シンプルな答え

2017.06.26

真辺 藍
コーポレート

4月末に入社して、はや2カ月。
1年前の今ごろは、一日中パジャマ姿で、生後2カ月の息子の育児に奮闘していました。
遠いむかしのことみたいです。

人のことはいろいろ話を聞きたいくせに、自分のことを話すのはそんなに得意ではないのですが…、
今回は自己紹介がてら、少しばかりわたしについて書かせていただきますね。

はじめまして

コーポレートを担当しています、真辺藍と申します。
「藍」と書いて「らん」と読みます。初見で「らん」と読めた人には人生で一度も出会っていないと思う。そのおかげで、すぐに名前を覚えてもらえてうれしいです。

けいたさんに付けてもらったあだ名は「らんらん」。元気がないときに呼んでみると、ほんのちょっと気分が晴れるかもしれません!

現在は夫(34歳)と息子(1歳)の3人暮らし。
息子は最近テケテケとよく歩くようになりました。どことなくチャーリーブラウン似。
夫は休日になるとウキウキと洗車をし出します。その様子を家の中からながめるのが、わたしの密かなたのしみ。

そうそう、わが家は昨年建てたばかりです。ちいさな家ですが、自分たちの好きなものがぎゅっと詰まっています。もともと外出が好きだったわたしも、いまやおうち大好き人間。
家の話は長くなるので、またお話できるときに。

これまでのお仕事の話

わたしは現在30歳ですが、勤める会社はエバセンで4社目となります。

広告のコピーライター→PR会社→ソーシャル系の会社で編集・PR担当を経て、エバーセンスへ。

ソーシャル系…といっても、ピンと来ない方も多いと思います。
ざっくり言うと、まちづくりや場づくりにまつわるお仕事です。イベントをしたり、空間をつくったり、ときには冊子やWebや広告をつくったり。


▲長野の心地よい高原で、小屋にまつわるイベントをしたり。

10名程の小さな会社で、一人ひとりの裁量も大きかったと思います。でも、みんながスーパーマンじゃなくて、やったことないこともみんなで楽しんで作っちゃおう!という心構えで仕事をしていました。そういう気持ちで働くことのおもしろさを、たくさん学びました。

そんな折に、妊娠判明。そして妊娠中に体調を崩し、急に仕事ができない身体に。当時は、自分の身体が自分だけのものじゃない、というのがとてもとても怖かったです。
普段はあっけらかんとしていますが、その頃は仕事ができず情けない思いもしましたし、肩身のせまい思いも少なからずしました。ひとことで言えば、すごく自分らしくなかった。

無事に出産できたものの、子育てしながらいまの仕事が続けられるのだろうか、自分らしく働けるのだろうかというモヤモヤは結局消えず、3度目の転職に踏み切ることに。

転職活動で大切にしたこと

仕事を選ぶうえで、「ママ」とか「働きやすさ」みたいなことをちゃんと考えたのは、初めてだったかもしれません。

でも、制度が欲しかったわけじゃありません。
妊娠や子育てに対して後ろめたさを感じたくない。できれば働く自分もママである自分もお互いに高め合いたい。それから息子が大きくなったとき、お母さんたのしそうだなぁと思ってもらえる働き方をしたいなと。
そんな価値観を共有できるところで、働きたいと思っていました。

ひとまずWantedlyで「話を聞きに行きたい」ボタンをポチポチ。その中のひとつが、エバーセンスでした。

シンプルな答え

片道約一時間半。ちょっとだけ小旅行気分で、下りた駅は人形町(大好きな人形焼のまち!)。下町の雰囲気にときめきながら、エバセンへ。

あすかさんと話した時間が、とってもたのしかった…!
ひさびさにオフィスという場所に行き、普段会うママ友とも、友達とも違う、働く女性。働くママ。
わたしの話を聞く前に、あすかさん自身のことをたくさん話してくれました。
同じく片道約一時間半ということに勇気づけられ、転職したきっかけを聞いて思わずホロリと涙し、言葉の端々から伝わってくるエバセン愛にほっこり。

