第8期に入りました。

2020.01.23

牧野 哲也
代表取締役社長

今日は、2020年1月23日。エバーセンス7歳の誕生日です。
早いもので、第8期に入りました。

エバセンのみんなのおかげで、第7期も黒字で終えることができました。
ありがとうございます。
減収減益でしたが、SEOメディアのこそだてハックを除くと増収増益で、アプリシフトができました。
2年前まではほぼSEOに依存していたので、劇的に変わることができたと思います。
もうGoogleのアップデート、こわくない。笑

第7期の事業の話と、組織の話、そして、第8期について話していきます。

 

事業の話。

第7期の新規プロダクト『ninaruポッケ』は、立ち上げプロセスも、結果もすばらしく、大成功でした。事業部長の坂上さんとPOの友保さんが、自主的に目標を40%上げるというチャレンジをして、それも達成。
もちろん数字だけでなく、レビューが愛に溢れ、ninaruブランド全体のプロダクト思想である『寄り添う』を実現し、多くの共感を得ています。本当にすてきなプロダクトで、ポッケがもたらす未来に、ワクワクします。

そして、もう1つの新規プロダクト『祖父母ninaru』も、ユーザーに愛されています。POのなぎちゃんはじめ、メンバー全員の想いが詰まったプロダクトです。

早速、こんな嬉しいtweetも。

ギャップを解消し、ママも、パパも、祖父母も、家族みんな幸せにしたい。祖父母ninaruが家族に寄り添う未来を楽しみにしています。

この2つの新規プロダクトだけでなく、ninaruやninaru babyも、この2年間で集中的に取り組んだことで、プロダクトは大きく進化できました。また、キッズドクターやmichiru、コジカジ、他新規事業など、現場主導でたくさんバットを振れたことがなによりも嬉しい。

大きく空振りしたことが学びにつながり、Rebornプロジェクトで垂直立ち上げして挽回できたことも、いい経験でした。やっぱりバットを振ることが大切だなぁ。

本当に、ユーザーにこんなに愛されるプロダクトに携われて幸せです。
みんなのがんばりに感謝しています、ありがとうございます。

 

組織の話。

一方で、組織に関してもチャレンジした一年間でした。
大きく二つ。
一つは、目標設定をしたこと。
もう一つは、部長職を新設し、権限委譲したこと。

この2つに対しての振り返りは、以下の通りです。

●うまくいったこと
①ビジョンにそったプロダクト開発を、現場主導で行っている
②権限委譲をしたことで、牧野がプロダクトの意思決定に関わらなくなった

第6期まではほぼフラットな組織ではありましたが、逆に、ほぼ全てを牧野が意思決定するという形でした。これでは個人の成長につながりにくく、組織は弱くなり、面白くもないよなぁと思い、権限委譲を進めてきました。

1年前では考えられないほど、「チームで考えて決め、バットを振って、結果を振り返り、またバットを振る」ということができています。その結果、個とチームは成長し、プロダクトも成長できています。

以前との違いに戸惑いや苦しみを感じることがあったかもしれませんが、「正解がわからない道を自分たちで決めて、進む」という経験は、通り越せば、強く楽しくご機嫌でいられることにつながると思っています。

 

●みえてきた課題
①目標を設定したことで、投資対効果の意思決定や数字に強くなったが、アソビが減ってしまった
短期的に結果の出る施策だけでなく、中長期目線での未来への投資(=アソビ)をしていきたい。矛盾と向き合う。

②会社全体の情報共有がうまくいかなかった(縦の情報共有)
階層が増えたことで、全社の取り組みや考えがうまく伝わらない部分がでてきたと感じています。部署や階層で伝わる情報の粒度が違い、解釈に違いが出てしまうことも。

③プロダクトの情報共有がうまくいかなかった(横の情報共有)
④社内受託感が出てしまった
⑤意思決定がわかりづらくなった(開発やデザインの優先順位付けを誰がするのかわかりづらい)

この3つは「機能別組織✕権限委譲」によって起こっており、縦割り意識が生まれてしまったと思います。

課題、たくさんある……笑
これらは、この1年で行ってきた取り組みの結果で、経営者としての責任です。
悔しいし、申し訳ない気持ちですが、バットを振った結果であり、進化の過程なので、またバットを振るだけ。
解決していきます。

 

