保育園の申し込み方法は?申請時期や必要書類、申請後の流れを紹介

何かと準備することが多い保育園の申込み。希望の園に入園できるように、方法や手順をしっかり把握しておきたいですよね。

今回は、認可保育園と認可外保育園の申し込みについて、申請時期や必要書類、申請後の流れなどを紹介します。

保育園の申し込み時期は?

保育園の申し込み時期は、住んでいる地域や園によって違いはありますが、一般的に以下の通りです。

認可保育園の申し込み時期

認可保育園の場合、入園希望月によって申し込み時期が異なります。

● 4月入園の場合
前年度の10~11月頃から申し込みの受け付けが開始され、12月〜翌年1月頃に締め切りとなります(※1)。年度によって変わることもあるため、詳細は役所の保育課に確認しましょう。

● 年度途中入園の場合
基本的に、入園希望月の前月の特定日までに申し込みます。市区町村によっては、2月や3月の入園申し込みは受け付けていないこともあります。

認可外保育園の申し込み時期

園によって申し込み時期はさまざまです。

定員に空きがあれば通年で受け付けている園もあれば、4月入園の場合だけ前年度に申し込み期間を設けている園もあります。また、見学会後にそのまま申し込みをする園も少なくありません。

保育園の申し込みに必要な書類は?

ここでは、認可保育園と認可外保育園それぞれの申し込みに必要な書類について説明します。

認可保育園の申請必要書類

必ず必要な書類

● 入園申込書
● 給付認定申請書
● マイナンバー記入用紙

「給付認定申請書」は、保育園の利用に必要な保育認定を受けるために提出します(※2)。

保育の必要性を証明するための書類

就労(内定含む) 就労(予定)証明書
求職 求職活動状況申告書
就学 在学証明書、時間割の分かる資料
妊娠・出産 出産予定の子の母子手帳のコピー
病気・けが 医師の診断書
障がい 障がい者手帳などのコピー
介護 被介護者の診断書、被介護者の障がい者手帳などのコピー、介護認定結果通知書、介護のスケジュール表


住んでいる地域や家庭・就労状況によって必要書類に違いがあるので、詳しくは役所の保育課に確認してください。勤務先に就労証明書の記入を依頼するときは、スケジュールに余裕を持っておくと安心です。

必要書類の用紙は、保育課や保育園で入手できます。役所のウェブサイトから書類一式をダウンロードできる場合もあるので、チェックしてみてくださいね。

認可外保育園の申請必要書類

園によって必要書類が異なるため、希望する園に確認しましょう。

基本的には、園が用意した申し込み書に記入し、申請時点では就労証明書や給付認定申請書などは不要な場合がほとんどです。園のウェブサイトにフォームがあり、必要事項を入力して申し込むケースもあります。

保育園の申し込み書類の書き方のポイントは?

保育園の申し込み書類に記入するときは、下記のポイントを参考にしてみてくださいね。

家庭・就労状況を明確に伝える

家庭・就労状況について、事実を正確に記入して保育の必要があることを伝えましょう。認可保育園の選考では、保育の必要性が高い家庭から入園が決まります。

ただし、自営業で子どもの世話をしながら働いていたり、同居の親族が子どもを保育できたりする場合は、保育の必要性が低いとみなされることもあります。

希望する園をすべて記入する

認可保育園の入園申込書には、希望園を全て記入できることがほとんどです。自宅から通える範囲の園をなるべく多く記入しておいたほうが、内定をもらえる可能性は高くなります。

保育課では、保育園別の過去の申し込み倍率などを聞くことができるので、参考にしながら希望園を考えるのもいいでしょう。

保育園の申し込みから入園までの流れは?

保育園の申し込みから入園までのおおまかな流れは下記の通りです。

1. 必要書類の提出

認可保育園は役所の保育課へ、認可外保育園は希望する園へ、必要書類を提出します。

認可保育園の場合、直接提出または郵送で受け付けていることがほとんどです。認可外保育園は、FAXやメールでの受け付けが可能な園もあります。

2. 入園選考

認可保育園の選考では、保育の必要性がの高い家庭が優先されます。

認可外保育園は、園によって選考方法が異なります。申し込み先着順の園もあれば、保育を必要とする事由を重視して選考する園もあります。

3. 結果の通知

認可保育園の場合、4月入園は1月末〜3月頃、年度途中入園は入園希望月の前月末までに、内定または不承諾の通知が届くことがほとんどです。

認可外保育園の場合は、申し込み後すぐに結果が通知されることもあれば、定員に空きが出て内定したときのみ通知が届くこともあります。

4. 入園

園から内定をもらったら面談や健康診断を受け、大きな問題がなければ希望した月から入園となります。

不承諾だった場合は、待機児童として引き続き内定を待ったり、育児休業の延長を検討したりする必要があります。

保育園の申し込み準備は早めにしておこう

保育園の申し込み時期や申請必要書類は、住んでいる地域や年度によって変わります。不明点があるときは、保育課や園で直接聞いたり、ウェブサイトで最新情報を確認したりしましょう。

書類の記入漏れや期日に遅れることがないように、時間に余裕を持って準備できるといいですね。

※1 内閣府「保育の必要性の認定について」
※2 内閣府「よくわかる「子ども・子育て支援新制度」

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