ベビーナブとは?赤ちゃんの性別はいつどれくらいの確率でわかる?やり方は?

お腹の赤ちゃんの性別をできるだけ早く知りたいという妊婦さんもいますよね。SNSなどで「ベビーナブ」という言葉を耳にして、詳しく知りたいと思っているのではないでしょうか。

そこで今回は、ベビーナブではいつから性別がわかるのかや正確性、どうやってできるのかをご紹介します。

ベビーナブって?赤ちゃんの性別はいつからわかるの?

ベビーナブとは「赤ちゃんの突起」という意味で、妊娠中期以降に判明することが多い性別を妊娠初期に推測する方法です。

妊娠初期に産婦人科で撮影したエコー写真や動画を使って、赤ちゃんの性別を予測します。

妊娠アプリ「ninaru」ユーザーへのアンケートでは、赤ちゃんの性別がわかった週は以下のようになっています(※)。

赤ちゃんの性別が判明した時期 ninaru アンケート結果

妊娠初期に判明したという妊婦さんもいますが、妊娠中期(妊娠16週〜27週)以降にわかった人が83%でした。

べブーナブは、赤ちゃんの性器が発達してくる妊娠10週以降から予測することができるので、通常の妊婦健診よりも赤ちゃんの性別が早くわかる可能性があります。

ベビーナブで性別がわかる確率は?どれくらい信頼できる?

ベビーナブは医学的に認められている性別診断ではないため、産婦人科で行われることはありません。

確実に信頼できるというよりは、性別判断ができるかも?くらいの気持ちでいた方がいいでしょう。

海外の研究によると、ベビーナブで性別がわかる精度は、CRL(頭殿長)の長さで変わってくるようです(※1)。

ベビーナブ 正確性

日本では、頭殿長が50mmを超えてくる赤ちゃんが出てくるのが妊娠11週の中頃です(※2)。

標準的なサイズの赤ちゃんであれば50mm以上の大きさになるまでにはもう少しかかるので、ベビーナブを試してみるのは妊娠12週以降にしておくと、精度が高くなりそうですね。

ベビーナブってどうやってやるの?自分でできる?

ベビーナブは、個人的に診断を行っている産婦人科医に依頼することもできますし、自身で試してみることもできます。

ベビーナブをするためには、以下の条件を満たしたエコー写真が必要になります。

● 赤ちゃんが上を向いている
● 赤ちゃんの背骨が水平になっている
● 性器となる突起物が写っている

頭殿長(CRL)の長さが十分になったタイミングで、ちょうどいいエコー写真や動画を産婦人科で撮ってもらえるといいですね。

ベビーナブ 見分け方

エコー写真の準備ができたら、背骨と突起物が出ている角度を見比べて、ベビーナブを行ってみましょう。

ベビーナブでは、角度が30°以上であれば男の子、30°未満で水平に近いと女の子とされています。

実際のエコー写真はモノクロで、へその緒なのか突起物なのかは見分けるのが難しいです。

赤ちゃんの性別を予想する手段の一つとして、楽しむくらいにしておいてくださいね。

※1 Ultrasound Evaluetion of FETAL gender at 12-14 weeks” Biomedical papers, 2012 (vol. 156), issue 4
※2 日本超音波医学会「超音波胎児計測の標準化と日本人の基準値」

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