●目指す組織像
・現場主導で、素早く意思決定をし、何度も何度もチャレンジをしていく。それをワクワクしながら楽しめる
・ユーザーのため、クライアントのためにやりたいことが溢れ、価値創造をして、成長していける
・情報はオープンで、変化を楽しめる

こういう状態だと、「いい仲間と、いい仕事」ができて、ご機嫌でいられると思っています。
まだ道半ばですが、この1年間で確実に少しずつ近づけているので、これらの課題を解決していきます。

 

第8期、何を変えるのか。

主に、以下4つ。
①機能別組織→事業別組織
開発、デザイン、編集、マーケティング、営業という機能別に組織が分かれていましたが、事業別に変えていきます。

また、唯一領域が少しずれていたコジカジは、スピンオフさせて別会社にします。「家事をラクに、楽しく」。このビジョンにそって、プロダクトを進化させていきます。別会社になりますが、実質的には、「コジカジ事業部」という事業別組織です。

②部長会廃止
意思決定に関して、少し曖昧な部分が残っていましたが、完全に任せていきます。シンプルに、「その事業の事業部長が、全責任と権限を持つ」という形です。

また、部署内の運営方法も、全て部署ごとに決めてもらいます。例えば、プロダクトリリースに関する社内レビューの方法も、ゼロベースで決めてもらいます。

一方で、会社運営に関することは、コーポレートに任せます。目指す組織像を実現するための打ち手に、どんどんチャレンジしていってもらえたらと思います。

③月次報告会廃止
各部内で振り返りと意思決定を行っていってもらいます。ただ、情報共有はオープンにしたいので、全社に情報共有を随時していってもらいたいと思っています。

④席
たかが席。されど席。今まで機能別で固まっていましたが、事業別にしていきます。

よりプロダクトの会話が増えるように。プロジェクト単位で席替えしていくなど、フレキシブルにやっていけるといいなぁと思っています。ここも、各部に任せます。

 

正直、1年前に、この打ち手はできませんでした。
今この打ち手がとれるようになったのは、現場が強くなって意思決定を完全に任せられるようになったことと、ninaruブランドが強くなり、より密接に相互で関わっていく必要が出てきたことの2つが大きいと思っています。

これらの打ち手で全てが解決されるわけではないし、試行錯誤は続くと思いますが、目指す組織像に向かって進んでいきたいと思っています。

経営会議がないじゃん!
というのは課題としてあるのですが、まぁここは、やりながら考えていきます。笑

 

牧野はものしりおじいちゃん

新設するninaru事業部の責任者である坂上さんにこの話をしたら、賛成してくれたうえで、「とはいえ、牧野さんの意見がもらえる機会をつくりたい」と言われました。

「定期にすると『承認』みたいになるから嫌です。不定期でいつでも相談には乗るので、困ったら相談にきてください。意見は言うけど、自分たちで決めてください」

と伝えたら、「近所のものしりおじいちゃんですね」と、どんぴしゃりな表現で理解してくれました。
さすが編集者。

はい、ものしりおじいちゃんです。

会社のビジョン。プロダクト全体のビジョン。
これらは固まっていてブレることはないので、この方向に向かって、各部で考え、決めて、実行していってもらいたいです。

そして、ものしりおじいちゃんが取り組むことは、
①株式会社コジカジのグロース
②エバセンの中長期を見据えた新規事業作り
この2つ。ものづくりです。僕自身もワクワク楽しみながら、刺激を与えられる存在であり続けたいなぁと思っています。

 

第8期も、ご機嫌に。いい仲間と、いい仕事をする。


<エバセン7歳の誕生日を祝う、とにかくあかるい人事の前澤>

僕は、ビジョンを語るタイプではありません。
人事の前澤から、「もっと語ってくださいよ」とよく言われます。
ごめんなさい。

ものづくりが大好きな職人タイプなので、ビジョンを、プロダクトに詰め込んでいます。

フォントの大きさ。色。挙動。etc…
エバーセンスは、プロダクトすべてに、意志を込めています。

絶対に、ビジョンにそわないプロダクトはつくらない。
家族に、友達に使ってほしいと心から思う、誇れるプロダクトをつくる。
日々、ユーザーやクライアントのことを真摯に考えて、細部にまでこだわって、仕事をする。

これが、エバーセンスのカルチャー。

第8期も、いい仲間と、いい仕事をして、ご機嫌にいこう!