ちょっと話を聞くつもりが、どっぷりエバセンの魅力にはまってしまい、夫に相談。もともとは、息子に何かあったときすぐに駆けつけてあげられるように、自宅近くの職場がいいよねと話していたのです。
ところがどっこい。夫にとってもまさかの展開だったと思います。

しかし夫は、「らんちゃんが心も身体も健康でいられるのが一番だよ」と。
いつも大事なことサラッと言ってくれてありがとう。

その後、あらためて面接へ。

自由な環境で働くことの責任と覚悟を、真摯に話してくれたまきこさん
仕事内容にギャップが出ないよう、一つひとつ丁寧に確認してくれたにしむさん
「なんでも聞いてね」と、どんな質問に対してもまっすぐ答えてくれた牧野さん

入社してうれしかったことは、そうしたところが面接だからではなく、普段から変わらないんだなぁということ。
エバセンは、本当にそういう人たちが集まる会社なんです。

そして、もうひとつうれしかったこと。

毎回息子(当時10カ月)もいっしょだったのですが、いつもあたりまえのように、手のあいているメンバーが息子と遊んでくれていました。
もはや親戚のおうちに遊びに来ているような、そんな不思議な感覚。それくらい、自然な光景だったのです。まさか、息子が終始ご機嫌でいてくれるとは。毎回そのことにも感動して帰っていたのでした。
あのときずっと遊んでくれていた、西山さんえがちゃんpop。本当にありがとうございました。

エバセンで働きたいと思った理由はすごくシンプルで、
この人たちといっしょに働きたいなぁ、と素直に思えたこと。

それは話したメンバーだけに限らず、その場にいたメンバーの雰囲気も含め、まるっと好きでした。
たぶん、この人といっしょにいたら人生たのしく過ごせるだろうなぁと思って、結婚を決めたときと同じ感覚。

わたしにとって働くって、そういうことだったのかもしれません。

 
▲コーポレートのチームめし。仲が良すぎてポーズまでいっしょですね。

いとしのエバセン

そんなこんなで、入社して2カ月。

入社日から丸3日間、息子の発熱で出社できなかったときはヒヤヒヤものでしたが、そこはさすがのエバセンです。みんなあたりまえに息子の心配をしてくれるのです。
本当にみんなの言葉に何度救われたことか…!
いつもありがとうございます。もうみんなに頭が上がらないわたしです。

そして、これはまぎれもない事実。
みんなが責任を持って仕事をしている。家族もすごく大事にしている。若手は仕事ができる上にやさしすぎるし、短時間で仕事を仕上げていくパパママもかっこいい。
もちろん年齢、性別、独身、既婚関係なく、みんながフラットで、とことんユーザー目線のものづくりをしている。(もういろんなメンバーがブログで言っていることだけど。本当だからわたしも伝えたい。)

そんな会社で働くことになったんです。この環境を大切にしなきゃなぁと思います。
正直わたしはまだまだで、もっと還元しなきゃ、できることもっとやっていきたい、ともがいています。
コーポレートなので直接サービスをつくることはありませんが、働き方をつくることはできます。でも思っていた以上に、みんながご機嫌に働ける環境づくりはむずかしい。人数も増えてきて、これからのエバセンに向かって、また新たに舵を切っていく時期でもあります。

これまでとはまったく違うお仕事。地図もないし、悩みに悩んでいます。
でも、遠くの方にぽっかり明るい島があって、そこでご機嫌に働くみんなの姿はイメージできてる。
悩むけど、迷うことはありません。

これからも、みんなにたくさん支えてもらうと思います。
その分、わたしができることを精一杯みんなに届けたい。
いまはまだもらうものの方が多いけれど、いつかはどっしり支えられるようになりたい。
そして、みんなとご機嫌をわかち合いながら、まいにちを過ごしたいと思っています。
いつもありがとうございます!