セミナーで話をして、プロダクトオーナーとしていま思うこと。

2016.12.07

西山 修
エンジニア

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こんにちは。エンジニアの西山です。
先日、誕生日を迎え社内で美味しいケーキをもらい、お祝いして頂きました。
みんなありがとう。

私はエンジニアでもありながら、妊娠アプリのninaruのプロダクトオーナーもやらせてもらってます。
新規サービス立ち上げ時に、どんな事を考え、何が大切で、どう実行したか、企画フェーズにおける知見を、セミナーでお話させて頂く機会がありました。
この機会を作って頂いた、Aquent社の皆さまへ改めてお礼を申し上げます。

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当日は、ディレクターの方をはじめ、エンジニア、デザイナー、社長さんなど色々な職種の方が集まって頂きました。
皆さん非常に熱心に聞いて頂いて、また色々な質問や議論が出来てとても刺激となる体験になりました。

このセミナー資料を作りながら、ninaru立ち上げのときの事を色々思い返していました。
セミナーでは、さも上手いこといったように話しましたが、それも振り返って言えることであって、当時は迷って、悩んで、作り上げた機能の半分を捨てたり(これがよかった)、決して平坦でも、信念を貫いたわけでもありませんでした。

これらの経験を通じて、いま大切にしたいなぁと思うことは、

「意見をフラットに受け入れること」

つい「私の意見が正しい」「私がオーナーだから」と思ってしまうことがありました。
これは私の中にあるエゴでした。誰が言ったかなどプロダクトやユーザーには関係ない話です。
「何が良いか」このシンプルな基準で判断すべきなのです。

とはいえ、多数決で決めるという話ではなく、他人の意見を一旦取り入れてフラットに判断する。
そういう事が大切だと思うのです。これは簡単のようで、非常に難しい。
今もまだ十分にできているとは思っていません。

プロダクトオーナーといえど、私が一人が考えていることなど、たかが知れているのです。
だからこそ、これからもエバーセンスのメンバーと一緒に、アイデアや意見を出し合いながら(そういう文化があることがありがたい)、
より良いプロダクトやサービスを作っていきたいなぁと、改めて思っています。