今日は、2025年1月23日。
2013年1月23日に創業したエバーセンスも、今日で12歳。
絵本アプリのPIBOから始まり、ninaruやpapaninaru、キッズドクターなど、多くのサービスをリリースし、累計1000万人を超える方々に利用いただけていることは、本当にありがたく思っています。
長いようで、あっという間の12年間でしたが、おかげさまで第12期も黒字で、11年連続で黒字を継続することができました。
サービスを利用していただいているユーザー・クライアントのみなさま、そしてエバーセンスを支えてくれているメンバーのみんな、本当にありがとうございます。
事業は安定していますが、出生数の減り方が尋常ではなく、さすがにシェアももうこれ以上拡大できない水準にまで上がっており、危機感が強くなっています。
市場環境に抗い、より大きくチャレンジして新しい価値を創り出していきたいと思っています。
第12期の振り返りと第13期に向けて
2024年は、戦略的な意思決定をし、色々なことをやめて、オンラインセミナーに注力した6ヶ月でした。
1年以上前から小さく試していましたが、いよいよ大きく価値を出していけるという確信を持てたため、全力で投資するという判断をしました。
日々の業務内容も大きく変わったので、心理的・身体的な負担も大きくなり、不安を感じた人もいるかもしれません。
一方で、きっと、みんなで創っていく楽しみを感じることができたのではないかなと思っています。
やっぱり、熱中してサービスを創っていくのは楽しいですよね。
結果的に、非常に多くのユーザーに支持され、売上においても柱のひとつに成長させることができました。
「ユーザーのために、いい事業をつくる」というエバーセンスの強みを発揮することができたと思いますし、僕はただ「オンラインセミナーに注力する」と決めただけで何もやっておらず、実際に事業をつくって大きくしていけたのはメンバーみんなのおかげです。
本当に強くなったし、すごいなぁと嬉しい気持ちです。ありがとうございます。
まだまだできることはたくさんあるので、2025年もオンラインセミナーに注力していきます。
2024年も、JVの飛躍的な成長。
ママ・パパ、家族の課題を解決していくときに、エバーセンスだけでできることには限界がある、と2020年からJVを設立してきました。
2024年に特に成長したのは、医療領域のノーススターと、保険領域のRANTANです。
どちらも既存業界のDXで、それぞれオンライン診療事業とオンライン保険相談事業を行っています。
忙しいママパパにとって、時間を節約しながら、子どもの健康やお金の課題を解決できることは価値が大きく、ユーザー数が飛躍的に伸びています。
この2社の劇的な成長に刺激を受けるとともに、学びも得つつ、また今年も新しいチャレンジをしたい。
エバーセンスはもちろん、グループ全体として、新しい事業に挑戦し続けていきたいと思っています。
また、前期も新しく2社に出資をしていますが、今期も出資やJV設立の機会を探っていきます。
新しい価値を創っていく
出生数が減り続けていくという市場環境は正直しんどいですが、新しい価値を生み出していくことで、より多くのユーザーやクライアントに、より大きく喜んでもらうことができます。
IT企業として、DXでユーザーや業界の課題を解決していけることに目線をおき、新しい価値の創出にチャレンジし続けていきたいと思っています。
また、社会の流れとして、給与上昇よりも物価上昇の方が大きく、実質賃金が低下しています。
この流れはおそらくまだ続いていき、企業としても生き残っていくのが大変、働く人にとっても余裕がなくなっていきそうですが、エバーセンスとしてはしっかりと黒字を出しつつも、給与水準をもっと上げていきたいと思っています。
そのために、AIの活用で生産性を向上させたり、より大きく価値をつくっていくチャレンジをしたり、僕も含めて全員でチャレンジし続けて結果を出していきたい。
第13期も、いい仲間といい仕事をして、ご機嫌にいこう!