赤ちゃんと外出する機会が増えると、注意したいのが虫刺され。外出時でも素早く対処できるよう、赤ちゃん用に虫刺されの薬を準備しておきましょう。
今回は、虫に刺された赤ちゃんの肌をケアする市販の塗り薬や、ケア用品を10点紹介します。
赤ちゃんに虫刺されの薬を選ぶときの注意点
赤ちゃんに市販の塗り薬を選ぶときは、以下の点を確認しましょう。
● 症状に対して効能があっているか
● 使用目安年齢にあてはまるか
● メントールやステロイドを含まない
● 使用したい部位に使えるか(顔・体など)
虫刺されの薬のなかには、蜂の分泌液でつくられるミツロウを含むものもあります。薬なので直接食べるものではなく、また、製造時に加熱処理をしていることが多いですが、できれば1歳を過ぎてからの使用をおすすめします。はじめからアレルギー体質とわかっている場合は、皮膚科で処方してもらいましょう。
赤ちゃんの虫刺され薬の選び方は?
テクスチャ
● 長時間ケアしやすいクリームタイプ
● 手を汚さずに使える液体タイプ
● 軽い塗り心地のローションタイプ
● かきこわしを防止するテープタイプ
歩いたりハイハイをしたりと、よく動き回る赤ちゃんには、すばやく肌に馴染む液体やローションタイプ、肌をしっかり保護しながらケアしたいときは、クリームタイプを選ぶのがおすすめですよ。
かゆみが気になってかいてしまう赤ちゃんには、テープタイプを選んであげましょう。
肌にやさしい成分
● 超低刺激の塗り薬
● 天然成分の塗り薬
赤ちゃんの肌は敏感なので、ステロイド成分や防腐剤無添加のものを選びましょう。
オーガニックコスメブランドからは、天然成分だけで作られた塗り薬も発売されているので、できるだけ自然な成分にこだわりたいママやパパにおすすめですよ。
携帯しやすいサイズ
持ち歩き用には化粧ポーチなどに入れておけるコンパクトなサイズ選び、自宅用には大きめサイズを常備しておくと◎。
症状と効能
虫刺されの炎症を抑える効果のほかに、おむつのかぶれやあせもなどのかゆみに対応しているタイプの薬は、用途が幅広く便利です。
ダニやハチ、ブヨなど、特定の虫に対応しているタイプは、用途が限られる分、専用に作られているので効果が得やすいですよ。
赤ちゃん用の虫刺され薬!クリームタイプ
1. 池田模範堂 ムヒ・ベビー 15g
出典: www.ikedamohando.co.jp生後1ヶ月から使うことができる「ムヒ・ベビー b」。ステロイドを含んでいないので、赤ちゃんでも安心して使えますね。虫刺されはもちろん、あせもやおむつかぶれ、顔にも使うことができるので、1本あると便利ですよ。
丈夫なラミネートチューブタイプなので、持ち歩きにも最適。常備用、持ち歩き用に使い分けてもいいですね。
2. 佐藤製薬 ポリベビー 30g
出典: www.polibaby.jp虫刺され、おむつかぶれ、湿疹などに効果のある「ポリベビー」。かゆみを鎮める抗ヒスタミン剤と、患部の治りを助けるビタミンAなどが配合され、基剤にはナタネ油とサラシミツロウの天然素材を使っています。
敏感な赤ちゃんの肌を、さまざまなトラブルから助けてくれる優秀なクリームですよ。
3. 第一三共ヘルスケア オイラックスソフト 16g
出典: www.daiichisankyo-hc.co.jpステロイド成分を配合していない低刺激のクリーム「オイラックスソフト」。皮膚の組織修復を助けるアラントインが配合されていて、赤ちゃんの肌を健康的な状態に整えます。
かゆみで掻きすぎてしまう前に、サッと塗ってケアしてあげましょう。
4. 田辺三菱製薬 コートf MD軟膏 10g
