妊娠超初期症状で頻尿やトイレが近くなる?膀胱炎のリスクも?

トイレが近くなったと思ったら生理が遅れている、もしかして妊娠兆候?と気になる人もいますよね。また、トイレの回数が増えて熟睡できないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、トイレが近くなるのは妊娠超初期症状なのか、夜中に頻尿が辛いときの対処法などについてご説明します。

トイレが近くなるのは妊娠超初期症状?

妊娠超初期症状として、頻尿になりトイレが近くなることがあります。

妊娠超初期は妊娠検査薬を使用しても妊娠が判明しない時期ですが、赤ちゃんを育てるために体の中はめまぐるしい変化が起こっています。

頻尿の症状が続いたうえで生理予定日から1週間過ぎた場合は、妊娠検査薬で調べてみましょう。

妊娠超初期にトイレが近くなる理由は?

妊娠超初期にトイレが近くなるのは、妊娠すると増加する「プロゲステロン」というホルモンの影響です(※1)。

プロゲステロンは生理周期に合わせて一定のリズムで増減を繰り返していますが、妊娠が成立すると
分泌され続けます。

プロゲステロンは膀胱周りの筋肉を緩める作用があるため、尿をあまりためておけなくなってトイレが近くなることがあります。

妊娠超初期の頻尿は夜中が多い?夜中の頻尿がつらいときの対処法は?

妊娠超初期に頻尿の症状が出て、夜中に何度もトイレに行きたくなることもあります。人によっては夜中に3〜4回トイレに起きる場合もあるようです。

以下のような対処法をとってみてくださいね。

寝る前に水分を摂りすぎない

寝る前に必要以上の水分を摂るのは控えましょう。

特に、カフェインには利尿作用があり、飲みすぎるとトイレの回数が増えてしまうことがあります。

妊娠中にカフェインを摂り過ぎると赤ちゃんの発育に影響が及ぶ可能性も指摘されているため、カフェインの摂り過ぎには注意しましょう。

冷えに注意する

身体が冷えると尿意を感じやすくなります。夏場はさっと羽織れるものを持ち歩く、冬場は腹巻や湯たんぽを使う、など冷え対策を行いましょう。

市販の尿もれパッドを使用する

市販の尿漏れパッドを利用することで、「尿意を感じても、すぐにトイレに駆け込まなくて大丈夫」という余裕が生まれます。

トイレのことを考えすぎると頻尿の症状がひどくなることがあるので、できる範囲で頻尿対策をしながら、リラックスして毎日を過ごせるといいですね。

頻尿で受診した方がいい目安は?

妊娠初期症状として頻尿を感じる人は少なくありませんが、以下のような症状もある場合は、膀胱炎になっている可能性があります(※2)。

  • トイレに行った後に残尿感が続く
  • 排尿の際にに鈍い痛みがある
  • 排尿の際にに鈍い痛みがある
  • 排尿の際に熱いようなヒリヒリとした感覚がある
  • 尿が白く濁る
  • 尿に血が混じる

膀胱炎の症状があるのに放っておくと、悪化してお腹の赤ちゃんに影響が及ぶおそれがあります。早めに産婦人科や泌尿器科、内科を受診するようにしてくださいね。

受診するときは必ず妊娠している可能性があることを伝えましょう。

もし受診のタイミングで妊娠がわかった場合は、妊娠アプリをダウンロードして、妊娠中の体の変化や生活で気をつけること、赤ちゃんの成長などを確認しましょう。

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監修医師:産婦人科医 藤東 淳也

産婦人科医 藤東淳也先生
日本産科婦人科学会専門医、婦人科腫瘍専門医、細胞診専門医、がん治療認定医、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医で、現在は藤東クリニック院長。専門知識を活かして女性の快適ライフをサポートします。

※1 株式会社メディックメディア『病気がみえるvol.10 産科 第4版』p.43
※2  MSDマニュアルプロフェッショナル版 「細菌性尿路感染症」

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