【ハッピーバレンタイン2019】感謝のフォーチュンクッキー!

2019.02.20

渡邊 渚
メディアプロデューサー

2月のイベントといえば、バレンタイン!!今年もやりました、バレンタイン!

ということで、今年のバレンタインレポート(愛重め)をお届けします!

ことの始まりは2017年

いまでは恒例行事と化した、エバセンのバレンタインとホワイトデーの応酬。

ことの始まりは2017年でした。


(2017年のチョコはこれ。我ながら気に入っている。)

会社のバレンタインって、義務だし、面倒だし、なんかとりあえず適当にチョコ買って配っとけばいいでしょ…っていう風習をぶち壊すべく、ひとりの女性が立ち上がりました。

そう、それはわたし!編集部のワタナベです!

(ひゅーひゅーぱふぱふ)(よっ平成のジャンヌ・ダルク)(やんややんや)

こほん、ありがとう、ありがとう、みなさん落ち着いて、ありがとう。

「義務」って思うからつまらないんだし、「適当にこなしとけば良いか」って思うからだるいんだと思うんですよ。

世間では「義理チョコ廃止論」が優勢のご時世ですが、それってなんだか、愛がないと思うんですよ。

バレンタインってそもそも、「愛とか感謝とかを伝える日」なのに、その本質を「会社だから」とか「義理だから」とかいうフィルターをかけちゃうのは、超もったいないと思うんですよ。

普段から感謝を伝えるのって難しいし、忘れがちだし、こんな日くらい伝えればいいんじゃないかと思うんですよ。

「女性から男性に伝えるのは日本だけ」とか「チョコレート業界の思惑」とかいろいろあるけど、そういうこと考えたってつまんないじゃん、と思うんですよ。

別にいいじゃん、そういう風習があるんだから、楽しく乗っかっとけば、と思うんですよ!!!

と、声を大にして言いましたけれども。

ようは、せっかくそこにあるんだし、楽しく利用したほうがご機嫌じゃないかと。

ということで、会社のバレンタインという世間で言う「悪習」に楽しく乗っかることに決めたのが、2017年でした。

巻き込んだ責任を感じています、マジで

「乗っかることに決めた」とか言ってるけど、決めたのは私一人なわけです。私の暴走で始めただけであって、他のメンバーは実質、面倒に巻き込まれた形。

とはいえ2017年は、自然と全員がワクワクして楽しめました(と、思っています)。

女性陣にとっても男性陣にとっても初めてのことばかりで、とにかくドキドキ・ワクワク。サプライズ感からくるハラハラ…。

いろんな感情が会社を包み、ホワイトデーには感動で泣く女性もいたんですから。


(ほんとに泣いてる。)

そこから3年。

たくさんの人の出入りがあって、2017年の初回バレンタインを経験した人は少数派になってきました。

それが良いとか悪いとかじゃなくて、あの感じを経験していない人たちにとってみたら、「バレンタイン・ホワイトデーにちょっとなんか特殊なことやる」のが、「義務」で、「面倒くさいこと」になってしまうんじゃないかなって、ちょっと思ったんです。私が今入ったら、そう思うかもしれないなと。

義務であることから抜け出したくて始めたことなのに、それじゃ本末転倒。何でこんなことしてるんだろうって思う人がいたら本当に申し訳ないし、なんていうか、愛は伝えたいけど、愛の押しつけはしたくない!

この文化を作った人間として、会社を巻き込んだ責任を感じました。マジで。

今年のバレンタインは楽しさ優先で

なので今年のバレンタインは、「みんなが楽しいこと」を最優先にすることに決めました。企画のおもしろさや完成度は、正直、二の次。

男性も女性も、できるだけみんなに参加した感じがあって、できるだけみんなが楽しめることを徹底しようと決めました。

と言っても、私一人の力で全員の楽しさを作るのはとうてい無理なので、今年のバレンタインはプロジェクト制にしました!私のほかに4人のプロジェクトメンバーを募り、企画から準備、当日の運営までを考えていったのです。