赤ちゃんの薄い肌にも使える、軟膏タイプのかゆみ止めです。抗炎症作用のある成分が穏やかに作用して、かゆみやかぶれを鎮めてくれますよ。
赤ちゃんの肌トラブルに使える軟膏として、常備しておくのがおすすめです。
5. ヴェレダ カレンドラケアクリーム 25g
こちらは、人気オーガニックコスメブランド「ヴェレダ」のケアクリーム。古代エジプトの時代から、薬用植物として肌のケアに使用されてきたキク科の植物、カレンドラを主成分にしたクリームです。
ミツロウやゴマ油などの天然成分が肌の上に保護膜を作り、肌トラブルをやさしくケアしてくれますよ。
6. ルーカスポーポークリーム 25g
オーストラリアのパパイアから作った天然成分の「ルーカスポーポークリーム」。パパイヤに含まれるパパイン酵素には消毒作用があり、虫刺されをはじめ、おむつのかぶれ、やけど、かゆみ、あざ、日焼け後のケアにも最適。
ほんのり香るパパイヤの香りもポイント。大人のリップバームとしても使えますよ。
赤ちゃん用の虫刺され薬!液体タイプ
7. 池田模範堂 液体ムヒベビー 40ml
生後3ヶ月から使うことができる「液体ムヒベビー」は、液体ならではの高い浸透力で、かゆみを和らげます。サッと塗ることができる手軽さや、手を汚さずに使えるノズルが人気。動きの多い赤ちゃんに塗りやすいのがうれしいですね。
アルコールやメントールなど、赤ちゃんの苦手なスーッとする成分も不使用。刺激が少なくしみにくい仕様です。
8. 赤ちゃん用の虫刺され薬 ラクピオンR クールベビーR液 50ml
ノンアルコール、ノンステロイド、防腐剤無添加の低刺激なかゆみ止め「ラクピオンクールベビー液」。かゆみ止めの成分に水溶性ビタミンを配合し、肌そのものの修復力を高めてくれるため、あせもへの効果も期待できますよ。
クリーム剤のように手に取らなくても塗布できるので、手がべたついたり取りすぎたりすることもありません。
赤ちゃん用の虫刺され薬!ローションタイプ
9. アシュケア 薬用メディローション 250ml
抗菌性に優れた、肌にやさしいスキンケアローションです。軽い日焼け後や、虫刺され、軽い引っ掻き傷にも◎。
香料・着色料・アルコール・パラベン・鉱物油などを使っていないローションで、赤ちゃんの肌にも安心です。
赤ちゃん用の虫刺され薬!テープタイプ
10. 池田模範堂 ムヒパッチA 76枚入
赤ちゃんのかきこわしを防ぎながらかゆみを抑える、テープタイプのかゆみ止め「ムヒパッチ」。患部を覆うことで薬の吸収が高まり、効果も持続しやすいので、しつこいかゆみにも効果的です。
子どもに人気のアンパンマンがデザインされていて、つけているだけで心強く感じそうですね。
赤ちゃんが虫に刺されやすい理由は?
蚊に限らず、虫は暖かいところ、二酸化炭素の濃度が高いところ、汗などに集まる習性があります。赤ちゃんは大人よりも体温が高く、呼吸数も多いので、大人に比べると刺されやすいのが特徴です。
薄くて柔らかい赤ちゃんの肌は、虫が刺しやすい格好の場所です。虫に刺されると、場合によっては、化膿したり、重症化したりすることもあるので、悪化するまでに塗り薬などで対処してあげましょう。
赤ちゃん用の虫刺され薬を事前に準備しよう
赤ちゃんとのお出かけは楽しいものですが、虫の多い季節は、いつどこで刺されてしまうかわかりませんよね。刺されてしまっても慌てないよう、暑くなる前に準備しておくと安心ですよ。
下記では、赤ちゃんに負担をかけずに虫除けできるアイテムをご紹介しています。刺される前の予防策として、こちらもチェックしてくださいね。