《2人目妊娠あるある》疲れやすい・しんどい・つわりがつらい…

赤ちゃんのかわいい姿を見ていると、「そろそろ2人目が欲しいな…」と思うこともありますよね。

ですが、いざ2人目の妊娠が判明すると、それまでは難なくできていた家事や育児が、途端に辛くなることもあるようです。

「まさか、こんなに大変だとは…」
「1人目の妊娠とこんなに違うなんて…」

2人目を妊娠すると家事や育児は具体的に何が大変になるのか、先輩ママの声をご紹介します。

2人目の妊娠で家事や育児の負担は?

2人目妊娠 家事や育児の負担

編集部では、子どもが2人以上いるママと2人目以降の子どもを妊娠中のママにアンケート調査を実施(※)。

圧倒的に2人目以降の妊娠時の方が、家事や育児の負担が重いことがわかりました。

同時に、上の子どもが何歳のときに次の子どもの妊娠が判明したのか、教えてもらいました。

2人目妊娠時の長子の月齢

上の子が0〜1歳代のときに、次の子を妊娠した人が圧倒的に多いことがわかりました。まだ授乳中のケースも多く、さらに、1歳代後半からはイヤイヤも激しくなってきますよね。

ママ達は第2子以降の子供を妊娠中、家事や育児でどのような苦労をしたのでしょうか。

《2人目の妊娠》
1人目の妊娠と違って大変だったことは?

2人目を妊娠して気づいた、1人目の妊娠時より大変だったこと、辛かったことを多い順にご紹介します。

順位 《大変だったこと・辛かったこと》
1位 つわりが辛くても休めないこと
2位 上の子にいろいろな我慢をさせること
3位 体力が持たず、疲れやすいこと
4位 上の子がグズったときの抱っこ
5位 上の子を連れての外出(健診など)

圧倒的に多かったのが、つわりで体が辛くても横になって休めないことでした。

先のアンケート結果からもわかるように、第2子を妊娠したときに第1子がまだ0〜2歳代だったママが大半を占めています。

0〜2歳代は「ちょっと待ってね」や「ガマンしてね」という言葉が、まだまだ通じない年齢。そのため、つわりで辛い体にムチを打って、上の子どものお世話をするしかなかったようです。

次の章からは、具体的にどのような点が辛かったのか、そして、どのように対処したのかをご紹介します。

2人目の妊娠、家事・育児で大変なこと①
つわりが辛くても休めない…

1人目の妊娠中、つわりで辛いときはなるべく安静にして過ごしたという声が多く聞かれました。

ですが、2人目の妊娠時は体調がすぐれなくても、上の子どものペースに合わせて動かなくてはならず、それがつらかったそうです。

眠気と疲れとの戦いでした

1人目のときは休みの日に昼寝をして乗りきったけれど、2人目の妊娠時は上の子のお世話があり、思うように休めなかったのが辛かったです。夜泣きもあり、眠気と疲労との戦いでした…。

部屋がどんなに汚くても、家事がどれだけ溜まっていても、上の子がねんねしたときは一緒に寝るようにしました。出産準備も、必要最低限のことに抑えました。

体調がすぐれず、上の子にイライラしてしまって自己嫌悪に陥ってしまうこともあると思います。私も、実際そうでした。自治体のサービスを利用したり、ママ友に悩みや聞いてもらうなどして乗り越えてください! (いとにゃママさん)

絶対安静と言われたけれど…

1人目の妊娠中は、体調が悪いときは1日中横になっていられたけれど、2人目はそうはいきません…。病院で絶対安静を言い渡されたけれど、結局、休憩しながら家事や子どもの相手をせざるをえませんでした。

買い物は夫と一緒に行って荷物を持ってもらい、上の子の外遊びはベンチに座って休憩を取りながら付き合いました。

体調が悪いときは家事も育児も、旦那さんや家族の力を最大限に借りましょう!むしろ丸投げくらいの勢いで!

