生まれたばかりの新生児は体がふにゃふにゃとやわらかいため、こわごわと抱っこしているママも多いのではないでしょうか。
そこで、まだ首がすわっていない新生児の抱っこのコツをご紹介します!
新生児の抱っこはみんなヒヤヒヤ!
「ninaru baby」でアンケート(※)を実施したところ、予想より多くのママが、新生児期〜首がすわる前の赤ちゃんの抱っこでヒヤッとした経験をしていました。
母親学級などで体験していた抱っこより、もっと不安定さを感じた人が多かったようです。大切な命の重みを実感するからこそ、緊張してしまう人も多いかもしれませんね。
新生児の抱っこ、緊張するのは
赤ちゃんの体勢を変えるとき
具体的に、赤ちゃんを縦抱きから横抱きにするなど体勢を変えるとき、抱っこするために赤ちゃんの体を床から抱き上げるときに緊張した人が多いようです。
なぜ、このタイミングに緊張してしまったのか、先輩ママに教えてもらいました。
首がすわる前は、慎重に抱っこをするようにしていました。ある日、パパに抱っこを変わるとき受け渡しの体勢のチェンジがうまくいかず、頭がガクンとしてしまい焦ったことがあります。
(sodaママさん)
息子を抱き上げるとき、首と頭の支えが甘いまま体を持ち上げてしまったことがありました。頭がガクンとしてしまい、それ以来、もっと気をつけて抱き上げるようになりました。
(アレンママさん)
子供を抱っこから下ろして床に寝かせるとき、頭を支えている手を外すタイミングが早くて、頭をガクンとさせてしまったことがあります。
(さゆママさん)
アンケートの結果と同様、赤ちゃんの体勢を変えるときにヒヤッとした体験をし、緊張感を感じている人が多いようです。
動画でコツを覚えよう!
新生児の赤ちゃん抱き方のコツ
多くのママがヒヤッとした経験をし、それ以来、緊張感を感じてしまっている4つのタイミングの抱っこのコツをご紹介します。
赤ちゃんを抱き上げて「縦抱き」にする
コツは、片方の手で赤ちゃんの首と頭を、もう片方の手で赤ちゃんのお尻をしっかり支えてから抱き上げることです。
お尻は、赤ちゃんの股の間から手を入れて支えると、スムーズに縦抱きに移行できます。
赤ちゃんを抱き上げて「横抱き」にする
コツは、横抱きの状態にしてから赤ちゃんを抱き上げること。
ママのひじの内側に赤ちゃんの頭を乗せ、もう片方の手で赤ちゃんのお尻を支えてから体を抱きあげます。
このとき、赤ちゃんの脇腹をママのお腹に添わせて抱き上げると、安定感が増します。
赤ちゃんを他の人に渡すとき
コツは、赤ちゃんを渡す相手に「横抱きの腕の形」をあらかじめ作ってもらい、その腕の中に赤ちゃんをそっと置くこと。
受け取る人が赤ちゃんの首と頭、お尻をしっかり支えたことが確認できてから、ママは腕を引き抜きます。
横抱きから縦抱きに変えるとき
コツは「首と頭」「お尻」を支える手を入れ替え、しっかり支えてから赤ちゃんの体勢を変えること。
首がすわる前の赤ちゃんを抱っこするときは、首と頭、お尻を必ず支えるということを覚えておいてくださいね。
うっかりやってない?
赤ちゃんが怖がるNG抱っこ
赤ちゃんのお世話に慣れてくると、抱っこをするときの腕の形や姿勢がおろそかになってしまうこともあります。
なかには、ママが手首を痛めてしまう抱っこや、赤ちゃんが怖がってしまう抱っこもあります。
こんな抱っこ、していませんか?
赤ちゃんを体から離して抱く
赤ちゃんの抱っこに慣れていない人がやりがちな、腕の力で赤ちゃんの体を支える抱っこ。
手首に負担がかかって腕を痛めるだけでなく、赤ちゃんの体も不安定な状態になります。
赤ちゃんを上下に動かす
赤ちゃんをあやそうとして、横抱きのまま「たかいたかい」をしてしまう人も少なくありません。
ママの腕にかかる負担はもちろん、赤ちゃんを高い位置から転落させてしまう危険性もあります。
これらの抱っこは赤ちゃんが怖がって泣いてしまうこともあるので、もし、うっかりやっている場合はやめるようにしましょう。
抱っこで赤ちゃんとのスキンシップを楽しもう
赤ちゃんはどんどん大きくなってしまうので、赤ちゃんを抱っこしてスキンシップをはかれる時間はそれほど長くありません。
さらに、赤ちゃんの撮影に夢中になって、ママやパパが赤ちゃんを抱っこしている写真を撮り忘れてしまう人も少なくありません。
抱っこのコツを覚えて、今しか撮れない写真と思い出をたくさん残してくださいね。
※アンケート概要
実施期間:2018年11月17日~2018年11月19日
調査対象:「ninaru baby」利用者
有効回答数:240件
収集方法:Webアンケート