【18新卒の選択】自問自答を繰り返したその先に、きっと答えがある。

2018.04.23

石川 瑛子
メディアプロデューサー

初めまして。4月2日に入社しました、新卒2期生の石川瑛子です。

瑛子と書いて「ようこ」と読みます。これを読めた人にまだ出会っていません。けいたさんに「いーよー」というニックネームをつけてもらいましたが、結局そう呼んでいるのはPOPさんだけ。律儀だなあ。

さてさて。この投稿を読んでいる人はきっと、エバセンに新卒で入る人ってどんな人?なんでエバセンを選んだの?と思っている方が多いかなと思います。

なので今回は、私がどんな就活をしてきたのか、そしてなぜ新卒で入る会社としてエバーセンスを選んだのか、について書きたいと思います。

大学ではこんなことしてました

大学ではフェンシングをやっていました。大学から始めた初心者です。
昔から、みんなと同じことしても面白くないじゃん?というタイプで、小学校の自由研究やクラスの係はなんだか変なことをやっていました(詳しくは直接聞いてください)。なので部活についても、あんまりみんながやってなさそうなスポーツがいい!という単純な理由でフェンシングを選びました。

▲試合会場はこんな感じ

部活を言い訳に成績を落としたくなかった私は勉強も手を抜けなくて、部活と勉強とバイトに追われる忙しい日々を過ごしていました。

勉強するうちにだんだんとジェンダー論に興味を持つようになり、とりあえず男女平等先進国に行ってみよう、ということでノルウェーに半年間留学をしました。

ノルウェーで考えた、幸福とは何か?ということ

ノルウェーでの生活は、とても充実していました。
生活していて悩むことはあったけれど、精神的に満たされていたと思います。

日本にいた時では考えられないくらい暇で、暇すぎて、近所の森で走ろうかな…となるぐらい。
遊ぶ場所もないし、テレビもない。でもその分、勉強に集中できたし、友達と話す時間もたっぷりあったし、なにより1人でじっくり考え事をする時間がありました。

留学中よく考えていたことは、

ノルウェーの人はなんでみんな、あんなに幸せそうなんだろう?

ということでした。

▲休日はいつもこんな感じ

ノルウェー人は家族との時間をとても大切にする人たちで、夜ご飯は家族揃って家で食べるし、休日も家族一緒に過ごします。

寮の近所には湖があって、そこには日曜になるとたくさんの人が家族で遊びに来ていました。夏はバーベキューをしたり、泳いだり。冬は凍った湖の上でスケートをしたり、クロスカントリーをしたり。そんな姿を見ていたら、私も自然と幸せな気分になったし、「こんな環境で育ったら、そりゃ朗らかな大人になるよなあ」と思いました。

家族との時間がたっぷりあるから、彼らは幸せそうなのではないか。

そんなことを、なんとなく考えていました。

もやもやしながら始めた就活

留学を終えて帰国。

久々に東京で生活してみると、満員電車に漂う閉塞感・マイナスの感情に耐えられず、日本はなんでこんなにハッピーじゃないんだろう?と、悲しくなりました。

あーこんなんだったら就活なんてしないでノルウェーに帰りたい!帰国当初は、本気でノルウェーに移住する方法を調べていました。

でも人生かかってるんだから、と自分を奮い立たせて就活を始めたのです。

「やりたいこと」が分からない

就活をするにあたって、自己分析や業界分析をしますよね。私もそれらを一通りやりました。
でも、「やりたいこと」は分かりませんでした。いや、本当のことを言うと、昔から書くことが好きだったけど、書くことを仕事にするのは無理でしょ、となぜか諦めていました。

いわゆる「就活の軸」が定まらない状態。自分に向いていることが何か分からなくて、どんな会社だったら自分に合っているのか分からなくなって、業界問わず手当たり次第会社説明会へ行き、たくさん選考を受けました。

いい人たちと働きたい

とにかくたくさんの会社を見ていくなかで、次第に自分の譲れないことが出てきました。

・社会のためになる仕事がしたい
・これから成長する分野がいい
・みんなの顔と名前が分かる規模の会社がいい
・フラットな環境で働きたい(実力主義)
・自由と責任をモットーにしてる会社がいい(自分のことは自分で決めたい)
・人として尊敬できる人たちと働きたい