だって、切迫で入院することになるほうが大変です。体は大切に!(ゆなママさん)

2人目の妊娠、家事・育児で大変なこと②
上の子にガマンをさせてしまう…

妊娠前は要求に答えてあげられたのに、妊娠による体調不良などで上の子にガマンさせなくてはいけないこともあったようです。

家遊びでガマンしてもらいました

上の子はお散歩が大好きなのですが、走り出したときに追いかけられないし、グズッても抱っこしてあげられないので、お散歩にあまり連れて行けませんでした。

それに、第二子を妊娠していた時期が冬だったということもあり、室内遊びでガマンさせることも多かったです。

どうしても外に行きたがるときは、車でドライブをするようにしました。(フィズママさん)

抱っこはできませんでした

上の子が1歳3ヶ月のときに、2人目の妊娠がわかりました。それまでは抱っこで寝かしつけをしていたのですが、さすがに抱っこはキツくなり…。

一緒に横になって、背中をトントンして寝かしつけるようにしました。最初は泣いて泣いて大変でしたが、今ではすんなりねんねできるようになりました。

パパや家族の力を借りて乗りきることもできますが、上の子が少しずつ自分のことを自分でできるようになるいい機会だったと思っています。(せいママさん)

2人目の妊娠、家事・育児で大変なこと③
体力が持たず、疲れやすい

1人目の妊娠時より数年が経過しているため、体力の衰えを感じた人も多く見られました。

妊娠による体調の変化もありますが、上の子どもを必死に育ててきて、知らず知らずのうちに疲れが溜まっていたのかもしれません。

自分の体調・気持ちを最優先に

妊娠初期は体調が安定していたのですが、中期以降、体力がガクッと落ちて疲れやすくなりました。休んでも休んでも体が動かず、最終的に上の子のトイレトレーニングも中断しました。やらなきゃいけないことができず、落ち込む日々でした。

でも、とにかく自分の体調と気持ちを最優先にしてください。「こんなママじゃダメだ…」「こんな妻で申し訳ない」と思ってしまう日もあると思います。あなたがダメなんじゃなくて、妊婦さんなら誰しも経験することなんです。

これから、出産という命がけの戦いが待っているんです。だから、妊娠中は頑張らなくていいんですよ。(りんごママさん)

遊びの役割分担をしました

仕事に復帰した直後に、2人目を妊娠していることが判明。上の子はまだ生後7ヶ月だったので、抱っこが必須の月齢でした。

つわりが重いうえに副鼻腔炎にもかかってしまい、食事がほとんど喉を通らない日々…。力が出ず、仕事をするのも保育園に連れて行くのもフラフラの状態でした。

わが家は、体を使って遊ぶのはパパの担当絵本の読み聞かせは私の担当と決めました。さらに、休日は親に来てもらい、子どもの面倒を見てもらいました。

2人目の妊娠は、上の子のペースに合わせなくてはいけないこともたくさんあります。1人で頑張ろうとせず、周りの人を頼ったり、積極的に手抜きをするくらいでいいと思います。(あーちゃんママさん)

《番外編》票は少なかったけれど…
2人目の妊娠、私はこれが大変だった!

第3位まで見ただけでも、赤ちゃんをお腹に宿しながら家事や育児をする大変さがヒシヒシと伝わってきます…。

ここからは、票自体は少なかったものの「これは大変だ…」と唸ってしまった家事・育児をご紹介します。

離乳食の調理、おむつ替え…。匂いで吐き気

匂いづわりがひどく、子どものうんちの匂いをかいでは嘔吐、離乳食を作っては嘔吐の日々でした。

離乳食はレトルトをフル活用し、息を止めておむつ替えをして乗り切りました。(かりんとうママさん)

吐きづわりと匂いづわりのダブルパンチで、離乳食を作ることすらできませんでした。

市販のベビフードをフル活用しましたが、その匂いさえも気になってしまい、マスクをして食べさせていました。体調が辛いときは、ミルクを飲ませるので精一杯だったこともありました。(te teママさん)

外でイヤイヤが発動…

上の子が3歳のときに、第2子の妊娠が判明しました。当時、上の子はイヤイヤ期真っ只中。

つわりが重く、体力も落ちているタイミングでイヤイヤを発動されると、なだめる気力も抱っこする体力もなく…。途方にくれながら、落ちつくのを待つしかできませんでした。(のすちゃんママさん)

上の子にイライラしてしまう…

ホルモンバランスの影響からか、2人目を妊娠してから上の子の言動にイライラしてしまうことが増えました。

ちょっとしたことで上の子を叱ってしまい、そのあと自己嫌悪に陥り、子どもと一緒にメソメソ泣く日々でした。(あやのママさん)

断乳、そして抱っこができないこと

第2子の妊娠がわかったとき、上の子はまだ1歳3ヶ月でした。卒乳するまで母乳育児を続けようと思っていましたが、断乳することに。

おっぱいを欲しがって泣くわが子。つわりで体調が悪く、思うように抱っこもしてあげられず、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。よく頑張って乗り越えてくれたなぁと思います。(かなママさん)

