトレーニングができないとき、なかなかお腹が引き締まらなくて挫折しそうなときが、私にもありました。
でもそんな気持ちや悔しさを全部ダイエットにぶつけ続けて、今があります。
みなさんも挫折をプラスに!一緒にお腹を引き締めていきましょう!応援しています!
取材協力:きぃdietさん
7kgの産後太りをきっかけに、ダイエットを開始。身長168cm。体重61.8kgから5ヶ月で-10kgの体重減に成功。ジムなどを使わず、自宅トレーニングだけで痩せるスタイル。