高野豆腐はいつからあげていいの？離乳食で注意することは？

離乳食の高野豆腐はいつからOK?

初期（生後5・6ヶ月頃）	中期（生後7・8ヶ月頃）	後期（生後9・10ヶ月頃）
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高野豆腐は弾力があるため、食べやすい大きさにしてやわらかく調理すれば、離乳食初期から与えられます。

豆腐の栄養が凝縮されていて、たんぱく質が豊富な食材です。豆腐や白身魚などの他のたんぱく質食品に慣れた頃を目安にしましょう。

アレルギーに注意！

高野豆腐の原材料である「大豆」は、アレルギー症状を引き起こしやすい「特定原材料等28品目」のひとつです。

初めて食べさせるときは、アレルギー症状が出た場合や心配ごとに備えて、かかりつけの医療機関を受診できる曜日の午前中に与えましょう。

1日1口からはじめて、様子を見ながら量を増やすようにしてください。

調理時に気をつけることは？

高野豆腐を離乳食に使うときは、やわらかくふんわりとさせてから与えるようにしましょう。

離乳食初期と中期は、ぬるま湯で戻してから細かく刻むか、乾燥している状態ですりおろしてから煮ると食べやすくなります。後期からは、ぬるま湯で戻してみじん切りにすると、食感が楽しめますよ。

スープに入れたり、主食に混ぜたり、和え物に使ったりすると食べごたえがでるのでおすすめです。

監修専門家：管理栄養士・フードコーディネーター　中村美穂さん

東京農業大学卒業。保育園栄養士として乳幼児の食事作り、食育活動、地域の子育て支援等に携わった経験を活かし、離乳食教室や子どもから大人まで楽しめる料理教室「おいしい楽しい食時間」を開催。書籍、雑誌等へのレシピ提供・監修も行っています。著書に『きちんとかんたん離乳食』（赤ちゃんとママ社）、『１～３歳発達を促す子どもごはん』（日東書院）など。２児の母。