妊娠週数とは?どうやって数えるの?簡単な計算方法は?

妊娠すると、今は妊娠何週くらいなのか、出産予定日はいつ頃になるのか知りたいですよね。妊娠週数ってどうやって計算しているの?と気になっている妊婦さんもいるのではないでしょうか。

そこで今回は、妊娠週数の数え方や計算方法をご説明します。

妊娠週数とは?数え方は?

「妊娠週数(妊娠周期)」は、妊娠から出産までの期間を、7日間で1週と区切って計算します。

妊娠週数は、最後に月経が来た初日(最終月経開始日)を0日として数え始めます。妊娠日数と週数は0から数える点に注意してくださいね。

妊娠期間は4週を1ヶ月として考え、10ヶ月間あります。1〜4ヶ月が「妊娠初期」、5〜7ヶ月が「妊娠中期」、8〜10ヶ月を「妊娠後期」と区切ります。

今は妊娠何週目?妊娠週数を計算する方法は?

妊娠週数を数えるには、以下に出産予定日や最終月経日を入力すると自動で計算できます。ぜひ活用してみてくださいね。

出産予定日から計算する

医師から診断された出産予定日を入力すると、出産予定日を40週0日として現在の妊娠週数を自動で計算します。

出産予定日から妊娠週数を計算しよう

出産予定日を入力して下さい

最終月経開始日から計算する

これは月経周期が安定している人向けなので、最終月経開始日が曖昧だったり、排卵が遅れていたりする場合はズレが生じることもあります。正確な妊娠週数は産婦人科で確認してくださいね。

最終月経開始日から妊娠週数を計算しよう

最終月経開始日を入力して下さい

妊娠週数は変わることもある?

妊娠週数は途中で変更になることもあります。

産婦人科で妊娠が確定すると、最終月経の第1日目を妊娠0週0日と定めて、40週0日目にあたる日が出産予定日として伝えられます。

しかし、赤ちゃんの発育が始まるのは排卵後に受精してからなので、月経が不順だったり、排卵日がズレたりすると、出産予定日までの日数は変わります。

正確な妊娠週数は、妊娠8〜11週頃のエコー検査で赤ちゃんの大きさと標準と照らし合わせて妊娠週数を決めることになります(※1)。

正確な妊娠週数が確定するまでは、いつ赤ちゃんに会えるか気になると思いますが、妊婦健診で成長を見守りながら出産予定日の確定を待ってくださいね。

監修医師:産婦人科医 藤東 淳也

産婦人科医 藤東淳也先生
日本産科婦人科学会専門医、婦人科腫瘍専門医、細胞診専門医、がん治療認定医、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定医で、現在は藤東クリニック院長。専門知識を活かして女性の快適ライフをサポートします。

※1 株式会社メディックメディア『病気がみえるvol.10 産科 第4版』p.4-6,8-9

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