Yahoo! JAPANからエバーセンスへ転職した理由

2018.04.20

青野 彰太朗
エンジニア

皆さんはじめまして!

2017年12月にエバーセンス(以降エバセン)にエンジニアとしてジョインした青野です。

社内では「ブルーノ」「ブルーノさん」「しょうちゃん(けんさんだけ)」と呼ばれてます。

青野 => (ブルー)野 => ブルーノ

エバセンでは、新しいメンバーがジョインするとけいたさんが素敵なあだ名をつけてくれます。
※自然と呼ばれなくなるあだ名もあり、それはそれで面白いです笑

入社してしばらく経ってからの方がリアルな感覚でブログがかけるかなと思い、12月入社なのに今まで温めておりました。あと花粉が辛くてなかなかブログ書けなかったのですが、花粉もおさまりましたのでいざ!(言い訳)

エバーセンスに入社するまで

2008年に新卒でヤフーにエンジニアとして入社しました。
入社から4年間ほどはwebサービスの開発や運用を行い、計4つのサービスを担当しました。

2012年にローソンと一緒にスマートキッチンという定期宅配サービスを立ち上げるチャンスをいただき、2年ほどローソンに出向してました。
この時期は立ち上げということもあり、毎日遅くまで働いていた記憶があります。
色々な会社の人が混ざり合い、1フロア30人ほどで毎日働いていたので、とても楽しく、ヤフーの外に出て働くことが刺激的で新鮮でした。

この時期には「誰と働くかってとても大事だな」ということを経験として学びました。

2014年にヤフーに戻り、日本一のサービスを担当したいという思いから、ヤフオク!のアプリ開発チームに配属させてもらい、主にAndroidアプリの開発をしてきました。
大規模なサービス、大規模な組織で働くことのやりがいや楽しさ、時には難しさを感じながらも、充実した日々を過ごしていました。
みんな元気かなー。

ヤフーは1つの会社でたくさんサービスがあるし、職場環境も恵まれていますし、働く仲間も素晴らしい人が多いので、ずっとヤフーで働くのもありだなと思っていました。
一方で、
・世の中には数えきれなくらい会社があるのに、1つの会社にずっと居続けていていいのか?
・転職する同僚、起業する同僚をみて、自分はもっと挑戦しなくていいのか?
・自分の今の人生に本当に満足できているのか?
などという問いを、頭の片隅で自問自答し続ける日々でもありました。

エバーセンスとの出会い

ある日、フローレンスというNPO団体の代表、駒崎さんが社内で講演するということを知り、興味があったので参加してみました。
その講演でひとり親家庭の貧困問題や待機児童問題を聞き、社会に対する課題の大きさにショックを受けました。

メディアを通してこの社会問題は知っていたものの、どこか他人事でしたが、駒崎さんの話を聞いて、どれだけ解決しなきゃいけない問題なのかをリアルに感じたのです。
私は今二人の娘がいるので、より一層心に響いたのだと思います。

その日を境に、「自分の能力をこういう領域の課題を解決するために使おう」と思いました。
「誰と働くか」も大事だけど、「何をやるか」も大事だなと。

そこで、
・社会問題、家族の領域の課題を解決している会社
・これからも成長していきそうな会社(きちんと稼いでいくことができる)
・自分がこれまでやってきたスキルが活かせる会社
・この人たちと一緒に働きたいと思える会社
・社員が数十人程度の会社(スマートキッチンでの経験から小さな組織が良いなと)
・ベンチャーといえども転職で給料は下げたくないから、その辺をきちんと話せる会社
といった軸で色々と会社を調べ始めました。

なかなかピンとくる会社が見つからなかったので、初めて転職エージェントを使ってみることに。
そこで教えてもらった会社の1つがエバーセンスなのでした。

気軽に話を聞きに行こ〜と思って面談を受け、「お?いい会社かも」と思い、また面談を受けさせてもらい「あ、やっぱりいい会社かも!」と思い、最終面談で代表の牧野と話をしているうちに、「牧野さんの考えている会社の在り方素敵だな。。やばい」「この会社なら自分の考えてる軸が全部ピッタリだ!」と思い、入社を決めました。

