第7期に入りました。

2019.01.23

牧野 哲也
代表取締役社長
2019年1月23日。
今日で、エバーセンスは6歳になりました。
 
あっという間の6年間。
第1・2期は苦しくて、第3・4・5期は右肩上がり。
そして、昨年の第6期はまた苦しい1年で、経営者としての力不足に、悔しい思いばかりしました。
 
結果から言うと、第6期は減収減益で、退職者も増えました。
やりたいことが見つかったなど、前向きな理由であってもさみしいもので、エバセンで実現できなかったんだなぁと、自分の力不足を嘆きます。
 
いい仲間ばかりなのに、一人ひとりの力を十分に活かして結果につなげることができなかった。
この悔しさから学び、前を向いていきたいなぁと思います。
 

何が経営者としての力不足だったのか?

この3年間、事業の成長フェーズに合わせて人を採用し、規模を拡大してきました。
一方で、足元を固めていたつもりが、ぜんぜん固まっていなくて、ふわふわしていました。
具体的には、責任と権限、評価、目標などを「自主、自律」として個人に任せていましたが、曖昧なところや不透明なところが多く、無意識的に動きづらさを感じさせてしまっていたと思います。
 
すべて組織に関わる部分で、これ自体を間違っているとは思っていませんが、組織の規模に応じて整えていく必要があったと反省しています。

以前に書いたブログの通り、エバーセンスはプロダクトと個人が成長する会社でありたいなぁと思っています。

 

ものづくりの喜びを

エバーセンスのプロダクトは、「どうやったら、もっとユーザーに喜んでもらえるのか」と考えて、丁寧に作り込んでいます。
権限委譲をしたことで、自分自身が議論に参加することは減りましたが、ミーティングスペースから聞こえてくる白熱した議論や、ホワイトボードに一生懸命書かれた内容は胸熱です。
(たまにちょこんと座って話聞いてますが、邪魔してごめんなさい)
こういったものづくりの瞬間を増やしたいと思いながら、組織・制度変更に取り組んでいるので、嬉しいかぎり。
 
なにかを生み出すことは苦しいし、特に今は変化の時期なので、メンバーにとっては大変なことも多いと思います。
そんなときこそ、シンプルに。
 
より多くの人に喜んでもらえるようなものづくりをする。
それをみんなで喜び、楽しんでいきたいなぁ。

 

第7期も、ご機嫌に

冒頭で昨期は減収減益と書きましたが、黒字かつ、一つの主力事業以外はすべて成長しています。
それも数十%以上の成長率でユーザー満足度も高く、一人ひとりのメンバーの力がついたことで、この結果につながっていると感じています。
今期も様々な施策が目白押しで、楽しみ楽しみ。

個の成長と、プロダクトの成長。
確実に一歩一歩前に進めているなぁと実感しながら、こうして今があるのは、苦しい時期を支えてくれているメンバーのおかげです。
本当に感謝しています。
ありがとう。
この感謝を忘れず、気持ちと形にして返していこうと思っています。

第7期も、ご機嫌にいこう!