何をするかより、誰とどんな環境で働くか、の方が自分にとって大事だと気づきました。しかし、いざ会社を探そうと思っても、これらの条件が意外と難しかったのです。

ITベンチャーを中心に就活をすることにしたものの、あのイケイケなノリはどう考えても自分の雰囲気に合わない(まず渋谷が無理)。共感できるビジョンを掲げている会社はあるけれど、それが単なるお飾りで終わってそうな会社も多い。実力主義の会社ではみんな死ぬほど働いているけれど、私は仕事が全てとは思いたくない。

たくさんの社会人に会っても、この人は仕事してて本当に楽しいのかな?と思ってしまうことが、多々ありました。

選考がいいところまで進んでも、うーん本当にここでいいのかな?と何か引っかかることが多く、それが結局相手に伝わって、最終面接落ちをたくさん経験しました。

ここで働きたい!と思えた

私が思い描いている会社がない。こんな条件は、欲張りすぎなのかな?

心踊る会社を見つけたい…すがるような気持ちでwantedlyを見ていた時に、たまたまエバーセンスを見つけました。

「家族を幸せにすることで笑顔あふれる社会を作る」というビジョン、いいなあ。
「ゆるふわストイック」ってなにそれ、素敵。セルフキャリアパス?そんな会社あるんだ。

ホームページには、私の気持ちを代弁してくれているかのような優しい言葉が溢れていて、あーもう好き!ここしかない!と思い、話を聞きにいくボタンを押しました。

イメージ通り。そこに嘘はなかった。

オフィスに話を聞きに行って、人事の前澤さんから会社のことを教えてもらいました。そこから受けた印象は、まさにイメージしていた通りでした。

前澤さんの社内でのキャラクターは後に知るわけですが、当時、迷いまくりでどうしたらいいか分からない状態だった私に、親身になってアドバイスをしてくれました。

そして、まいさんたえこさん牧野さんとの面談。正直、雑談していただけで、一体これのどこが面談なんだろうか?と思っていましたが、とにかくお話するのが楽しくて、絶対にここで働くんだ!と勝手に決めていました。

それはなぜかというと、皆さん自分の言葉で話していて、そしてエバセンへの愛が溢れていて(エバセンのことを話す時めちゃくちゃ楽しそうだった)あー、この言葉に嘘はないんだなあと、思ったからです。
そして何より、皆さんの笑顔が素敵で、生き生きしていて、こんな大人になりたいなと思えたんです。

だから内定をもらったときはすごく嬉しかったし、迷うことなんてありませんでした。

そもそも面接の時に、面接官が自己紹介をする会社なんてほとんどなかったので、あんなにも自分のことを話してくれるのは、学生である私に対しても、一個人としてきちんと向き合ってくれる人たちなんだなあと思ったのです。

やりたいこと、が見つかった

ずっと、やりたいことや夢がなかった私が、入社式のスピーチで「日本人がもっとハッピーに生きられる社会を作りたい」なんてことを、恥ずかしがらずに言えるようになりました。教育に関するサービスを作りたい、なんてことも言いました。そして今、本当はやりたかった書く仕事をしています。今はまだ書くことだけで精一杯だけど、私はいろんなことやってみたいタイプだから、どんどんチャレンジしていこうと思っています。

エバセンの人たちは、とても温かくて、愛に溢れています。私の気持ちを、きちんと受け止めてくれます。誰の価値観も否定しないし、価値観を押し付けることもありません。

ゆるふわストイックというけれど、実際ものすごくストイックだから、正直そのレベルについていくのは大変です。でも、フラットな環境で働くことを選んだのは自分自身だから、頑張ることが苦ではありません。

素直な気持ちを忘れずに

就活中は人生についてものすごく悩んだけれど、考え抜いたおかげで自分が大切にしたいことに気づくことができました。エバーセンスに出会って、ここで働く!と直感で決められたのも、自分の中で、こんな会社がいいと明確にイメージできていたからだと思います。

新卒でベンチャーに入ることに不安は全くなかった、と言うと嘘になります。でも、こんなにも新卒を大切にしてくれている会社は他にないと思ったし、なんだかものすごくワクワクしたから、そんな不安はどこかへ行ってしまいました。

なんとなくここが好き!楽しそう!という自分の素直な気持ちを、大切にしてください。その気持ちには、必ず理由があるはずです。それを一つ一つ丁寧に考えていけば、自ずと進むべき道が見えてくると思います。

少しでも、エバーセンスで働くの楽しそう!と思った人がいれば、ぜひ話を聞きに来てくださいね。