哺乳瓶拒否の体験談!ママたちはこうやって克服した!

それまで母乳オンリーだったとしても、外出時に家族に預けたり、保育園に預けるときには、哺乳瓶での授乳が必要になることもありますよね。

しかし、いざ哺乳瓶で飲ませようとしても、赤ちゃんが嫌がって飲んでくれないことも少なくありません。

そこで今回は、赤ちゃんの哺乳瓶拒否の原因や、哺乳瓶拒否を克服したママたちの体験談をご紹介します。

赤ちゃんが哺乳瓶を拒否する理由は?

赤ちゃんが哺乳瓶を拒否する場合、大きく分けて

  • 普段は母乳オンリーで、初めて哺乳瓶を使った
  • 普段から哺乳瓶を使っているのに、急に飲まなくなった
という2つのパターンがあります。

初めて哺乳瓶を使ったときの哺乳瓶拒否の原因

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初めて哺乳瓶を使ったときに赤ちゃんが哺乳瓶を拒否する原因としては、次のようなものが考えられます。

⚫︎おっぱいと哺乳瓶の乳首の感触・匂いの違いに戸惑っている

それまでママの乳首から母乳を飲んでいた赤ちゃんの場合、ゴムでできた哺乳瓶の乳首との感触の違いに戸惑って、哺乳瓶を拒否することもあります。

また、哺乳瓶の乳首のゴムの匂いが気になって飲まないということもあるようです。

⚫︎ミルクの味や温度が気に入らない

粉ミルクは基本的に母乳に味などを似せて作られていますが、もちろん全く同じというわけにはいきません。そのため、初めてミルクを飲む赤ちゃんのなかには、母乳との味の違いから、哺乳瓶で飲むことを拒否する子もいるようです。

また、ミルクの温度が母乳より熱い・冷たい場合も哺乳瓶拒否が起こることがあるようです。

⚫︎吸ってもうまく飲めていない

赤ちゃんとしては、飲みたい気持ちはあるもののうまく吸えないということもあります。

哺乳瓶の乳首の先端には、小さい穴が開いています。赤ちゃんが乳首をくわえて吸うことで穴からミルクが出ますが、おっぱいと出方が違ったり、乳首の硬さが違うことなどから戸惑うことも。

急に飲まなくなったときの哺乳瓶拒否の原因

これまでは哺乳瓶で普通に飲めていたはずなのに、急に哺乳瓶を拒否されると、「え?なんで?」と驚きますよね。そのような場合、次のような原因が考えられます。

⚫︎乳首のサイズや種類が合わなくなっている

赤ちゃんは月齢が進むにつれ、吸う力が強くなっていきます。また、口の大きさも変わっていくため、成長に合わせて哺乳瓶の乳首を買い換える必要があります。

さらに哺乳瓶の乳首についている穴の大きさや形にも種類がいくつかあり、ミルクが出てくる量が赤ちゃんに合っていないということもあります。

乳首が合っていないと、吸ったときにうまく飲めなかったり、逆にいっぱい出過ぎてむせてしまうことがあります。そのような経験をした赤ちゃんは、哺乳瓶を拒否することがあります。

⚫︎ミルクの温度が熱すぎる・冷たすぎる

ミルクの温度が普段飲んでいる温度よりも、高かったり低かったりする場合、赤ちゃんが哺乳瓶を拒否することがあります。ミルクを作る人がいつもと違うときなどは、ミルクの温度が原因の場合があります。

⚫︎体勢が気に入らない

ミルクをあげる人が、普段と違う場合などによく見られるのがこれ。いつもと違って落ち着かない体勢だと、赤ちゃんは哺乳瓶を拒否することがあります。

原因がわかったところで、ここからは哺乳瓶拒否を克服したママたちの体験談をご紹介していきます。

しかし、赤ちゃんによって効果があるもの・ないものがあるので、いろいろな方法を試してみて最適なものを見つけてくださいね。

哺乳瓶拒否の解決策1:哺乳瓶や乳首を変える

哺乳瓶や乳首を別のものに変えるだけで、赤ちゃんが哺乳瓶を拒否しなくなることもあります。まずは、乳首の穴の形や大きさが、赤ちゃんの月齢に合っているかどうかの確認から始めることをおすすめします。

哺乳瓶拒否の解決策2:おっぱい…と思わせておいてすり替え

最初におっぱいを吸わせておいて、途中で哺乳瓶に切り替える作戦をとったことで、哺乳瓶拒否を克服したというママもいるようです。

哺乳瓶拒否の解決策3:空腹のタイミングで飲ませる

ちょうどお腹が空いているタイミングであれば、拒否せずに飲んでくれるという赤ちゃんもいるようです。

哺乳瓶拒否の解決策4:乳首で遊ばせて身近に感じさせる

赤ちゃんによっては、哺乳瓶の乳首自体が嫌いだという子もいます。哺乳瓶の乳首で遊ばせたりして、身近に感じさせることで哺乳瓶拒否を克服したという家庭もあるようですよ。

哺乳瓶拒否の解決策5:場所を変える

一番簡単にできそうなのが、「場所を変える」こと。今すぐできることなので、早速試してみてもいいかもしれませんね。

哺乳瓶拒否の解決策6:ミルクの温度を変えてみる

これも簡単に試せる方法。いつもよりもミルクの温度を温かめにしたり、ぬるめにしたりすることで、哺乳瓶拒否がなくなることもあるようです。

哺乳瓶拒否の解決策7:飲ませる時の体勢を変える

赤ちゃんが哺乳瓶を拒否する場合、いつもとは違う体勢で飲ませると気分が変わって飲むこともあるようです。ただ、不安定な体勢にならないように注意が必要です。

哺乳瓶拒否の解決策8:しつこく粘る

いろいろ試しても効果が出ず、どうしようもなくなったら「粘る」という原始的な方法に立ち返るのもいいかもしれません。ママのしつこさに赤ちゃんが根負けして、哺乳瓶で飲んでくれるかもしれませんよ。

哺乳瓶拒否の解決策9:哺乳瓶以外のもので飲ませてみる

赤ちゃんがあまりに哺乳瓶に拒否反応を示すようなら、もういっそのこと、哺乳瓶以外のアイテムを使って飲ませてみてはいかがでしょうか。

哺乳瓶拒否に打ち勝って、たまには息抜き!

哺乳瓶拒否は「やっかいなこと」と捉えるママが多いかもしれません。しかし、哺乳瓶拒否は赤ちゃんが「哺乳瓶」を認識し、「ママのおっぱいとは違うもの」と考えている発達の証でもあります。さらに克服できたなら、またひとつ大きく成長した、と考えることもできます。

ネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに捉え、哺乳瓶拒否を解決するまでの道のりを楽しむことができるとすてきですね。

また、哺乳瓶拒否が克服できたら、少しの間、赤ちゃんを家族に預けてお出かけしてみてはいかがでしょうか。ママの息抜きにも繋がって、育児疲れも和らぐかもしれませんよ。

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