入社から1ヶ月が過ぎ、緊張感から解かれつつある佐野美由紀です。
落ち着いている、しっかりしていると言われるのですが、申し訳ないくらい真逆な人間です…。
今まで少し散らかった人生を歩んでいたせいか、出産を機に「もっとしっかりしなきゃ」という思いばかりが膨らみ、何故かその結果が外見だけに備わったように感じています。
今回は、せっかくのブログを書く機会を頂けたので、そんな私がエバセンと出会った経緯を、自己紹介とともに綴りたいと思います。
始まりは偶然の出会いから
※写真:私が初めて見たエバセンの景色はこの辺りだった気がします。
エバセンと出会ったのは、ウォンテッドリーとの出会いと同時でした。
前職を辞めると決めたときは、まだ先のことを考えてなくて、ただ「子育てやママに関する仕事がしたい」という想いだけがありました。
そんな時に、ある人に「ウォンテッドリーって知ってる?」と聞かれたのですが、まったく知らず。
「面白いシステムなんだよね。いろんなキーワードで検索すると面白い会社がいっぱい出てくるから見てみなよ」と言われて、
「子育て ママ 仕事」あたりのキーワードで検索をしてみました。
おしゃれな…会社?カフェ?
どうやら会社です。
おしゃれすぎるオフィスの写真と、社員が交代でお昼を作るという説明文に「…どういうこと?」と感じながらも、子供とママに向けたサービス作りへの想いを読んで「すごい共感!」と感じたのが、エバセンとの出会いでした。
(現在はお昼を自分たちで作るというシステムは終了しています。)
このときは、ウォンテッドリーの機能を実感することが目的で、エバセンへエントリーすることははまだ考えていませんでした。
(妊娠・出産のときに「こそだてハック」は見たことがありましたが、それに気づいたのは就活を本格的に始めたとき。)
人生の選択はいつも…本能?
※写真:道なき道を走る息子。
思えば過去の仕事や人生も不思議と偶然で繋がっていたように思います。
他愛のない偶然かもしれませんが、なんだかいつも「あら偶然」と思うことがしばしば。
始めて編集の仕事が決まったとき(今から2社前)。
入社日を待っていた私は、忙しくなる前に何かしたくて、
夕方に一人で車に乗り「ちょっと茅ヶ崎行ってくる」と母に告げました。
茅ヶ崎を選んだのは、何の理由もありません。
地図を見て、ざっと方向を確認して、運転を始めます。
好きな曲をかけながら、知らない夜道をひたすら走りました。
3時間後、迷いました。
休憩がてらガソリンスタンドに立ち寄り、レジ近くにあるカフェスペースでお茶をして、友人にメール。
友人「え、どこにいるって?なんで?大丈夫?道調べる?」私「大丈夫!」
再び走り出して1時間後、私は真っ暗な茅ヶ崎の海辺で波音を聞いていました。
そして後日、入社後初の仕事は、2週間に渡る茅ヶ崎と辻堂の取材でした。
1社前のフリーペーパーの仕事も少し似ていて。
転職前のオフィスに、そのフリーペーパーが1部だけ置かれていました。
特に興味がなかったけど、表紙が好きなバンドだったので目に留まり。
一緒に梱包されていた別冊の美容冊子の作りが良くて「フリーペーパーなのにすごいですね」とカメラマンと眺めていました。
当時、フリーペーパーの名前は覚えていませんでした。
しかし1年半後、私はそのフリーペーパーを作る仕事に7年間携わることになるのです。
ちょっと強引な感じもしますが、そんな風に選択した道の先にある他愛ない偶然に、繋がりを感じていました。
選択の先にいたのはエバセン
しかし、エバセンとの出会いは偶然だったとしても「この会社に入りたい」と感じた思いははっきりとした意思で、
今までよりも丁寧に、たどり着くまでの道をシミュレーションしていたように思います。
妊娠・出産を経て、仕事に復帰したものの子供の時短制度が使えなくなる時期が迫っていた当時。
なんとか働き方を変えて、仕事は続けていきたいと思っていました。
色々なタイミングが重なって転職が現実となったときにはすでに
「子育てに関すること、ママが楽しく社会と繋がること」を仕事にしたいと考えていました。
そして、エバセンにエントリーをして、選んでもらえた。
あの時ウォンテッドリーで見たオフィスに、今自分はいるのです。
「自由」を選択するということ
※写真:息子が自由に走り回ることができる、近所で唯一の広い公園。
エバセンに惹かれたのは、コーポレートサイトのメンバー募集ページにある「エバーセンスのカルチャー」。
中でも「自由と責任。自由だからこそ責任が伴い、成果に対する厳しさがある」の項目でした。
子育てを始めて、「自由」に対するイメージが変わりました。
独身・未婚の頃に思っていた自由は、持て余す時間と、自由に使えるお金。
子育てを始めて感じた自由は、したいと思ったことが出来るという環境。
子育てや仕事を「束縛」と思いたくありませんでした。
子育てをしながら好きなこと(仕事)をするということは大変かもしれないけど、私にとってある意味贅沢な「自由」。
でも、ただその環境にいるだけでは成立しません。環境に対していかに影響を与えることができるか。
その「自由」は、成果があって始めて成立するのです。
そして、その環境を与えてくれたのがエバセンでした。
以上です。
長々とありがとうございました。
そんな私ですが、紙媒体からWebへの変化に対応しきれず、いまだにワチャワチャともがいています。
効率を模索した結果、悪循環に陥ったり、陥らなかったり。
越えられない成果に毎日悔しいと感じながらも、前進する気持ちだけは増しています。
ひとつでも少しでも、自分と、会社と、なによりユーザーにとって良いサービス・メディア作りをしていくために、
本日も、がんばります。