妊娠中にパートナーにイライラする!どんなことで苛立つの?対処法は?

妊娠してから、以前は気にならなかったような些細なことに敏感になった人もいるのではないでしょうか。特に、一番身近にいるパートナーの言動にイライラすることが増えたという妊婦さんも少なくないようです。

そこで今回は、妊娠中にパートナーにイライラしやすい理由や対処法についてご紹介します。

妊娠中にパートナーにイライラする原因は?

妊娠中にパートナーにイライラする原因は、以下のようなことが関係していると考えられます。

ホルモンバランスの影響

妊娠中はホルモンバランスの変化によって、気分の浮き沈みが激しくなったり憂鬱な気持ちになったりする人もいます。

「ちょっとしたことでイライラする」「わけもなく涙が出る」ということも珍しくありません。

そのため、パートナーに対しても、妊娠前までは気にならなかったことでイライラすることは多いです。

体調の変化

個人差はありますが、妊娠初期は吐き気や食欲不振といったつわりの症状に悩まされる人は多いです。

妊娠中期は比較的、体調が落ち着くことが多いですが、貧血やむくみなどマイナートラブルに悩まされる人も。

妊娠後期になるとお腹がますます大きくなるので、腰や背中の痛み、動悸や息切れなど、身体的な負担が増えます。

こういった体調の変化や体のつらさをパートナーがなかなか理解してくれないと、イライラしやすくなります。

お産や産後の生活に対する不安

お産の痛みに耐えられるか、産後はちゃんと生活していけるのかなど、不安を感じやすくなる妊婦さんもいます。

仕事を続けている妊婦さんは、産休や退職といった環境の変化に対して不安を抱くことも多いでしょう。

不安に感じたときに、パートナーにうまく相談できなかったり理解してもらえなかったりすると、イライラしてしまうこともあります。

妊婦さんはパートナーのどんな言動にイライラしてしまうの?

ここでは、妊婦さんがパートナーのどんな言動にイライラしてしまうのか、具体的なエピソードとともにご紹介します。

家事や上の子のお世話をしない

妊娠を機に、家事分担について見直す家庭も多いですよね。しかし、パートナーが「仕事が忙しい」「苦手だから」といった理由で、なかなか積極的にやってくれないこともあるようです。

 

・風呂掃除や布団の上げ下ろしなど、お腹に負担のかかる家事をやってほしいのにやってくれない

・仕事で疲れているからと、食べ終わった自分の食器さえ片付けない

・気が向いたときにしか上の子のお世話をしない

自分の生活を変えようとしない

妊婦さんは特定の食べ物やお酒、激しい運動など我慢しなくてはいけないことがたくさんあるのに、パートナーはそれまでの生活を変えようとせず苛立ちを感じてしまうことも。

 

・妊婦はお酒を飲めないことを知っているのに、目の前でビールを美味しそうに飲む

・つわりでつらいのに週末は趣味のために出かけてしまう

・いつまでたってもタバコをやめない

・仕事の付き合いだからと、しょっちゅう飲み会に行っている

思いやりや気遣いが足りない

パートナー側に悪気はなくても、妊娠中はちょっとした言葉にも敏感になるもの。パートナーの心無い言葉にイラっとしたり悲しくなったりすることもありるかもしれません。

 

・吐きづわりでげっそりしているのに「ダイエットになってちょうどいいね」と言ってくる

・妊婦健診に来てほしいと頼んでいるのに、仕事を優先して来てくれない

・つわりがひどくて横になっていたら「毎日寝ていて楽だね」と言われる

家庭によって違いはあるものの、妊娠中にパートナーのこういった言動が続くとどうしてもイライラしてしまいますよね。

妊娠中にパートナーにイライラするときの対処法は?

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パートナーにイライラしてしまうのは、妊娠中だから仕方ないとわかってはいても、できれば仲良く穏やかに過ごしたいものですよね。

下記に妊娠中にパートナーにイライラしたときの対処法をご紹介するので、参考にしてみてください。

ホルモンバランスのせいと考えて冷静になる

パートナーに頻繁にイライラしてしまうときは、「妊娠中のホルモンバランスのせいなんだ」といったん冷静になってみましょう。

深呼吸したり好きな音楽を聴いたりして少し時間を空けたら、気持ちが落ち着いてイライラがおさまるかもしれません。

また、冷静になることで何が原因でイライラしているのかはっきりわかることもあります。パートナーに伝えることで解決できそうな内容であれば、二人で話し合う時間を作ってみてくださいね。

パートナーと一緒に妊娠・出産についての知識を深める

初産の場合、多くのパートナーは妊娠・出産の知識をあまり持っていないことがほとんどです。パートナー自身は情報を得たいと思っていても、何から始めたらいいのかわからないことも。

妊婦健診や両親学級に一緒に参加したり、パパ向けの妊娠アプリをすすめたりして、パートナーがパパになる実感がわく行動を一緒にしてみるといいでしょう。

パートナーが妊婦さんの体や心について理解できるようになると行動や言葉が少しずつ変わってきて、イライラすることが減るかもしれませんよ。

積極的にコミュニケーションをとる

「家事をやってくれない」「もっと早く帰ってきほしい」といった理由でイライラするときは、言葉にして伝えるようにしましょう。

「これくらい言わなくてもわかるだろう」と思っていても、状況を察することが苦手なパートナーもいます。

やってほしいこと・やめてほしいことを具体的に伝えることで、パートナーはどうして妊婦さんがイライラしているのかがわかり、お互いストレスや苛立ちが減るはずですよ。

また、パートナーの考えを聞くことも大切です。「この家事はどうしても苦手でできない」「今週は仕事が忙しくて早く帰れない」など、パートナーにも理由があるかもしれません。

お互い、積極的にコミュニケーションをとることを意識できるといいですね。

気分転換の方法を考えておく

パートナーと話し合ったり改善方法を考えたりしても、どうしてもイライラがおさまらないこともあります。そのようなときは、好きなことをして気分転換をしましょう。

妊娠中は激しい運動はできませんが、妊婦体操やストレッチで適度に体を動かしたり、趣味に没頭したりと無理のない範囲でリフレッシュすると、イライラする気持ちが落ち着くこともあります。

妊娠・出産経験のある友達や先輩ママ、母親、地域の保健師さんなどに相談するのもおすすめですよ。

妊娠中のイライラはパートナーと一緒に乗り越えよう

妊娠中のイライラは主にホルモンバランスや体調の変化が原因なので、やむを得ないこと。しかし、パートナーへのイライラが積み重なってあまりにも仲が悪くなると、産後もその状態が続いてしまう恐れがあります。

パートナーと話し合う時間を作ったり家事分担について見直したりして、妊娠中のうちに対処法や解決策を見つけていけるといいですね。

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