即決。

即決はしたけどもちろん自分一人では決めず、後日妻に転職したいことを告げ、エバセンのブログや、牧野のインタビュー記事などを読んでもらいました。
「とても素敵な会社だと思うし、牧野さん素敵だしいいじゃん!」と快諾。ありがとう。
ちなみに妻や娘たちはこの前の会社の花見のブログにも登場してます(笑)

というわけでエバセンにジョインしたのでした。

エバセンへ入社後

入社してからはエバセンのAndroidアプリをひたすら開発してます。

iOSアプリの方が機能的に先行しているサービスがあるので、同じ価値を提供すべく日々頑張っております。まずはここから。

開発は、基本的にはプロダクトオーナー1名、エンジニア1or2名、デザイナー1名で開発を進めることが多く、スモールチームなので物事がサクサク決まってとても仕事がしやすいです。意思決定早いの大事ですよね。

エンジニアの組織としては、私が入社当時はチームに分かれてなくて、プロジェクト毎に個人で開発をすることが多かったのですが、徐々にチームに分かれて開発をするようになってきています。チーム毎にプロジェクトができ、専任メンバーをアサインして開発したり、アジャイル開発のプラクティス(朝会、振り返り)を導入したりと。チームによって自分たちで開発の進め方を決めていて、そこで得た知見をフィードバックしあっています。

まさに過渡期。

開発中は黙々とプログラミングしてますが、ちょっとした休憩でキッチンまわりでコーヒー淹れてのんだり、お菓子を食べていたりしたら、自然と人が集まって雑談してます。その時間が個人的には好きです。

写真撮ろうと言ったら集まってくれました(笑) 

最近では、テックリードのえがさんを筆頭に毎週勉強会を開催して、みんなで勉強しています。直近ではredash、AWSのLambda、SEO勉強会をしました。

ビルの二階もオフィスとして増設されたので、外部の人たちを呼んだ勉強会の会場としても使ってみたいです。

こういうことやりたい!と言ったらどんどんやらせてもらえて、失敗してもまぁOK。良い経験したねって言ってもらえる環境です。

入社して半年、まだまだ自分がやりたいことはたくさんあるので、これからもエバセンの皆と良いサービス、良い会社を作っていきたいです。

エバセンという会社

新しい会社のあり方を模索しながら成長中の会社、それがエバセンだと思ってます。

例えば、何か課題が発生したら、つい「こういうルールを作れば良いのでは」と考えがちですが、「いや、そこはカルチャーで解決できないか考えよう」と考える会社です。

サービスの数字を伸ばしたいから、つい「こういう施策すれば数字上がるのでは」と考えがちですが、「確かにそれをやれば数字は伸びるけど、ユーザのことを本当に考えたものではないから、やめておこう」と考える会社です。

エバセンのサービスを使ってくれるユーザに幸せになってもらうのはもちろん、働いている自分たちも幸せであり、その会社で働いている人の家族や友人も幸せである、そんな会社、働き方、生き方を目指していきたいと僕は思っています。

これまでは割と自分の担当してるサービスのことだけを考えながら仕事してきたのですが、働くみんなのこと、みんなの家族のこと、会社のことも考えて働くように変わってきました。

こういう会社は、ありそうで中々ないんじゃないかなと。

私はいわゆる大企業からベンチャー企業への転職でしたが、日々楽しくごきげんに仕事しています。

ブログでは書ききれない、伝えきれないこともあります。そんな私たちの会社、働き方にちょっとでも興味をもってくださった方は、ぜひ一度オフィスに遊びに来てください!お話しましょう!

写真は毎月行われるメンバーの誕生日会の写真です(笑)

ブルーノ->歌手のブルーノマーズということで、アフロとマイクをプレゼントしてくれました。
マイクは家に持ち帰ったら子供が大喜びでめちゃくちゃ愛用してます。

こういう素敵なイベントもたくさんある会社です(^^)