「楽しく働くこと」を考えた半年

2016.11.04

佐野 美由紀
メディアプロデューサー

こんにちは。メディアプロデューサーの佐野です!
入社から半年。肌寒い春に入社し、もうすぐ冬に入ろうとしています。
エバセンで過ごす毎日は本当に一瞬で、いつの間にか日が経っています。

さて、前回のブログではインターンとして書いた私ですが、その後無事に社員としてジョイン。
感謝と同時に、期待に応えたい気持ちと、責任感が高まりましたが、いまだ大きな結果は出せていません。

今回は、この半年間に感じたこと、思ったことを書いていきたいと思います。

 

人生はドラマ

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(とうとう加湿器を導入する季節になりました。私の席から振り返ると、まきこ先輩の仕事姿にスモークが掛かって見えます)

 

私は仕事でも趣味でも、新しく始めること、新しく関わっていくものができると、テレビドラマの初回放送を思い浮かべます。
ドラマの初回放送って、何が始まるんだろう?どんなストーリーなんだろうという期待感でいっぱいですよね。
ドラマに限らず、映画でも、小説でも、なんなら雑誌でも。
(もちろん、そこに至るまでの経緯だってドラマの一つですが)

エバセンでいえば、会社創設からのストーリーがまずはあるわけで、社員皆に個々のストーリーがあるわけで…
しかし私にとっては、ジョインした4月がドラマの初回放送。
私が入った当時(といっても半年前)、まだ30人に満たない人数の社員が登場人物。
どんな物語になるだろう…。

でも、テレビドラマや映画、小説と決定的に違うのは、脚本もセリフも用意されていないってこと。
私のドラマは自分で作っていくしかありません。
どんなに素晴らしい舞台があったって、自分から物語を作る意志がなければどうしようもありません。

私が紡ぎたい物語のテーマ(志望理由)は「赤ちゃんとママ・パパが楽しく社会と繋がれるメディアを作ること」、そして「楽しく仕事をすること」。

 

仕事が楽しいって、なに?

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(商品撮影をするメディアプロデューサーのゆうこさんと、カメラも使いこなすデザイナーのすーさん。撮影は楽しいです)

 

エバセンには7つの行動指針があり、その中の一つに、「仕事を楽しく」というのがあります。
「楽しい仕事が与えられるわけではなく、その仕事を楽しくするか、わくわくさせるか、ご機嫌にやるかは自分次第。迷ったら、チャレンジ。倒れるなら、前へ。」

楽しいって、いろんな捉え方がありますよね。
遊ぶ楽しさもあれば、生きがいを感じる楽しさもある。

以前、知人が上司に言われた言葉を思い出しました。
知人は「楽しい仕事がしたい。みんなで一生懸命やって、やりがいを持って、仕事に楽しく取り組む社風を作りたい」という考えの人。
知人の上司は「仕事が楽しいのはおかしい。遊びじゃないんだから、仕事に楽しいという表現はおかしいでしょ?」という考えの人。

もちろん、知人も遊ぶつもりで楽しいといったわけではありませんでした。
どちらも仕事に真剣な言葉ですが、どっちが社員のモチベーションに繋がる言葉でしょうか。

私は、一緒に仕事をするなら知人のような考え方の人についていきたい。
まさにエバセン。

じゃあ自分にとって楽しいことってなんだと考えたときに、やっぱり本気で取り組むことなんだと思いました。

倒れるなら、前へ。

とても刺激的な言葉です。
しかし、私は思いもよらず、後ろへ倒れかけました。
後ろへというと、精神的に落ち込んでいたように聞こえますが、倒れた(落ちた)のは体力でした。

 

思わぬ壁

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(最近はお茶ブーム。私も参戦して、ハーブティーを飲みまくっています。蒸らす時間も徹底しているのが、エバセン。何にでも本気なのです。)

 

どっちかっていうと、体力勝負な性分。
なのに、気持ちと連動しない体。育児を初めて2年半。35歳。
普段運動をするほうではない。

なんだかどうしようもない現実と向き合うことになりました。
そうなってくるともう、視野がグッと狭くなります。
体力を維持すること、目の前の仕事を進めることだけしか見えなくなって、「楽しさ」が頭からどんどん薄らいでいってしまったのです。

そうしたら、パフォーマンスが落ちること落ちること…。
でも、そんなことも誰かが言ってくるわけではありません。エバセンでは全て自分次第。

でも、ダメ出しをされない分、前向きな模索が始まりました。
以前と同じ「体力勝負」じゃだめだ。こんなことで止まっていたくない。
あれもこれもしたいのに…!

この結論は、結局まだありません。
気づいたのはごく最近の話で、まだまだ模索中です。
体力も少しずつ戻し中ですが、ここはいっそ、私の苦手とする効率をレベルアップさせるべきだと痛感…。

言いたいのは、
仕事を楽しくするのも、しないのも自分次第ということ。
慣れずに、いつでも問題を解決する頭と姿勢でいたいということ。

もしここで、「仕事はつらいもの」って言われたら、前向きな模索って、できなかったように思います。

 

徹底的に仕事をして、徹底的に遊ぶ

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(先日のハロウィンでカンガルーに徹する息子2歳半)

 

エバセンのカルチャーには、「徹底的に仕事をして、徹底的に遊ぶ」という、私のもうひとつの好きな言葉があります。

真剣に遊べる人っていうのは、なんだか無限の可能性を感じませんか?
どこでも生きていける生命力を感じます。

先日、繋がりがあってハロウィンイベントへ参加しました。
横田基地の中に入って、「トリック・オア・トリート!」と叫ぶ…ところ、恥ずかしがり屋真っ最中の息子は、つぶやくことしかできませんでした。

飾りつけは本格的。
たった2日間、夜の2時間だけに設けられたイベント。飾りつけは各々の家にお任せです。
イベント会場に行くというよりも、基地内のお宅を回ってお菓子をもらいにいくだけ。

それでも、ビックリするくらい本格的な飾り付けで、ホラーハウスまで庭に作っちゃうくらい本気!
ギラギラに輝くイルミネーションや、おばけのオブジェに、息子の顔はこわばりながらもニッコニコで、目はキラキラと輝いていました。

本気で楽しむと、本気で相手に伝わるもの。

仕事とは全然違う話かもしれませんが、こういう些細なことが「本気で楽しむ」原点なんだろうなと実感した夜でした。
このマインドで、私も仕事をしていきたい。
そう思いながら、「仕事を楽しく」という考えを持った会社で働けていること。
模索しながらも、初心を忘れずに仕事に取みたいと、改めて思った半年でした。

 

おしまい

毎度(2回目ですが)ながら、まとまりのない文章になってしまいました。
最後までお付き合いいただいてありがとうございます。

こんな「仕事を楽しく」を追求するエバセンに興味を持っていただければ、ぜひ、こちらをチェックしてみてくださいね。