こんにちは、エンジニアの田中です。
求職者の方に「エバーセンスのエンジニアは勤続年数が長い」とお伝えすることがあり、改めて計算したところ平均4.6年でした。(※1)。おかげさまでプロダクトが増えたり、組織が変化したり、技術スタックが移り変わったりと、エンジニアにとってのマンネリは少ない環境と思いますが、それでも新鮮な目で物事は見れなくなってきます。
そんなこともあり、今回は先日入社してくれた兒玉(こだま)さんに入社2ヶ月たってエバーセンスってどう?とインタビューしました。エバーセンスのエンジニア組織の良いところも、いまいちなところも、解像度高くお伝えできるといいなーと思っています。ブログ読んでみて、話を聞いてみたいと思ってくれた方は、こちらから遊びに来てくださいね。
話し手:兒玉 晋(エンジニア)
聞き手:田中智章(エンジニア)
(※1)2022/4/1時点。中央値は5.1年。細かく公開しないが、だれかしらの勤続年数が長いわけではないです。
モバイルエンジニアとして高みを目指す
――簡単に自己紹介をお願いできますか。
兒玉:はじめまして、兒玉です。前職は、受託系の企業でモバイルエンジニアとして働いていました。
組織で初めてのiOS開発・Flutterを使った長期間のプロジェクトなど、色々なチャレンジをしながら、約7年在籍しました。
――ド定番の質問ですが、エバーセンスに興味をもったきっかけを教えてもらえますか?
兒玉:前職では、モバイルアプリ開発においてチームの中心となり働くことができました。
その分技術的なフィードバックを受ける機会が減ってしまったり、同じ案件が続きマンネリ化してしまった、という課題感があったんです。「まだまだ技術力を伸ばしたい」、「サーバーサイド等、さらに広い分野に携わりたい」という希望もあり、転職活動をはじめました。
色々情報収集するなかで、求人サイト経由でエバーセンスから声をかけてもらったのがきっかけですね。
――兒玉さんの技術力や指向性があれば、よりtechな企業も選択肢にあったと思いますが、どうしてエバーセンスを選んでくれたのでしょうか?
兒玉:え、そんなことないですよ(笑)。技術力もまだまだだと思っています。
エバーセンスを選んだ理由ですが、
- 希望しているモバイル開発に携われそう
- 技術的な相談ができそうなメンバーが多そう
というのが決め手で選考に進ませてもらいました。技術的な相談に関しては、面接をしてくれた竹尾さんやQiitaの記事を見て判断しました。
――Qiitaを見てくれたのは嬉しいですね。実際に入社して2ヶ月立ちましたが、期待してくれていたモバイル開発や技術相談はできていますか?
兒玉:はい。特にiOSは独学だったので、竹尾さんや岡本さんからフィードバックをもらえる環境はとても嬉しいです。レビューを依頼すると、次々にコメントがついたり、こうしたら?とフィードバックをもらえるのはとても新鮮ですね。
まだ入社2ヶ月(※2)ですが、ninaru(iOS / Andorid) や ninaru baby (iOS / Andorid)の開発に携わっています。いろいろなサービスやアーキテクチャに触れることができて楽しめています。
(※2)エバーセンスでは、エンジニアのキャッチアップ期間を2〜4週間設けています。その後、案件対応をしていきます。
▲レビュー依頼はslackで依頼。空いている人みんなで見る、という形で回しています
事業会社ならではの洗礼も…!
――入社するにあたって不安はありましたか?
兒玉:入社までに、面接してくれた方が退職されていたり、田中さんが子会社のDanRanを設立されて取締役として出向したり、いろいろと状況が変わっていた点が不安でしたね。結果的には田中さんは同じオフィスやslackにいたり、退職された方は円満退職だったりと、全然問題なかったのですが、当時は転職して大丈夫か(笑)と思っていましたね。
また自分でいうのもあれですが、底辺コミュ障を自覚していますが、エンジニア含め社内の方のコミュ力が高いのか、喋りやすい人が多くて助かっています。
――たしかに喋りやすい人は多いですね。実際に入社してギャップはありましたか?入社歴が浅いからこそのコメントを期待したいです(笑)
兒玉:事業会社ならではだとは思うのですが、長年作り上げてきたコードには、歴史と苦労が詰まっていると感じています(笑)。ちょっとした機能追加で、アプリ全体に不具合が出てしまったときは焦りましたが、逆境は好きで逆に燃えました。
こうしたこともあり、竹尾さんから技術負債を返すため活動工数をもらって色々と直しています。まだまだ直す部分はたくさんあるので、リファクタリングが好きな人には向いている環境だと思います。
▲2022.04時点エンジニアの出社は週1回程度。貴重な社内での作業風景。
提案や議論がしやすい環境。自社開発未経験でもなんとかなる!
――今後の意気込みを教えて下さい
兒玉:モバイル志望で入社したので、まずはモバイル開発をしっかりやっていきたいですね。5月から新規事業にアサインされる予定で、Flutter採用予定なので、そこも頑張りたいですね。
それ以外には、モバイルアプリの実機テスト効率化にも取り組みたいと思っています。エンジニアチームは隔週で振り返りを行っているのですが、些細な悩みを共有したり、アクションを提案できたりするのはとても良い体験です。
実際に入社歴の浅い僕でも、モバイルアプリの実機テスト効率化の提案ができていますし、とてもオープンなチームだと思います。提案した内容はKPIのAction項目になりました。提案時に、なぜ今までしていなかったのか?など、きちんと理由を説明してもらえたのも良い体験でした。
▲オンラインではMiro、オフラインでは付箋をつかったふりかえりをしています。
同じ靴を連続ではかない…ってなんでしょうか?(笑)
――最後に一言いい感じにお願いします!
自分自身、自社開発未経験でしたが、なんとか2ヶ月生き残れました。
もちろん今までと考え方を変える必要はありましたが、おかげさまで話しやすい環境で、技術も伸ばしていけそうです。プロダクトを良くするために、みんなが対等な立場で分け隔てなく意見できるのもいいですね。
Webエンジニア、モバイルエンジニアも引き続き募集中とのことなので、是非話を聞きにきてもらえたらと思います。自社開発未経験で心配という方でも、意外となんとかなるので(笑)、カジュアルに話を聞きに来てもらえたらいいと思います。
まとめ
今回始めての試みで、逆境に燃えるタイプのエンジニアである兒玉さんに入社後の様子をインタビューさせてもらいました。
兒玉さんも話していた通り、22年度は新規事業をいくつか予定しておりエンジニアも絶賛募集中です。気になったことがあれば、カジュアルにお話しましょう!
応募お待ちしております!