赤ちゃんに水道水をあげてもいいのかな?みんなどうしてる?

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赤ちゃんはたくさん汗をかくので水分補給が大事です。母乳やミルクを飲ませるのが基本ですが、外出先でミルクがなくなってしまった場合など、水しかあげられないということもあるでしょう。

そこで今回、80人以上の先輩ママに、赤ちゃんにどんな水を、どんなタイミングで、どのくらいの量をあげているのか聞いてみました(※1)。その結果をご紹介します。

いつから赤ちゃんに水を飲ませているの?

赤ちゃん 水 グラフ1

赤ちゃんに水を飲ませていいのは、湯冷ましであれば生後3ヶ月以降だとされています(※2)。

では、実際のところ、先輩ママたちはいつ頃から赤ちゃんに水を飲ませているのでしょうか?

今回行ったアンケートによれば、赤ちゃんに水を飲ませ始めた時期として最も多かったのは「生後6〜7ヶ月頃」で、全体の約30%でした。次いで多いのが、17%の「生後4〜5ヶ月頃」です。

目安とされている生後3ヶ月頃から赤ちゃんに水を飲ませていたという人は少なく、6%しかいませんでした。

全体的に、目安よりも遅い時期に水を飲ませ始めている人が多いことがわかりますね。

ただし、新生児期〜生後2ヶ月頃に水を飲ませ始めたという人も11%いました。

赤ちゃんに水をあげるタイミングや量は?

赤ちゃんに水をあげる場合、先輩ママたちはどのようなタイミングで、どのくらいの量をあげているのでしょうか?

水をあげるタイミングは?

一般的に、赤ちゃんに水をあげるかどうかの目安は、おしっこの回数だとされています。

おむつ替えをしたときに、いつもよりおしっこの量が少ないなと思ったら、水分が足りなくなっている可能性があります。そのタイミングで水を与えるのがよいようです。

ただし現実的には、必ずしもおむつ替えのタイミングで水をあげているママばかりではありません。

先輩ママたちが挙げた、赤ちゃんに水をあげるタイミングは以下の通りです。

  • 離乳食やおやつを食べた後
  • お風呂上がり
  • 寝る前
  • 夜中起きたとき
  • 子供がほしがったとき
  • 便秘のとき
  • 暑かったり、汗をかいたりしたとき
  • 遊んだ後
  • お茶がないとき
  • 歯磨き後
  • 外から帰ってきたとき

あげる水の量は?

一般的には、スプーン1杯くらいの量からはじめて、徐々にあげる量を増やしていくべきだとされています。

ただし、あくまで母乳やミルクの補助的な位置づけです。

メインの水分補給として水を飲ませてしまうと、代わりに母乳やミルクを飲まなくなって栄養不足になってしまうことがあるので、注意すべきとされています。

ところが、赤ちゃんにあげる水の量を先輩ママたちに聞いてみたところ、最も多い答えは「特に決めていない」でした。

実際には、赤ちゃんがほしがるだけ飲ませているというママの方が多いようです。

赤ちゃんに水道水をあげても大丈夫?

今回のアンケートでは、約3割のママが赤ちゃんに水道水をあげていると回答しました。

しかし、赤ちゃんに水道水をあげて大丈夫なのでしょうか?

結論を先に言うと、赤ちゃんに水道水をあげても大丈夫です。

日本の水道水は、世界保健機構(WHO)の飲料水水質ガイドラインを参考に作られた水質基準をクリアしているので、飲料水として認められています(※3)。

また、日本の水道水はミネラル成分が少ない「軟水」に分類されています。つまり、赤ちゃんのミルクにも使うことができますよ。

ただし、水道水には消毒用として投入された塩素が、残留塩素(カルキ)として含まれています。水道水をそのまま飲ませると、このカルキが体に負担をかけてしまうとも考えられます。

そのため、赤ちゃんに水道水を飲ませるときは、10分程度沸騰させてカルキを飛ばし、冷ましてから与えるといいでしょう。

浄水器を通した水道水はカルキが減っていたり、完全に取り除かれていたりします(※4)。水道水をそのまま飲むよりも赤ちゃんへの負担は少ないと考えられますが、心配な場合は、上記のとおり、沸騰させましょう。

赤ちゃんに水道水をあげるのはどんなとき?

赤ちゃん 水 グラフ2

赤ちゃんに水道水をあげるのはどんなときなのでしょうか。

水道水をあげている先輩ママのうち、普段からあげているという人は40%、決まったタイミングのときだけという人は60%でした。

後者の人たちが挙げたタイミングは次の通りです。

  • 他に飲み物がないとき
  • 急いでいるとき
  • 外食したとき
  • 口をゆすぐとき
  • 歯磨きしたとき
  • 薬を飲むとき

また、水道水をそのまま飲ませるのではなく、ミルクを作るために使ったり、味噌汁やスープを薄めるために使うという人もいました。

「赤ちゃん用の水」ならすぐ飲ませられる!

水道水であればいつでも手軽に飲ませることができますが、上述の通り煮沸することが推奨されています。

それが面倒な人には、赤ちゃん用の水がおすすめですよ。

赤ちゃん用の水は加熱殺菌されているため、そのまま飲ませることができます。

また、含まれているミネラルの量がごくわずかなため、ミルクの栄養成分に与える変化を最小限に抑えることができます。

ヒロさん

ヒロさん

水道水を煮沸するのばめんどくさいから、赤ちゃん用の水を購入しています。

mimionさん

mimionさん

外出先でウォーターサーバーがなかったりすると水道水を使わざるをえないので、普段から出かける際は赤ちゃん用の水を持ち歩いています。荷物にはなるけど、スムーズにお水を飲ませられるので便利です。

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赤ちゃんの様子を見ながら水をあげよう!

今回行ったアンケートから、赤ちゃんに水をあげるタイミングや量が人によって異なるということがわかりました。

とはいえ、一応の目安はあります。

水をあげる場合は、赤ちゃんの体に負担をかけないよう、様子を見ながら飲ませるようにしましょうね。

※1 アンケート概要
実施期間:2018年11月12日~11月13日
調査対象:アプリ「ninarubaby」を利用中のママ
有効回答数:86件
収集方法:Webアンケート

※2 母子衛生研究会「Q. 完全母乳の3か月の子。水分補給についてどう考えればいいですか。 (2015.5)」
※3 東京都水道局「よくある質問」
※4 浄水器協会「浄水器とは」

※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。

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