プロジェクトメンバーとは目的を共有して、インパクトや勢いではなく、「いかに全員に関わってもらえるか」「いかに楽しくできるか」ということを大切にしながら企画案を出し、今年は手作りの「フォーチュンクッキー」を作ることに。

クッキーの中からおみくじが出てくるっていうあれですね。(おみくじじゃなくて、女性の誰かから名指しのメッセージが入ってるようにしたんですけどね。)

これ↓

なかにはこんなメッセージが入っています↓

何度もいいますが企画の成功は二の次なので、男性陣がその辺にいるお昼の時間にみんなで焼いたり、お昼休みに会議室に集まってラッピングしたりして作っていきました。

男性の皆さん空気を読ませてごめんなさいね、なかには全然読めない人もいたけど。


(かわいいかわいい若手女子たち。キャッキャしてて楽しそうだった。)

誰かが家で焼いてきたり、みんなが退社した頃に焼き始めたりしてもよかったんだけど、早く帰らなきゃいけないママたちにも楽しんでほしかったし、毎日仕事で忙しいみんなに、無理やりだけど少しでも息抜きをしてほしかった。


(みんなでラッピング、という名目で集まって実はお喋りたかっただけ。)

この辺の段取りを上手に考えてくれたのは、デザイナーのハニちゃん。タイトなスケジュールのなか頑張ってくれて、本当にありがとう。

そしてクッキーの中から出てくるおみくじを担当してくれたのは、PO業で多忙なたえこさん。素直に伝えるのが本当に上手で尊敬してる。

せっかくだからアノ曲で遊んでみたり

そして、フォーチュンクッキーを作るならば、やっぱりアノ曲は欠かせない…ということで、AKBの「フォーチュンクッキー」にあわせて動画を作りました。

こういうの↓

ここのディレクションは全て、新卒なつみ。女性陣みんながあまり負担を負いすぎず、でも楽しく参加できるように、工夫してくれました。

それを名古屋にいるももちゃんがすごく素敵に仕上げてくれて、エバセン女子社員総出演の豪華な動画になりました。

ありがとう、ありがとう、ありがとう!!!

そして当日は…

前日ギリギリまで準備をして、当日の朝10時前頃から女性陣が集合。それぞれフォーチュンクッキーとハートの風船、クラッカーを仕込んで、男性陣を呼び寄せます。

クッキーは全部手渡し。名前を呼ばれた人が前に取りに来て、女性陣の誰かから受け取るシステムです。

時間はかかるんだけど、渡す方ももらう方も、ちょっと恥ずかしくてドキドキ…してもらえたんじゃないでしょうか。基本ポーカーフェイスなポテトさんがこれだけ笑顔だったから、大丈夫だと思う。


(見守るあずみさんの笑顔も素敵)

こちらは、入社3日目でバレンタインに巻き込まれるという不運なあやのんさんです。

全員に配り終えたら、食べる前に写真撮影。ですが、ここでもう1サプライズ。

女性陣が後ろからクラッカーをパーーーーンと鳴らして、びっくりさせるという、なんていうか全然意味はないんですけど、なんか楽しいやつ。

ハイチーズ

パーン

からのキャハハ

こーのーかーおーがーーー写真に撮りたかった!(アップにして見てね!)ナイスリアクションありがとうございます。

そんなこんなで、
みんなに楽しんでもらえたかな…

迷ったときは、効率よりも、嬉しい方を、楽しい方を、みんなが参加できる方を選んで作った今年のバレンタイン。みんながニコニコしているのを見れて、ほっとしました。

余談ですが、全員での写真撮影後、男性陣は男性陣だけその辺に固まってクッキーを食べ、女性陣は女性陣だけで集まってキャッキャと写真を撮ったりしていて、この男女分かれる感じ、なんかみんな思春期に戻ってる〜〜と思っておもしろかったです(笑)

こちらは女子だけでパシャリとした写真。みんなありがとう!

ちなみに、女子だけの秘密の楽しみとして、全員、緑のワッペンをつけておりました。(写真見えるかな…)これは全部、かなえさんの手作り!

みんな顔や形が違って、ひとりひとりの雰囲気を考えながら作ってくれたんですって!なんてこと!本当になんてこと!ありがとうございました!