周囲の人のちょっとしたひと言

上の子が2歳半のときに、双子を妊娠したことがわかりました。

体が辛いときに、周りの人から「生まれたらもっと大変になるんだから、今くらいは上の子を甘えさせてあげないと」と言われたことがイヤでした。そんなこと、自分がいちばんわかっているのに…。

自分が思うように動けないので、夫の意識改革から着手しました。家事・育児を"手伝う"ではなく、1人でなんでもできるようになってもらいました(とっても大変でしたが…)。

家事は、頼れるものには頼ったほうがいいです。お掃除ロボットと洗濯乾燥機は痛い出費でしたが、とっても大活躍。買って、本当によかったです!(みーなママさん)

2人目の妊娠、家事・育児で大変なこと④
上の子がグズったときの抱っこ

1人目の妊娠時は重い荷物はパパや家族に持ってもらっていたママも、上の子の抱っこの要求となるとせざるを得なかったようです。

とくにイヤイヤが激しくなる2歳代ともなると体重も重くなるので、その苦労は並々ならぬものがあったそうです。

階段の昇り降りでの抱っこが辛い…

今、第2子を妊娠中です。上の子は1歳代で、まだまだ甘えたい盛り。階段を自分で昇り降りするときもあるのですが、甘えて抱っこを要求してくることも多く、それが辛いです(我が家は3階建てなんです…)。

保育園の教室も3階にあり、毎日階段を昇り降りしなくてはいけません。月曜日の朝と金曜日の夕方は布団を持って階段を上がらなくてはいけないのですが、そのときに限って抱っこを求められます…。

子供のやる気を引き出すような声かけをして自分で階段を昇ってもらうようにしていますが、なかなかうまくいっていません…。(りんそんママさん)

バスでの移動が大変でした

上の子を連れての外出にバスを使っていたのですが、乗り降りするときは抱っこをしなくてはいけないので大変でした。

上の子は自分で歩きたいので、バスに乗るとグスグズしてしまうことも…。抱っこであやしたいけれどそれもできず、グズらせたままバスに乗っているのは精神的にも辛かったです。

上の子がグズグズしたときはバスに乗るのは諦めて、思い切ってタクシーを使うようにしました。(ぽっちママさん)

2人目の妊娠、家事・育児で大変なこと⑤
上の子を連れての外出(健診など)

1人目を妊娠中にその様子を目の当たりにして「大変そうだなぁ」と思っていたことが、自分の身に降りかかってきて「こんなに大変だったのか!」と妙に納得してしまったママも多かったようです。

健診は待ち時間も多いうえに、小さな子供にとっては楽しい場所ではないのでグズグズしてしまうことも多いようです。

看護師さんに助けてもらいました

私は、妊婦健診に行くのが辛かったです。待ち時間が長いので、上の子はどうしてもグズグスしてしまいます。

内診のときは看護師さんが面倒を見てくれたのですが、それでも大泣きしてしまい肩身が狭かったです。(ゆりやんママさん)

産院への移動が大変でした

今、第2子を妊娠しています。抱っこするのは体力的に無理なので、お出かけにはベビーカーが欠かせません。

妊婦健診には電車で行くのですが、電車にベビーカーを持ち込むのは気が引けてしまい、妊婦健診に通うのが辛いです。

なるべく夫に休みを取ってもらい、車で産院まで送ってもらっています。夫が休めないときは、自分の親に付き添ってもらうこともあります。付き添ってくれる人がいると、精神的にも肉体的にもとっても楽です。(なつきママさん)

家族の協力やサービスを上手に利用しよう

今回は、多くの票が集まったものを中心にご紹介しました。

その他にも、上の子をお風呂に入れることや、夜泣きで起こされて睡眠を十分に確保できないといった悩みも多く見られました。

大半のママが対策として挙げていたのが、パパや家族の力を最大限に借りるということ。旦那さんが家事はあまり得意ではない場合は、上の子の面倒を積極的に見てもらうようにしてはどうでしょうか?

お腹に命を宿して育み、そして出産するのはとても大変なこと。その大変さを周りの人に伝えて、力を貸してもらってくださいね。

※アンケート概要
実施期間:2019年3月5日~3月7日
調査対象:子育てアプリ「ninaru baby」を利用しているママ
有効回答数:572件
収集方法:Webアンケート

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