よくある質問:若手女子の働き方って?

2017.10.18

渡邊 渚
メディアプロデューサー

こんにちは。メディアプロデューサーの渡邊です。

早いもので、入社してから1年半が経ちました。

エバセンのなかでは少々古株かつ年齢が近いということもあり、最近は新卒でエバセンに興味を持ってくださる方と面談をさせていただく機会が増えてきました。

そのなかでよく受ける質問が、「どうして転職したんですか?」「今後どうしていきたいですか?」「結構長い時間働くんでしょうか?」などなど、働き方やキャリアに関するもの。

なるほどなるほど。たしかにベンチャーでの働き方やキャリアって想像しにくいよな。

ということで、今回はよくある質問への回答をまとめてみました。あくまでもワタナベ(26歳独身女性)個人の見解ですが、参考にしていただけるとうれしいです。

Q1. 子育て未経験でもエバーセンスで働けるの?


▲ いつでも見える位置に貼っている、覚えておきたいこと

そもそも私がエバーセンスに入社したのは、編集業務も未経験の社会人2年目。

エバセンへの転職を決意したのは、ユーザーに寄り添ったサービスをしっかりと作りたかったから。言い換えると、できるだけたくさんの人が笑顔になって、幸せになって、愛で満ち足りた世界を作りたかったから。それがエバセンならできると確信したからです。

詳しくは入社当時のブログをみてね。

「子供がいないとエバセンには入れない?」と思う人もいるかもしれないけれど、全くそんなことは無いのです。

わたし自身は、妊娠の不安と喜びを、出産の痛みと幸せを、育児の大変さと微笑ましさを、経験したことがないけれど、そういう気持ちの人がいることはわかる。今日、いま、まさにこの瞬間、不安になって検索している人がいることはわかる。

大切なのは想像力と、思いやりです。

Q2. 入社したらどんな風に働くの?

配属先は人それぞれだけど、私の最初の配属は、こそだてハックの商品編集チーム。育児グッズやマタニティグッズの記事を書いていました。

当時のわたしは、妊婦さんやママが何を使いたいかなんて、1ミリもわかりません。記事の書き方もわかりません。

週の目標本数はそこそこきつくて、ぼーっとしていたら全然終わらない。

最初は、「早く記事をしっかりと書けるようになりたい!」という一心で、毎日吐きながら働きました。というのは嘘で、1ミリも吐き出さないように、猛烈に吸収しながら働きました。

猛烈吸収期が終わってちょこっとだけ余裕が出てきたな…と思って油断していると、なぜかすぐバレて、新しい仕事が降ってきました。そしてまた猛烈吸収期に入り、落ち着いて油断していたらバレる…という繰り返しで今日まで来ています。

商品チームにいたときの仕事は、自分の記事の執筆とリリースの他、記事広告、過去記事のリライト、アプリ、取材、新卒の研修、商品記事のリリース、施設記事担当、仕事の仕組みづくり、新卒のメンター…などなど。ここまででざっと入社して1年くらい。

私はわりといろいろな仕事をしたい派で、責任範囲が増えるほど頑張れて、成長できるタイプなので、社長やマネージャーがそれにあわせた仕事の振り方をしてくれているのだと思います(たぶん)。

成長の仕方も人それぞれ。成長自体は全員に求められるけど、成長の方向はその人次第です。

マネージャーはすごくよく見てくれていると思うけど、わたしは自分で言葉にすることで頭や心の整理ができるので、たまに、こういうことがしたい、あぁいう仕事がしたい、これはあまり好きじゃないなどと伝えるようにしています。

そしたらそこに向けて頑張らなくちゃ、もう言っちゃったし、って気分になるしね。そして頑張っていると、数週間後にひょっこりそれが叶ったりするのが、エバセンの素敵なところです。

Q3. 今はどんな仕事をしているの?


▲ わたしのデスク(散らかりがち)

エバセンに入社して1年ちょっと経ったころ、実はなんとなく頭打ち感がありました。私は書くことがめちゃくちゃ好きなので、もっともっと上手く(伝わるように、わかりやすいように、傷つけないように、ワクワクしてもらうようにとか、いろんなことを兼ね備えた「上手く」)なりたかったのです。

当時の商品編集チームの記事は、構成が決まっていたし、扱うテーマも何となく一通り経験してしまった感がありました。

そこで、現在所属している「基本編集チーム」への異動をお願いしてみました。

最初は無理っぽい雰囲気で、まぁ無理ならしょうがないしコツコツ頑張ろうーとか思っていたのだけど、数週間後、社長から呼び出しがありました。

「なぎちゃん、基本編集どう?」

「わーい行く行く!」

ということで異動が決定しました。実際もう少しちゃんとしたこと言ったけど、スピードとしてはこんな感じです。

異動後は、扱うジャンルが医療系にかわりました。使う頭の筋肉もガラリと変わって、再び猛烈吸収期です。

そして、ちょっと落ち着いたなぁと思ったら、過去記事のリライト係に。それもちょっと慣れたなぁと思ったら、新規記事のリリース担当に。そして新規アプリのメンバーにアサインされてさぁ大変、なうです。

ありがたいことに、仕事はやればやるだけ無限に増えてきます。だからこそ大切なのは、自分がどうなりたいか、どうしていきたいかを考えることだと思うのです。

例えば前述の通り、私はできるだけ守りに徹していたい。新しいことをやりたい!強豪がいると燃える!みたいな気持ちがあまりなくて、目の前にあるものを守って、クオリティをコツコツあげたり、進捗を管理したりするのが好き。

だけど社内には、新しいことが大好きな人や、強い敵と戦うことで燃える人もたくさんいます。

やりたいことや得意なことは人それぞれだから、「それをいかしてどういう仕事をしていきたいか」を自分自身が理解することが大事だし、それにあわせた成長をサポートしてくれる環境もあります。

自分がやりたいことなんてわからないよ!みたいな時期もあるけど、わからないときは、人に相談したり、新しい価値観を取り入れたり、とにかく考え続けたり、考えるのを一旦やめてアイス食べたりしながらね。

Q4. 毎日どれくらい働いているの?


▲ 本邦初公開のマイカレンダー(の一部)。毎日細かく時間を管理しています。

私は、入社当時から一貫して、ほぼほぼ定時で帰ります。残業しても1~2時間くらい。なぜなら長く働けば働くほどクオリティが落ちるから。わたしの集中力はそんなに長く続かないのです。

だからといって、仕事量を減らしているかというと、そういうわけではなく。この時間内に終わらせると決めて終わらせます。

そうはいっても普通にやってたら終わらないから、どうしたらエネルギーを持続させたまま効率よく時間を使えて、かつクオリティを落とさずうんぬんみたいなことを、かなり真剣に考えています。

急ぎの仕事が重なってどうしても残業が多くなる週はあるけど、別に残業が嫌なわけではないので、そのときは頭を半分パンクさせながら頑張ります。パンクしたあとは家で何も考えずにテレビを見て、次の日は10時ギリギリに出社したりしながら、調整して。

エバセンは成果主義だから、時間をかけても良いし、短い時間でぐっと集中しても良い。人それぞれ、実力が発揮できるベストな方法で働けばいいのです。

Q5. 将来の野望はあるの?

ここでおそらくほぼ初めてエバセンの人にも公表しますが、できれば自殺しないで欲しい、人に。特に10代のみんなに。死にたいくらいつらいことがあったときに、死ぬ以外の選択肢をみつけて欲しい。おせっかいだけど。

この思いを形にするのがわたしの野望?将来の夢?です。

けどどう形にするかはまだ決めてなくて、そのときもしかするとエバセンにいないかもしれないし、エバセンが分社化してるかもしれないし、わからない。

将来の夢を実現するために、いまは目の前の仕事に誠意を持って取りくみながら、人としてどう成長したいかを考えて、実践にうつしています。未来や社会や世界や、とにかく何かを変えたかったら、まずは自分が変わるしかないし、世界に対してできるだけ誠実でありたい。

「人として」の成長が大切だと思っているのは、歴代のマネージャーや社長や同僚や後輩や、エバセンの皆さんが気づかせてくれたからです。ありがたい。わたしもここからは、ひとまず貰ったものを還元していけるようになりたいなと思っています。

質問があったら聞きに来てね!


▲ 一時期携帯の待ち受けにしていたほど好きな写真。真ん中の人は、エバセンの人ではありません。

長々と語ってしまいましたが、つまりは、エバセンでのキャリアは人それぞれだということ。自分がどうなりたいか、どうしていきたいか、どう成長したいかを考えれば、その実現を応援してくれる会社であるということです。

「そんな働き方に興味があるよ!」という人はもちろん、「わたし先のことなんて全くわからないけど、ちょっと考えてみたいかも…」という人も、質問があったらぜひ聞きに来てください。待ってるよ!